【大人の趣味の見つけ方～あの頃やりたかったことを今やる素晴らしさ～】
「趣味は何ですか？」と聞かれると答えに詰まってしまう。
休日にやりたいことがなくて、ついボーっとテレビだけ見て終わってしまう。
定年後に何をしようか考えると面倒になってくる。
といった「趣味」や「やりたいこと」に関する悩みを、もしあなたが抱えているとしたら、子どもの頃を思い出してみてはいかがでしょうか。
この記事では、趣味が無くて困っている方、趣味の見つけ方を知りたい方に向けてのヒントとなるような私自身のお話をまとめてみました。
是非最後まで読んで「趣味探し」の一歩を踏み出してみてください。
＜音楽の夢、ふたたび＞
私は、まだ若かりし10代の頃にカラオケで歌うと褒められることが多く、自分の歌に自信をもっていました。
歌うことが好きだったのもあり、ボーカリストを目指し、音楽を学ぶために専門学校への進学を考えたこともありました。
しかし、この当時は「歌手になりたい」とか「アーティストになりたい」なんて、現実離れしたビッグドリームでした。
なんとなく周りに伝えるのが気恥ずかしいような気がして、誰にも何も言わずに諦めてしまいました。
しかし、今のこの時代、華々しく芸能界デビューしなくても、歌い手として活躍している人がたくさんいます。
名も無いボーカリストさんが動画投稿サイトに自分の歌を投稿し、活動している姿は、過去に夢を諦めた私の背中を押してくれました。
「もう一度やってみようかな」
こうして、私は趣味程度でボイトレに通い始めました。
やってみると楽しくて楽しくて、私はすっかり歌にのめり込んでいきました。
こうして、私は趣味程度でボイトレに通い始めました。
やってみると楽しくて楽しくて、私はすっかり歌にのめり込んでいきました。
そしてなんと、今年3月にオリジナル曲を作り世に出すことができたのです！
認知度を上げるには、まだまだ時間がかかります。しかし、諦めた若き日の夢を叶え、趣味の域を超えた活動を実現するに至った、この経験は私にとって非常に大きなものとなりました。
＜やりたいことが次々に＞
この体験をきっかけに、MVイラストのストーリーを作ってみたり、絵本の制作にチャレンジしたりと、趣味を広げていきました。さらに、シェア畑でじゃがいもを作ったり、お菓子教室・ピアノ教室に通ったり色々な新しいことに挑戦するようになりまし
た。
ひとつのことに熱中すると、そこから派生して色々なことに興味をもち「あれもやってみたい、これもやってみたい」と思えるようになります。
この「～してみたい」という気持ちはとてもポジティブなもので、前向きにイキイキと人生を歩む原動力になります。
私にとって、「～してみたい」のきっかけは歌でした。
時代の流れとエンタメ業界の変化が、私に夢を思い出させ、一歩踏み出すきっかけをくれたのです。
このきっかけを掴んでしまえば、あとはどんどん夢が膨らみ、やりたいことが増えていきました。そして新たなことにチャレンジする度に、ワクワクとドキドキが心地良く私を刺激してくれるのです。
＜趣味がない・見つけられないという方に＞
趣味がない、趣味を見つけられない、と悩んでいる人は実は少なくありません。
博報堂生活総研が独自におこなった調査により発表される「生活定点」によると、「自分は無趣味である」と答えた人の割合は2020年の調査結果で26.2%でした。
東洋経済オンラインでも「無趣味になっていく日本人」という記事が発表されています。
日本の会社の現状として、働き盛りの世代は仕事一色になりがちです。男性も女性も、仕事、家事、育児などに追われ、一時的に趣味から離れざるを得ない状況下に立たされることが多いです。
忙しい日々を必死に生きているうちに、いつの間にか趣味を忘れ、やりたいことを見失い、気付いた時には無趣味、無気力となってしまう……
それは、ある意味で無理もないことなのです。
そして急に休日ができたり、あるいはリタイアした後、子育てが終わった後に、時間を持て余し、ぼんやりと時を消化するだけとなってしまう……
趣味を見つけたくても、いまいちしっくりくるものが無い、興味が湧いてこない、という悩みもあることでしょう。
そんな方は、子どもの頃、若かりし頃を思い出してみてください。
過ぎ去った過去の自分を呼び起こし、頭の中、心の内を覗いてみてください。
何か、目指していたことや、抱いていた夢はないですか？
周りに打ち明けるのが恥ずかしくて諦めてしまったことはないですか？
もう一度、その夢を思い出して、一歩踏み出してみると、ワクワクするような興奮があなたの身を包み、新しい世界が急に開けるかもしれません。
これが、大人の趣味を見つける方法のひとつです。
趣味が見つかったら、是非その趣味を始めてみてください。
でも、趣味を始めるにはお金がかかりますよね？
私自身、ボイトレを受けるのにも、曲を出すのにも、それなりにお金をかけました。
やりたいことをやるためにはお金が要る、これは当たり前のことです。
折角見つけた趣味、やりたいことを心から楽しめるように、お金の使い方についての記事も投稿しようと思います。ご興味ありましたら、是非読んでみてください。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
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