虹プロ2、メインボーカル候補脱落に思うこと

私がStrayKidsにハマるキッカケとなった虹プロ2について、ちょっと思うところがあったので、、今更だけど書いておこうと思う

韓国合宿でついに脱落者がでてしまった
ショーン、タイガ、ソウダイの3人
てっきり1人だと思っていたので、まさかの3人脱落で驚いてしまった

JYP練習生最長のタイガ
スター性審査でパークさんを笑わせたショーン
メインボーカル候補だったソウダイ

それぞれ違った強みのあるメンバーで、彼らを推していた人にとってはつらい展開となったけれど、私がいちばん驚いたのはソウダイだった

地方予選のときだったか、ものすごくのびのひ歌っていて、聞き惚れるような歌声で、うわーこの声はずっと聞いていられる!と思った

本人もメインボーカルを目指していると言っていたし、パークさんの評価も良かったし、練習生ということもあって彼は絶対にデビューするだろうと思っていた

ところが韓国合宿では辛口評価でダメ出しが続き、まさかの脱落……これにはほんとうに驚いた

でも、少し懸念していた部分もあって。それは、ダメ出しが続くようになってからソウダイの目が虚ろっぽく見えたことだった

最初にソウダイを見たとき、ものすごく自信に溢れている人だなという印象を受けた。余裕も感じられたし、きっと練習生だからこそのものなのだろうなと思ったのだ

でも、途中からは本当に目が虚ろっぽく見えて、心此処にあらずというか、最初とは別人に見えた

ソウダイは確実に期待されていたと思うし、韓国合宿チーム審査でのパークさんのコメントからしても、最後の最後まで一縷の望みは残されていたのじゃないかと思う

あのときの評価(ソウダイ最後のステージになったとき)は厳しかった。でも、パークさんの君ならできるはずなのに、という趣旨の言葉と、そのあとにソウダイの言葉を待ったのは、ソウダイの覚悟を確認するためだったのかも…と思う

ソウダイは、うまくできなくて…、というところで言葉を終えた
次にチャンスがあれば…、という未来を感じる言葉を残さなかった

パークさん、ソウダイの言葉をきいたあとに、うんうん、と神妙な面持ちで躓いているんだけど、ここで諦めがついてソウダイの脱落が決定してしまったのではないかと思えて仕方ない

パークさんにダメだしされたあとのコメントについて、ソウダイと対象的だったのがトモヤだった

トモヤは、ダメ出しされたとき、それでも僕たちは頑張って練習したから悔いはない、もしチャンスがまたあるならそのときは動きをもっと合わせられるようにしたい…というようなことを言っていた

トモヤが評価されるのは、パフォーマンスはもちろんのこと、多分こういう精神的なところなのだろうなと思う

いざとなったら噛みつけるし、自分の意志も通せるって、やはり強い

ソウダイはたぶんメンタルがやられていただろうし、あれが精一杯だったのだろうけれど、もしあのときもう少し未来を感じさせる言葉を発していたら…もしかしたらまたソウダイの歌声を聞けたのではないかと思ってしまう

勿論これは私の個人的な意見なので実際のところはわからないし、最初からデビューメンバーは決定しているのではという憶測も飛んでいる

ただ、このグループでソウダイの歌声がきけないのは残念だなと思った

今回のこの展開を見てしみじみ思ったことがある

それは、こうして否定的な評価を受け続け、緊張から思うような結果がでず、それでも周りはどんどん駆け上がっていき…という状況に陥ると、今回のソウダイのように才能かあっても実力を発揮できなくなるということ

失敗したらどうしよう、という気持ちが、逆に失敗を呼び寄せてしまう

虹プロの場合はアイドルオーディションなので、こういう逆境への免疫はかなり必要となるのだろう。そういう意味で、やはり芸能の道はメンタル強者しか生き残れない世界なのかもしれない

普段の私たちの生活のなかではそこまでのメンタルは必要とされないかもしれないけれど、それでも近い状況は起こり得るし、それに苦しむ人も多いと思う

そういうとき、苦境を乗り越えるヒントがあるとすれば、それはきっと、人と環境なのだ

自分を認めてくれて、最後まで信じてくれる存在
そして、チャレンジし続けることが許される環境

この2つがなければ、大きな目的をなしとげるのはなかなか難しいと思う


短い期間で短所を直して本番で120点を叩き出さないといけないこういったオーディションは本当に大変だと思うし、正直チームの振り分け方でも結果は変わってくると思う

だから、今回はこの結果が最良だったと思うことなのかもしれない。ソウダイは頑張ったし、それでもたまたま今回のタイミングに合わなかっただけ

スキズのように脱落者復活があれば嬉しいけれど、スキズとはメンバーの集め方が違うし、その可能性は低いのでは…と思っている


また近い内に、彼の歌声がきけることを祈って!

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