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オタク文化が超巨大中国国有企業を救う?
タイトルや画像に惹かれてこの記事を開いた方へ
こちらの記事は最近中国で起きた超巨大国有企業が日本のオタク文化の要素を利用して自社サービスの広告宣伝を行い、若い世代のユーザーを取り込むブームが起きている事例を紹介した上で、コンテンツの二次創作や拡散について新しい動向を分析する内容を書かれています。この話に全く興味がない方に申し訳ありません。
初めにbillbill(ビリビリ)というサイトを簡単に紹
テスラ中国の躍進ー世界最大EV市場ー中国のクローズアップ(2)
2021-04
※タイトル写真はこちらから引用
前回の記事で中国の主要の新興メーカーについて一通り紹介しまして、今回は電気自動車の革命児、テスラが中国に進出する話をテーマにしたいと思います。
テスラ上海ギガファクトリーに託された期待
2014年テスラは念願の中国で販売をスタートし、イーロン・マスクは上海に飛んで最初の購入者達に鍵を手渡ししました。その時にイーロン・マスクは中国で製造と研究開発
トヨタのEV戦略について(2)ーなぜEVは主流と見なされる
前回:豊田社長の会見を見た感想を語る
自動車産業は日本にとって世界との競争で優位を確立できているとても重要な産業の一つです。たくさんの期待と誇りを詰まっているため、不都合な脅威が現れるとき、客観的に直視できない人がたくさんいました。最近は減っていると思いますが、まだいろんなメディアで、EVについて懐疑的、批判的な意見を散見しています。ここでそういった代表的な観点を整理した上で改めてEVはメインス
L4自動運転+無人販売ー新石器(Neolix)の無人販売車
先日Twitterに上海でKFCの無人販売車の目撃報告を投稿されまして、あっという間に大きい反響を呼んました。小さ目で丸くなっている車体にKFCの赤と白の背景色にしてサンダースさんの写真もしっかり写っていって、「かわいい!」とのコメントがたくさん寄せてきました。またどう移動していたかについて興味津々な方もたくさんいました。早速、その後CNETにも目撃情報の裏付けの関連の記事を公開しました。それを機
もっとみるFintech世界最大手ー[中国]アントフィナンシャルの成長の秘密ーPart2
Part1未読の方はこちらへ
更新に大分時間をかかりまして、その間アリペイの上場についても評価価値が35兆円に膨らんだにもかかわらず、まさか上場の2日前にストップをかけられ、廃止となる?幻過ぎる2020年はもうなにが起きても驚かないと思います。この件についてまた別機会で感想を書けたらと思います。引き続きアリペイの成長の物語一緒に回顧しましょう。
銀行連れてデジタルの洪水に呑み込まれる
前回の続き
Make with Internetー世界最先端C2M工場ーアリババの犀牛智造について徹底解析
9月16日、アリババは2017年から極秘で進んだプロジェクトーC2M工場ー犀牛智造を発表しました。
C2M(Customer to Manufactory)という言葉最近よく見かけるようになりまして、需要を元に製造、スピーディ、小口、多種類の製造の特徴を有して、それらの特徴を実現するため、ビッグデータを活用して需要の分析や予測、AI、IOT、MESなどの技術を活用して柔軟かつスマートな製造を行わ
Fintech世界最大手ー[中国]アントフィナンシャルの成長の秘密
7月20日、アリババグループのアントフィナンシャルは上海と香港市場に同時上場する計画を発表しまして、中国のネット上度々祭りの状態になってました。投資ファンドが試算したアントフィナンシャルの企業価値は21兆円となり、おそらく今年世界最大規模のIPOとなります。
あまり馴染みのない社名かもしれませんが、どうしてこんなに価値があるかというと。先日アリババは直近1年間の財務状況を披露しまして、グループ全