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【ブルベ走行録】パーマネント長洲~多比良200km(多比良発)

2024年2月23日、ランドヌール熊本管轄のパーマネント長洲~多比良200kmを走ってきました!


ルート概要

前回のパーマネントと逆方向。
相違点はほとんど無く、認定距離は前回より1km多い208kmだ。

▼前回の走行録

出走日時決定まで

出走日は、雨され降らなければいつでも良いと考えていた。適当な週末に指定しておいて、前日の天気チェックで日時変更の判断・・・ということにしていた。
1週間前の予報では雨マークだったけど、前日には好転してたのでそのまま出走することにした。
今回のポイントはどちらかと言うと時刻だ。23:00に指定した。夜間走行はリスクを伴うがメリットもある。今回はそのメリットを重視した。

※夜間走行のメリット&デメリットについては別の記事を書く予定だ。

スタート地点まで

自走も選択肢として考えたが、なんとなく面倒だったので輪行した。ランタンフェスティバルの期間中だったので、長崎から諫早までの区間はかなりの混雑で、輪行袋に入れてあるとはいえ自転車が邪魔になるほどで、申し訳なかった。
ただ、輪行して大正解だった。とんでもない向かい風の中を走るところだったからだ。

スタート~PC1

スタート地点のローソン国見多比良港店でいつものようにレシートを受け取り出発。
それにしても夜なのに猛烈な風。追い風なのでさほど踏んでいないのに余裕で40km/hオーバー。途中、国道251号のアップダウンでスピードが落ちつつも、2時間16分で50km地点のPC1に到着。早くも1時間の貯金ができた。この区間は路面も悪くないのでとても快適に走れた。

そういえば、スタート直後にランドヌールっぽいサイクリストとすれ違った。反射ベスト着てたし、ライトも明るいものを装備してたし。逆回りのパーマネントのゴール直前かな?いずれにしても手を挙げて挨拶しただけで言葉は交わさなかったので、本当のところは不明だ。

PC1の長崎県庁
長崎市の中心部、中央橋交差点。ランタンフェスティバル期間中もさすがに0時を過ぎると静かになる。

PC1~PC2

ここまでずっと北西の強風の中、西へ西へと進んできたが、ここからは一転して北上する。長崎市内の大動脈である国道206号を走ってゆく。
日中はとてつもない交通量なので、まず走らない道だ。しかも路線バスの通行が多いせいか、これまた舗装状態が酷い。それと、深夜時間帯の特徴でもあるが、やたら道路工事をしている。突如車線数が少なくなるので注意が必要だ(交通量は確かに少ないが、皆無では無いからだ)。ちなみに、このクソ舗装は隣の時津町までずっと続いている。

時津町左底郷のセブンイレブンでトイレついでに食料購入。60km地点で最初の補給。脚を止めているとみるみる寒くなるのでさっさと出発する。買ったおにぎりは走行中に食べる。

時津町のロードサイドショップ街を抜けると、西海橋までは集落と集落を結ぶ海沿いの道になる。街灯も少なくなるが、当日は月明かりがかなり明るく、真っ暗になることは無かった。月明かりは夜間走行をする上で意外と大事。

86.2km地点で2つめのPC、長崎オランダ村・・・のバス停だ。貯金はさらに増え1時間25分。だが、強い向かい風区間なのでグロス平均は落ちている。提出用の撮影を済ませて先を急ぐ。

暗闇の中での撮影は意外とコツが必要

PC2~PC3

PC2を過ぎて西海橋を渡り、116km地点でコンビニ休憩。ここでもおにぎりを3個購入。
再スタートしてほどなく有田の中心部に入るが、途端に強烈な睡魔に襲われた。前日の睡眠が足りなかったか、補給が足りなかったか・・・と思案するものの眠いものは眠いのでたまらず歩道に停車。自転車に股がったまま1分ほど目を閉じる。ちょっと目が覚めところでリスタート。うーん、最近オーバーナイトでもあまり眠くならなかったんだけどな~。

有田を抜けて武雄市に入り、地味に長い登り区間が続く。峠から少し下ったところ129km地点で最後のPC、道の駅山内だ。時刻は5:55。まだまだ真っ暗だ。

気温は5℃まで下がり、さすがに寒い。

PC3~フィニッシュ

武雄の中心部まで10kmほど下ると、眠気と寒さだけではなく空腹も感じてきたので、少しルートを外れるがすき家に入店。138km地点にしてしっかり休憩することに。

牛丼大盛り味噌汁卵セット
味噌汁がめちゃめちゃ身に染みる

すき家でお腹も心も満たされてホクホク状態でリスタート。外はすっかり明るい。フィニッシュまで70km。一気に行きたいところだが、まだまだ向かい風なので1回休憩は必要そうだ。

夜が明けても曇っているので薄暗い

佐賀市東与賀町のコンビニで10分ほど休憩。そろそろ進路が南向きになるので追い風に期待。晴れてきたので景色写真も取りつつ進む。

柳川名物の川下り

柳川市内以降は完全な追い風になり、ハイペースで行きたいところだが、大牟田の市街地で信号に引っかかりまくる。各駅停車状態。こればかりは仕方ない。我慢しつつ荒尾の郊外まで進むと徐々に信号が少なくなってくる。30km/hオーバーで快調に飛ばし、長洲町に入るとほどなくしてフィニッシュ。時刻は10:55、所要時間は11時間55分だった。

フィニッシュ後

有明フェリーでスタート地点の多比良港まで戻った。
三連休の中日だからか、特に自動車がかなりの台数だった。車両甲板がみっちり満車になっているのは久しぶりにみた気がする。
45分間の乗船中に食事したり仮眠したり、写真を撮ったりした。渡り鳥のカモメが飛来している時期で、この日もたくさんのカモメが船の周りを飛んでいた。
また、対岸に見える雲仙岳がうっすら雪化粧で大変美しく。しばし見とれていた。

渡り鳥のカモメ。船内では「かもめパン」が販売されており、デッキでカモメたちにあげることが出来る。結構人気。
対岸の雲仙岳が美しかった

下船後、輪行するか思案。自宅までは55kmなので3時間ほどかかる。輪行なら楽だけど、諫早~長崎が激混みでゆっくりできないのは間違いない。かといって諫早で輪行解除して走り出すモチベーションはない・・・とか色々考えて結局自走で帰った。幸い追い風だったので2時間半ほどで長崎市内へ。

と、ランタン渋滞忘れてた・・・!
ありえないくらい混雑してたけれど、何とか帰宅。やれやれ。

これでパーマネントの完走距離は今年度で1120kmになり、SPRまで残り80kmだ。
完全に射程距離だけど、3月はBRM2本とフレッシュの計3本にエントリしてるので、パーマネントは4月以降かな。
今週末の200kmは極寒になりそうなので、ちゃんと準備して行きます!


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