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【インターンシップ参加学生が企業を紹介!】株式会社エスジーズ編

 今回は、美保テクノス株式会社とエスジーズ株式会社のパッケージ型インターンの取り組みとして、noteを用いて企業紹介の記事を作成しました。

本記事の執筆者は、今回のインターンに参加した関田伊織、吉田真唯、池田颯人の3人です。

会社の概要

 「株式会社エスジーズ」は、建設コンサルタントを生業としています。
 
 同社は、鳥取県米子市に本社を置き、他に四つの支店・営業所を持ってます。主な沿革としては、昭和51年5月に株式会社サンイン技術士センターとして設立されました。「サンイン技術コンサルタント株式会社」を経て、令和3年8月に「株式会社エスジーズ」となりました。
 
 「“環境が変われば、自分が変わり、そして会社が変わっていく”」という理念のもと、常に変革に挑戦しています。近年では、建設業にICTを導入しようと会社内にICTチームを起ち上げ、取り組んでいます。
 
 今回は、「株式会社エスジーズ」の社員さんに会社の魅力や近年積極的に取り組まれているICTに関するお話をお聞きしました!

入社のきっかけ

 建築業界を選んだ理由や、企業選びのヒントを探るために、5人の社員に入社のきっかけを聞いてみました。

 生き物の調査に興味があり地元の東京で生き物の調査を行っている会社を探したが、調査地が遠方になってしまう会社が多く負担になってしまうと考えました。鳥取は、すぐ身近に自然豊かな地域があるため、魅力的に感じました。また、出張はありますが転勤がなく、人生設計を立てやすいと思ったため、(株)エスジーズを選びました。(環境チーム 陣内将清さん)

 グリーンレーザーを導入したドローンを用いた業務が、西日本初の取り組みであり、魅力を感じました。(測量チーム 前田謙太郎さん)

 初めは、防災に関わる仕事がしたいという思いがあり、島根大学で総合理工学部地球資源環境学科に所属していました。そして、卒業後について考えたとき、大学で専攻していたことを活かせる仕事をすることができ、設備が整っているエスジーズに魅力を感じたため、入社を決めました。(地盤チーム 松本賢太郎さん)

 以前は映像制作のフリーランスを行っていました。就職を検討した際に、株式会社エスジーズと出会いました。ドローンも使用したことがあり、PCでの作業も苦ではなかったため、応募を決めて入社しました。(ICTチーム 堀圭将さん)

 以前は全く異なる業種で働いていました。大学では地理学を専攻しており、測量に興味があったため、応募を決めました。(設計チーム 徳永達樹さん)

やりがい

社員の方々のキャリアや、仕事に対する考え方を探るために、5人の社員に入社のきっかけを聞いてみました。

 とくに希少な生き物を取り扱うことが多いのでたくさん生息していることを確認できた時には、やりがいを感じます。つい先日、オオサンショウウオ50個体の生息が確認でき、保護をしました。保護することによって、生き物の生息が保たれることに喜びを感じます。(環境チーム 陣内将清さん) 

 地上型レーザースキャナーの設置・操作が素早くできた時などに、成長を実感でき、やりがいを感じます。(測量チーム 前田謙太郎さん)

 液状化の判定等の地盤の調査が防災に繋がるところや自分が調査した場所に計画した建物が立っているところを見たときにやりがいを感じます。(地盤チーム 松本賢太郎さん)

 建築業界には、ICTやDXなど最新技術を積極的に導入しようという波が来ています。自分で勉強して取り入れていけば、先駆者になることができるかもしれません。(ICTチーム 堀圭将さん)

 自分が関わって作り上げたものが、地域や世の中を動かしていることにやりがいを感じます。(設計チーム 徳永達樹さん)

ICT(ドローン)に関する新しい取り組み

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測量や施工にて活用されているドローン

 土木業界では、より効率的に、より便利にしていこうという流れがあり、また、業界の担い手が減少しているという状況に対応して、ICTの活用が始まりました。
 
 今までの土木工事では、測量や施工等はすべての作業を人の手でおこなわれていましたが、ドローンが導入されると、現場の作業はすべてドローンで行うことができるようになったため、今まで図面では見えなかった部分が3D化によって見えるようになったり、現場の滞在時間が短縮されたりしたことで、人員や費用等の負担の軽減、作業の効率化に繋がりました。

Q&A

Q.場所によっては使用許可が必要になりますか?               
A.人口密集地域や空港、自衛隊の施設の付近では許可が必要になる場合や、飛ばすことができない場合があります。

Q.許可はどこにいただくのですか?                   
A.人口密集地域だと、国土交通省の許可が必要です。

Q.ドローンの操縦には資格は必要ですか?               
A.今のところ、資格を取っておかなければならないものは決まってはいませんが、資格を取っておくと申請が楽になります。しかし、今後は、ドローンの操縦には資格が必要となっていきます。


取材してみて感じたことは?

取材を行った3名の感想です。

 鳥取県に位置する地方の企業であるが、BIMや、グリーンレーザー導入ドローンなどのMICを活用した部門は、日本でも珍しいです。MICのスキルを身に着けたいと感じ、入社を希望した先輩社員もいらっしゃります。取材を通して、転職や育児休暇など、働き方の多様性が広がっていると感じました。今回の経験が就活の際の企業選びの参考になりました。(関田伊織)

 今回、取材をさせていただいた方の多くが、建築や建設の業界に入る前は全く別のご職業に勤めていらっしゃったことに驚きました。取材をさせていただく前は、入社時には、あらかじめ専門的な知識や技術を身につけた上で勤めていかなければいけないというイメージを持っていましたが、入社後は、関心を持ち、チャレンジを重ねて、1つ1つ勉強しながら務めていらっしゃる姿が強く印象に残りました。(吉田真唯)

 UAV搭載型グリーンレーザーを始めとした最先端の技術に積極的に取り組まれている企業という印象を持ちました。また、インタビューで入社のきっかけや仕事のやりがいを聞く中で、入社後の仕事への取り組む姿勢に積極性を感じました。この取材を通して、社員さんから聞いたことをこれからに活かしていきたいと思います。(池田颯人)


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