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一人一人のテリトリー

久しぶりに思う事があったので自分の思考と感情を記録してみる。


私は『西野亮廣エンタメ研究所』というオンラインサロンのメンバーで、揉みほぐしというリラクゼーションの1部を仕事にしています。
最近ではイベント会場でハンドケア『おてやすみ』をしながらちょっといいことしてるんちゃうの?というイメージ作りをしたりしています。手にしても、体にしても、自分自身の『手』を通して伝わるものが必ずあると信じて今日も明日も誰かの体と心にaccessしています。

自己紹介的なモノはこの辺りにして。
どんな人も『テリトリー』が存在していると思っています。
そのテリトリーは置かれている立場によって範囲が決まってくるのだとは思うのですが、それは『個性』であり『得意分野』と言い換えることもできるのかな?と。
年齢を重ねると、自分の持つテリトリーの範疇外のことに対して受け入れたり飛び込んだりする事が億劫になってしまいがち。
そこには心の声や感覚はフルシカトで、『常識』『前例』『安定』etc..色々な理由で【諦める】ことを選択。
とは言え『よっしゃ!いつでもバッチこーーーい!!』の状態が365日24h体制で続く訳もなく(むしろ続く人は化け物級)、体も心も受け入れるどころか今!Now!をウルトラマンのカラータイマーのようにピコンッピコンッ!!と鳴らしながら何とかこなして眠りにつく。なんてことだって長い人生生きていればあるはずで。
その状況が嫌で何とか打破したくてもがいてもがいてとにかくもがく。
あーでもないこーでもないとTry&Errorを繰り返し、一生懸命消化するためになんとか力技で【自己完結】に持ち込む。この状況が続くと、心に蓋をすることが増えて、見て見ぬふりをする。『まだ大丈夫。まだイける。』でも気付いた時にはその蓋はとっくに締めることが出来なくなっていてついには溢れだしてしまう。
得意だった力技の【自己完結】が使えなくなっている。ここまで来ると人はとても脆くて自分自身が保てなくなる。
よく言われるガラガラと音を立てて崩れ落ちる「瞬間」が訪れる。

守りたいものは何???

大体の人が成人ともなると『働く』ことを余儀なくされる。
労働を賃金に変え、より良い暮らしにする為に。
そうこうしているうちに、「仕事」「家庭」「子供」「プライド」etc..守るものが増えていく。背負うものが増えていく。自分の体や心や時間を対価に守るものに鎧を着せていく。
ここで初めの『テリトリー』に話が戻る。
時間をかけて高価な鎧を着た「守るものたち」は容赦なくテリトリーを狭めていく。
視野が狭くなり、誰にも何も吐き出すこともできず必死に飲み込む作業の始まり。
「守りたい」と願うものと「守るべきもの」とは大きな違いがあって、不思議なことにいつの間にか混同してしまう。
だから聞いてみる。
自分の心に。


それ、本当に守るべきもの??? あなたの周りに何も吐き出さないの??? それってしんどくない???


終わりに。
ここを読んでくれているあなたは恐らく身近に頼る人がいて、あなたの不安に気付いてきにかけていると思います。
弱ったあなたを受け入れる為にあなたからのアクションを待っています。
少しだけ。
ほんの少しだけでいい。
弱ってしまったあなたをさらけ出してみてください。
年齢が邪魔ですか?
性別が邪魔ですか?
プライドが許しませんか?
あなたの守るべきものはなんですか?

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