見出し画像

【乗車記】愛乗タクシー(津軽中里駅~奥津軽いまべつ駅)に乗った話

みなさんこんにちは。今回はタイトルにもあるように津軽中里駅と奥津軽いまべつ駅を結ぶ「愛乗タクシー」の乗車記録です。インターネット上に情報があまりないので、参考になれば幸いです。

愛乗(あいのり)タクシーとは

津軽中里駅~奥津軽いまべつ駅を結ぶ予約制乗り合いタクシー。津軽線代行輸送の「わんタク」とは別物。北海道新幹線開業時に弘南バスによって運行を開始した「中里駅前~奥津軽いまべつ駅前線(あらま号)」の代替交通。中里タクシー(中泊町)と奥津軽観光(今別町)の2社によって運行されている。

料金:2,400円(大人 津軽中里駅~奥津軽いまべつ駅)
※参考:通常のタクシーだと1万円(2020年時点)
所要時間:約50分(夏季)
運行時間帯:06:00~23:00(奥津軽いまべつ駅の始発から終発時間に対応)

キャッシュレス決済の利用には注意が必要そうだ。予約管理者さんに伺ったところ、津軽中里行きはクレジットカードと電子マネーが使用できるが、奥津軽いまべつ行きは現金のみだそうだ。(電波状況によっては使えない場合もある。)


https://www.town.imabetsu.lg.jp/news/kankou/files/ainoritaxi.pdf

乗車方法

事前予約制のため乗車日の前日17:00までに予約を済ませておく必要がある。予約サイトと電話のどちらからでも予約をすることができるが、電話の場合は予約受付時間に注意が必要だ。電話予約先である「道の駅いまべつ半島ぷらざアスクル」の電話番号はサイト内に書かれている。

予約サイトにて申し込みを行うと申込番号、乗車日時、乗降場所、乗車人員の書かれたメールが送信される。また、前日にも予約管理者から再度乗車の案内のメールが届く。それには、出発時刻と相乗りになる場合はその旨が記載されている。

乗車記

津軽五所川原駅からストーブ列車に乗ること45分。列車の入れ替えを見ていると愛乗タクシーの出発時間が近づいてきた。今回乗車するタクシーが中里タクシーによる運行だったためか、中里タクシーの建物の前に運転手と車が止まっていた。車には「愛乗タクシー」と書かれているため特に迷うことはないだろう。

google mapより

国道339号線、県道12号線、県道14号線を通って奥津軽いまべつ駅に向かう。県道12号線の区間では電波が入りにくい区間があるので注意が必要だ。予約が無い場合も乗降場所に指定されている場所を経由しているようだ。

津軽中里駅から奥津軽いまべつ駅までおおよそ35km。45分ほどで到着した。路肩には雪が残っているものの、路面にはほとんど残っていなかった。そのためか、今回は冬季ではあるにもかかわらず夏季と大差ない時間で到着できた。運行管理者さん曰く、冬季は長くて1時間10分を見込んでいるそうだ。(雪の状況次第であるため保証はできないものの、実際には1時間くらいで到着するとのこと。)

本州唯一のJR北海道の駅

最後に

津軽鉄道は津軽五所川原駅にて五能線と接続するのみのいわゆる「盲腸線」ですが、津軽中里駅から奥津軽いまべつ駅まで愛乗タクシーでワープをすることで効率的に津軽半島を周遊できるかもしれません。情報に誤りがありましたら、ぜひ指摘していただきたいです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?