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はっぴーばーすでい

今日は私の誕生日。
昔からこの日が大好きで、
9月20日ってほんとうにあらゆる点から
完璧にすてきだとおもう。と未だに思っている笑

「あんたが生まれたとき、ほんまに滝のように涙がでるんじゃーっておもって、世界が全部あざやかに新しくなった、変わった、あんたは私の人生を変えたんよ」
体の、よっしゃ~~生まれてきたぞ~~やった~~、って言う感覚と、間違えて天使を産んでしまったと真剣に周りの人に相談した母の言葉を、自分の丸ごとで覚えている。

この季節の、風が透明になってきて、
ふと通り抜ける感じ、
黄金の稲穂をなでて渡っていく感じが本当に好きなのです。
小さい頃は、母と妹弟が「稲刈りとstaphyの誕生日、どっちが早いか競争!」といって保育園の道途中にある田んぼを一緒に見ていたなあ。
大概私の方が早かったけど、何度か負けたこともある。
風の中の透明なものを、どこまでも見送っていた。

もちろん、楽しいことだけじゃなかった。
一番つらかったことは話せないのは、
みんなそうだとおもう。

そんなものたちから生き延びて、
そんなものに侵されずに世界が好きな自分が嬉しい。
その生き延びるための根っこのようなもの、魂のささえが、今日この日の歓びなんだ。

これからもどんなことがあっても、
奥底にきらっとひかるかがやきをみていたい。
瞳をそらさずに。
どんなに絶望するようなことがあっても、
人生がつらくなっても、
私はそれだけは手放さないだろう。

生まれてきてよかった、生きてこれてよかった。
その幸運と、世界の大きな愛に、ほんとうにありがとう。

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