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年間シート。20200513(日記)

こんばんは。コダカです。
今日はLINEとツイッターでとある通知がきました。

FC東京が今シーズンの年間チケットの取り扱いについての文書を出しました。

払い戻しと(期限内に申し込みがあれば)寄付が選べるとのこと。

理由としてはコロナの感染拡大が収まり、Jリーグ再開後の2点の問題をあげています。

⒈無観客試合の開催の可能性。

⒉感染防止のため入場者数制限。(座席配置、応援制限、開催するスタジアムの変更)

これによってシーズンチケットフォルダーであるSOCIOに対するサービスが行えないという結論に至ったと書かれています。

五輪シフトのため6月から9月の大アウェイが続き変則な日程が組まれています。前半に味の素スタジアムでのホームゲームが多いためJクラブの中でも一番最初に決断が求められていたのかもしれません。

大きな収入源の一つであるチケット収入。その中でもシーズン前に計算できる収入のシーズンチケット。それを払い戻しするクラブ側の損出は計り知れない。小さな規模のクラブであれば死活問題です。

当然、ラグビーW杯と東京オリンピック・パラリンピックによる変則シフトを見込んで活動してきたと言えども、昨年のリーグ2位というクラブ史上最高の成績でACL出場ということを考えれば、間違いなくエキサイティングなシーズンとなったことでしょう。

十分な結果と比例するように集客も期待されていたのに、クラブ側としてもファンサポーターとしても無念の限りです。

プロ野球ほど大口に頼ることはなく、一般客の多くが少額のシーズン年間チケットフォルダーという特有の文化があるサッカーです。
年間チケットを有することで、お客という考え方からクラブと共に歩むという特別な想いを持つ方が(全員とは言い切れませんが)多数います。
僕もその一人です。(今年はホーム開幕戦が延期になったのでSOCIOの更新をしていなかったのですが)

そのフォルダーの熱狂的なサポーターともなれば北は北海道、南はブリスベンまで試合を見に飛んでいきます。
その情熱とお金や時間の使い方は尋常ではありません。

SNSを見ていると多くのSOCIOが払い戻しを求めず、東京に寄付すると表明しています。大変な愛と情熱を感じます。

しかし、この疫病の直撃で仕事や生活が困窮している人も少なくありません。そのような中にも当然SOCIOの方はいらっしゃるでしょうし、後ろめたさなんか感じず、払い戻しで支払いに充てるのも全然ありです。
まずは自分の生活あってのサッカーだと思います。

人生にはいろいろな時期があります。
でも、来年も再来年も10年後も東京はずっと待っていますから。
またスタジアムで一緒に歌いましょう。

そして厳しいながらも現状余力がある方々は、払い戻しや寄付が議論の中心ではなく、スタジアムが待っていられるように我々一人ひとりがどのような貢献ができるかを考えていく方が断然有益だと思います。

クラブ側は、払い戻しと寄付の他
・2020年を継続年数としてカウントする。
・来シーズンの指定席の同席権利
・2019年シーズンSOCIOで2020年未購入者の2021年SOCIO番号の引き継ぎ。

と苦しい中でもクラブはSOCIOとの約束を守るようなオプションを用意してくれました。ありがたいです。

これからニューノーマルと言われる観戦スタイルの模索と並行して、お金にならない仕事が発生しますが、クラブ側には何とか踏ん張っていただき、ファンサポーターはそれを後押ししていきたいですね。

早く騒動が収まって、サッカーに行きたい。ゴールでスタジアムが興奮のるつぼと化す中、ビール片手にチカラいっぱい喜びたい。

最後までお読みいただきありがとうございました。

つたない文章を最後まで読んでいただきありがとうございました。 もっと上手に書けるよう精進します。