ダートの大物誕生か?~2020年8月22日(土)メイクデビュー回顧
この日のメイクデビューを回顧してみると一頭、これはダートの大物か?と思わせる馬が現れました
2020年8月22日(土)メイクデビュー新潟5R ダ1800m
ゴールドレガシー 1人1着
パドックの気配は平凡で目立つ馬ではありませんでした
ポイントはレース内容
この時期の新馬にコーナー4つのダート1800mなかなか過酷な条件
ゴールドレガシーはスタートでダッシュつかずに後方に
動き出すのは向正面から
徐々にスピードを上げていき3コーナー辺りから戸崎騎手はステッキも入れてビッシリ追う
4コーナー外からステッキ4発でスピードに乗ると逃げて粘った2着馬をあっさり交わして快勝
時計は平凡ではありましたが、パフォーマンスが素晴らしく勝負服からは先日引退したルヴァンスレーヴを彷彿とさせる馬のように思えました
ゴールドレガシーの血統は父ゴールドアリュール母父Unusual Heat
母父Unusual Heatはあまりピンとこない馬なので、私には語れない馬
父ゴールドアリュールは言わずと知れたサンデー系のダートチャンピオン種牡馬
代表産駒にエスポワールシチー、スマートファルコン、ゴールドドリーム、最近ではクリソベリルとダートでの活躍馬が多数
パーフェクト種牡馬辞典2020-2021によると、ヌレイエフの血がダートの大物を出す条件として挙げられています(70~71p)
ゴールドレガシーはなんとヌレイエフ3×3という強烈なクロスを持っています
この近親配合とも言えるヌレイエフのクロスが現代日本のダートに必要なパワーとスピードを補完してくれている
そうするとゴールドレガシーは今後ダート戦線のトップを張れる逸材ともいえます
更に言うと、ゴールドレガシーの厩舎は平田厩舎
あのゴールドドリームを輩出した厩舎であり、ゴールドドリームは今年で引退予定
そのゴールドドリームと入れ替わってダートのトップになるべくゴールドレガシーが誕生したともいえます
平田厩舎であるなら長くトップで活躍出来る可能性も高まる
今回のレース内容、血統、そして厩舎と今後のダート戦線のトップになれる素質を十分に持った馬だと思います
二戦目に東京ダートのマイル辺りのレースを使い、そこも快勝するようであれば、更に期待は高まります
今後のゴールドレガシーの走りに注目したいと思います😁
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