見出し画像

熱狂する素人になれ。熱量とコミュニティについて学びました。

3月にG2さん主宰のコミュラボ第18回「熱量とコミュニティ(ゲスト:小国士朗さん)」に参加してきました。熱狂、熱の伝え方、巻き込み方を学んできました。小国さんは元NHKのディレクターで、「プロフェッショナル仕事の流儀」「クローズアップ現代」「NHKスペシャル」などを担当されていました。現在は、株式会社小国士朗事務所で「deleteC」や「注文を間違える料理店」など様々なプロジェクトを手掛けられている方です。

アイデアの話(熱源の話)

・小さな違和感を大事にする。
・中途半端にプロであるよりも、にわか視点が大事。
・熱狂する素人になれ。

#小国さんエピソード (テレビディレクター時代の話)
1日目の疑問、これが大事。
ここでの疑問は20日後に見直してみると、答えられなかったりする。(にわかな視点が大事。)
20日目:中途半端なプロ 1日目:熱狂する素人になりがちなので注意。

分かったと言わない。
分かった と思った瞬間、思考停止してしまうから。

例えば、ラグビー観戦、
日本代表ってどっちのユニフォームの人?(外人混合だから、どっちが日本か分からない)。一緒に観にいったラグビー部出身の友人には当たり前のこと。でも、小国さんには当たり前でないこと。

熱の伝え方のコツ

人を巻き込むときのコツ=この指とまれ。
指に込めるメッセージが大事。心が動いたことを言葉にする。
例)
認知症の人がキラキラする社会という指→既にやっている人がたくさんいるから、止まらないかも
注文間違えてもいい料理店作ろうという指→遊ぶかも
注文を間違える料理店は、小国さんが手掛けられたプロジェクト

素人が分かるくらいの解像度で、絵を作り共有する。
そのくらいの解像度で共有できていると強い。
例)
ドキュメンタリー中、ハプニングが起きたとする。
そのときに、そのハプニングについていけるチームであるべき。
不測の事態がおきたときに、カメラは、カメラマンに任せるしかない。その時、共有されている絵がしっかりしていれば問題なく進む。

人を巻き込むときのポイント

仲間集めの3つの条件(小国さんの場合)
1.100%面白がってくれる人
2.僕にできないことができる人
3.自分の利益を捨てられる人

その人のモチベーションの源泉は、何でもよい。
お金だっていいし。名誉でもいい。脊髄反射的に「面白い」と思っていることが条件。

役割は最初は規定しない。
規定されると従わないといけない上下の構図になる。そうすると新しいことが生まれにくい。意味を規定してしまうと、その通りに動くしかなくなる。なので、「僕にできないことが出来る人」も特に規定しない。

行動規範は、
明るく軽く柔らかく笑う 無理しない。

まとめ

熱源は、自分自身が感じる素直なことを大切にする。一方で、それを伝え巻き込む時には時には、そのままではダメで巻き込み方があるんだと感じました。熱のお話以外にも、まとめきれないくらい多様なお話が聞けて、メモが止まらない会でした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?