基本的に性悪説◆弁証法による止揚(アウフヘーベン)は、基本的な脳の働きを説明している

あのさー、オイラは国文科卒の民俗学徒なんで、哲学という分野に関しては素人なんですよ。
だけども、弁証法と同じ様な事柄を大学1年次の講義で習っているのですわ。

【色は匂へど散りぬるを】というのがあるよネ、アレもヒトが脳内で思案を巡らせて結論を出す仕組みを解説した短文なのだ、と習いました。

思案する時には誰もが無意識的に脳内で同じ働きを廻していて、半目で座禅組んで瞑想するスタイルを限定するための手順という訳じゃない、つまり、座禅や瞑想そのものも、特殊な悟り(覚醒?)を開くためのオカルティックな手法なんじゃない、という事でもあるんだけどさ。
こういう事はいちいち意識してないから気づかないだけの事で。

まず、そういう事実がオイラ19歳の時にあって、そこから数十年経過してネット時代に突入してからの事なんだが、作家・田中康夫(ヤッシー)氏のニコ生やYouTubeチャンネルをヲチしていたら、ここ数年で、弁証法が何を示すのかという解説が何度かあった訳です。
細かい事は今ちょっと思い出せないけど、弁証法を複数人で運用するのが民主主義のスタイル、という田中康夫氏の指摘は確実に複数回あった。

そして、10年ばかり前の記憶に戻ってみるとですね、漫画家の香山哲先生という方の漫画作品で「香山哲のファウスト」というのがあって、オイラはそれを少年ドグマ連載中リアルタイムで幾分か読んでいたから、という事をたまたま思い出したので、先ごろ電子書籍(Kindle)版で買い直して再読してみるとですね、現行の2巻終わり辺りに、弁証法で物事を考えて中長期的な結論を出し、それに沿った暮らしを送る、という事の説明が図と文字で解説されてる訳ですよ(漫画だから)。

あああー、ヤッシー様の仰りを香山哲先生が図解入りで説明してくれてたんだ!!って思ってネー、すっごく腑に落ちたよ。
そして、大学1年次で習った【色は匂へど散りぬるを】の事も同じだと思い返して、更に腑に落ちた訳です。

ヒトの脳内の仕組みは同じらしい、何が平等なのかと云えば、そこの部分は正に同じ仕組みで揃っているんだから、スタート地点の条件としては丸っきり平等な訳ですよ。
そんなら、脳を使いこなして何がしかを先に進める事が誰にでも可能か否か?という問いが出て来て当然なのだが…これはもしかして、ヒトの性悪説を乗り越えるのに使えないモンかな??
•́ω•̀)?

――ごめん、こっから先はまた後で加筆するわ――
――チョックラ力尽きたw――

あと、【色は匂へど散りぬるを】の説明が知りたいだとか、何かその手のリクエストあったらコメ欄に書いて下さると、ワイ将助かるよ。
これ系の話題はPeriscopeで録音&公開してるし、Periscopeアプリのサービスが2021年4月1日に終わってしまうから、向こうで作った録音を文字起こしして他所へ移植するという作業を、どうせいずれやらなくちゃいけないしさぁ。


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2020年12月27日初版発行
©️夙谷稀

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アテクシは一介のサブカルクソ野郎で結構で御座いますよ。