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一番好きな音楽は?

Twitterにふと思ったことや日常の出来事などを呟こうと入力していると、「誰が興味あんねん!」というまあまあ張った声のツッコミが頭のどこからか聞こえてきて、とりあえず一旦保存して、翌日くらいに見返して、どうでもよくなって消してしまう、というのを日々繰り返している。元来、飽き性なのでブログなどを何度も立ち上げてはすぐにほったらかしにしてきた。SNSやブログとは、そんな曖昧で、はっきりしない関係を続け、気がつけば10年以上の月日が流れていた。もうやらなくてもいいかなと思っていた。

ではなぜまた今になってnoteを始めたかというと、毎日欠かさず投稿している友人が「上田くんが何か書くんだったらオレは読むよ」って言ってくれたのが嬉しかったからだ。ひとりでも読んでくれる人がいるのだったら書いてみよう。自分が関わった音楽の仕事の紹介などを中心に、日々思ったことなど…なんて書いていると、ああ、また「誰が興味あんねん!」のツッコミが聞こえてきた。これは名ギャグでありつつ、つくづく自意識過剰者にとっての呪いの言葉だと思う。でもやっぱり友人たちの投稿を読むのは楽しいから、僕も仲間入りしよう。

というわけで、とりあえずTumblrにまとめていた過去のワークスをデータとして見やすいようにこちらに移行してみた。自分のウェブサイトみたいな感じだ。noteの使い方として合っているのかわからないけれど…よかったらご覧ください。個別の楽曲に関してのエピソードなんかは、また気が向いたら書こうかな。

初投稿、こんな雑文だけなのもどうかと思うので、"僕が秋に聴きたいThe Beach Boysのプレイリスト"を作ってみた。

いいですよね、The Beach Boys。1960年代から活動するアメリカ、カリフォルニアの偉大なグループ。一番好きな音楽は?と聞かれると僕はThe Becah Boysと答える。

家のリビングにアルバム『Pet Sounds』と『Smile』のポスターが飾ってあるくらいには、本当に一番好きではあるのだけれど、サーフィンUSAみたいな夏のバンドのイメージでなんとなく聴いたことがある人にも通じるし、『Pet Sounds』の良さを知っている人とはマニアックな話もできるし、答えとしてすごく融通が利くところも良い。

今これを書きながら作ったプレイリストを聴いていると、胸の奥にじわっと暖かいものを感じた。僕もこんな気持ちになれる音楽が作れるようになりたい、と聴くたびに思う。濃過ぎない、ちょっとだけ肩の力が抜けた隠れた名曲を中心に集めた全12曲。これくらいのムードが今聴いていて気持ちが良い。このご時世「In My Room」は外せないよね。ぜひ秋の夜長、読書のBGMなんかにどうぞ。

最後まで読んでくれてありがとう。

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