平日昼間の北海道のデーゲーム

20180801

今日は東京に住むボクが北海道のデーゲームについて書きます。

北海道のプロ野球がすべてデーゲームだったのは何年前までだったでしょうか。照明設備がない札幌円山球場からプロ野球の興行を引き継いだ札幌ドームが開場したのが2001年ですから、天候や寒さに左右されないナイトゲームがそのころから頻繁に組めるようになったようです。

当時、東京に住んでいたボクはいつも不思議に思っていました。

平日の真昼間、巨人による北海道シリーズは、大人気だったみのもんたの平日のワイド番組を休止してまで生放送していました。学校から帰ってくると当然のごとく試合は終わっていました。ああ、桑田投手が投げたんだねー見たかったなぁと言ってた記憶があります。当時、平日の昼間に開催される試合は、消化試合のダブルヘッターか日本シリーズぐらいという認識があり、珍しい試合と幼心に感じていました。

いつか行ってみたいな平日昼間の北海道のデーゲーム。

緑に囲まれた青空の球場は気持ちいいだろうなぁ。

子供ながらに憧れた願いは未だ叶えることはできず。

円山球場を使用しなくなった今でも、照明設備がない地方球場での試合をファイターズは年に数回開催しています。

昨日も平日の昼間に北海道日本ハムファイターズの公式戦が開催されました。帯広です。ファイターズは攻めます。北海道のすみずみまでフランチャイズ地域として公式戦を行うため飛んでいきます。

そんなTV局ならコストを考えて放送し辛い環境も、ありがたいことに現在は全国各地で開催される公式戦をネット配信で後から再生観戦できます。今さっき試合を見終わりました。結構な大逆転勝利で興奮で思わず声が出ました。

試合内容も素晴らしかったですが、帯広の球場風景も素晴らしかったです。昨日の釧路の完売に引き続きチケットは立ち見券が売られるほど盛況。札幌や関東から駆けつけたファイターズファン、ロッテファンの方も大勢いたと思いますが、帯広のファンは内外野スタンドはいっぱいで、グラウンドで起こる選手たちの一挙手一投足に手を叩き歓声をあげていました。

中でも最終回のファイターズの攻撃の場面、メガネをかけた小学生ぐらいの女の子が祈るような本気の眼差しで応援していた姿は、ボクだけじゃなくご覧になった野球ファンの方は感動したのではないかと思います。

そして、中田選手のサヨナラ打の場面でもワーという大観戦に包まれた球場で、大人も子供も入り乱れてハイタッチしてる姿は、パソコンの画面越しでもグッとくるものがありました。

こういう情景を見るとファイターズの北海道移転は大成功だったんだなぁと改めて認識します。東京でのファイターズの主催試合の開催数は年々減る傾向にあるのは寂しいのですが、今回の釧路・帯広での開催、旭川や函館の開催、イースタンリーグの岩見沢・夕張開催等、札幌だけではなく北海道全域をフランチャイズとするファイターズの営業活動が実を結んでいて、まさに道民の「おらがチーム」との意識が深く広がっているのを感じます。

迫りくる新球場建設に向けて、この活動は必ず大きなチカラとなって後押ししてくれることでしょう。

ボクが初めて体験する平日昼間の北海道のデーゲームは、帯広か十勝か函館か、はたまたその新球場になるかもしれませんね。楽しみです。

最後までお付き合いありがとうございました。

つたない文章を最後まで読んでいただきありがとうございました。 もっと上手に書けるよう精進します。