全てがマウント取りではないやね、そして選択するセンスが唐突に変わる事もある。

実は、道具選びのセンスと云う部分が熟れて来ない事には、物選びの選択肢も間違いを踏み易いのだ。

何がしか得意分野を持とうと決め、到達点までの千本ノックを幾つか実行した者でないと、岡田斗司夫氏の言い分に同意しづらいのだわ。

読書で千本ノックする者は、読解の要点を先達に学んで吸収度合いを高め、その結果、難解とされる書籍を読みこなすよう成長するし、それら書籍を携えていたとしても、当人にマウント取りの意図は無い。

今さっき道具と言ったが、武器防具薬草エリクサーなどRPGアイテムに置き換えて想像すれば、ちっと判りみが増すかな。

あ、因みにですね、青年マンガ「へうげもの」に出てくる【すきしゃ】と云う独特の価値基準あるね。
アレは何か説明すると、仕事に密着した道具使いと道具選びとを突き詰めた結果たどり着く、【あまりにも高貴な通好み】の位相なのよ。
そこまで行くと、彼らのセンスが部外者に判らない事だらけとなる。
つまり、専門性が高すぎて万人に通用しないレベルまで到達しちゃった、と云うことだぁね。

…しかし10代ではまぁだ判らんだろうよ、この手の事柄は。
(^_^;)

アテクシは一介のサブカルクソ野郎で結構で御座いますよ。