外銀就活ES概論(この通りにES書いて落ちる方が難しい)

まずはこのnoteを見てくれてありがとう。
今回のノートでは、外資系投資銀行のエントリーシートについて色んな事を述べていく。

外銀就活におけるESは非常に様々な点において独特だ。あとでであるが、他の業界の就職活動におけるエントリシートと全く同じ要領でやっているようでは勝率は上がらないだろう。

外資系投資銀行の就職活動専用のエントリーシートの書き方があるのである。


(野球選手を目指している甲子園球児にスルーパスの上手な出し方をいくら説明してもそれは何の意味も持たない。これと全く同じことである。)

このノートは、実際に外資系投資銀行の内定を勝ち取った、24年度卒業の内定者3人によって執筆されている。

巷に転がっているような、外銀ESに関する記事やコラム、noteとは質が異なることをお約束したい。

一線を画す。

正直、このノートを読んで落ちる方がムズイ。


値段は、生涯年収が数桁変わるかもしれない外銀就活というspecialな戦いへの投資としては破格も破格である。
どんな投資家もビックリ仰天の価格設定だ。

【このノートを読むのに向いている人】

・外銀のエントリーシートを出しているものの、なかなか通らない人。
・今後外銀を受けようと思っているけど、エントリーシートの書き方が分からない人。
・外銀以外の就活をしているけど、トップ就活生のエントリーシートについて知り、自分の就活に活かしたい人。


①外銀就活は他の就活と違うスポーツ

まず、外資系投資銀行の就職活動であるが、その内情は他の業界の就職活動、特に日系企業の就職活動とは、一線を画すと言えるほど全く違ったものである。

そんなのわかっているわ!と言う就活生もいるかもしれないが、あなたが思っている以上に外銀の就活は他のそれと全く異なるものである。

競技性として野球とサッカーくらい違う、いやクリケットと将棋くらい違う。


まず採用人数に大きな開きがあるし、選考フローに関しても全く異なるものである。外資系投資銀行の就職活動では、まずその会社の人事部が出てくる事はほぼありえない。
(私が人事部の方にお会いしたのは、内定後の書類手続きの際が初めてである。)

実際にフロントで働いている人が、日々の業務の中の時間を割いて、新卒採用に関わっていくという形式は、他の業界において類を見ないほど珍しいものである。
この、フロントで働いている人が採用を行うという事が、エントリーシート提出において肝になってくる。そのことについてはまた後で述べる。

【エントリーシートのコツ概論】

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