BackGammonFestival2024の感想

 日本選手権の参加費がタイトルホルダーが半額になっていましたが、これは、例えば名人のプライズが発表されるときに日本選手権の参加費が半分になるとか公表されていたでしょうか? されてないとすると主催者側が勝手にプライズを上乗せしたと見るのが一般的な見方だと考えます。主催者の友人や主催者自身が参加する際に、お手盛りで参加費を半額にしたと受け取られかねない。私は(例えば)名人の日本選手権の参加費を半額にする必要はないと思いますが、社団法人後プライズの確保に苦労され苦肉の策だとしても、名人戦のプライズとして予め公表されているものでないものを後から付け加えると、「お手盛り」批判をかわせないのではないかと心配です。
 今回の地域対抗戦も「(負けて)暇になってしまった人」対策として有効だと思いましたが、王位戦の例会対抗戦と比べ、みなさんの盛り上がりに欠けたと感じます。それは、普段顔を合わせている例会のメンバーのように団結感なく、誰が味方で、いま自分のチームがどの順位なのかもわからず、表彰対象がMVP個人なので、「団結」や「共感」に欠けたせいではないでしょうか。この運用であれば、NordicOpenや世界選手権のRedemption Eventsのような企画の方がよかったかな。「2日目はエントリーフィーを払えば何度でもエントリーでき、3日目からはリエンリーのないトーナメント」にしたほうがよかったのではないかと思いました。
 全体としては、素晴らしい運用で柳実行委員長に今回も感服いたしました。上記2点だけが「惜しい」と感じました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?