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スタディメーター Tech Lab.

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スタディメーター株式会社では、プログラミング未経験のスタッフが開発やデザインを勉強しながらプロダクト開発を行う活動に取り組んでいます。「これを見てやってみて」と渡せるチュートリア…
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#IT

「履歴書の1行目」になりたくて、高校生・大学生のためのビジネスコミュニティをはじめた2年間の話

スタディメーター株式会社では、今年の2月に、高校生や大学生と一緒に新規事業を立ち上げる「First off Projects」というビジネスコミュニティをはじめました。 正式にコミュニティとして発表したのは最近ですが、実は活動自体は2022年から行っています。この活動は、僕が独立…つまり2020年ごろから考えていた「これからの時代の教育とは…?」という問いを煮詰めた結論であり、色々な変遷を経てようやくひとつの形になりました。今回は、このFirst off Projects(

ローコードでオリジナルのAPIを作る3つの方法まとめ

下記の2記事の続きです。 これまで、プログラミングを始めたい人が、開発環境を準備して、自分のWebサービスをインターネットに公開して、ChatGPTのAPIをつかってオリジナルのChatGPTクライアントを実装するところまでを解説してきました。 ここまでの技術があれば、既存のAPIを組み合わせて、アイデア次第でかなりいろいろなWebサービスを開発できると思います。 今回は、さらにもう一歩ステップアップして、オリジナルのAPIを開発する方法を紹介します。この技術を身につければ

Web3をはじめる第一歩 - ウォレットアドレスを手に入れる

「Web3に関心がある!」という相談をよくいただきます。 仮想通貨、NFT、DAO、DeFi…など、ブロックチェーンを活用したITトレンド全般をWeb3と言いますが、まだまだ専門知識がないととっつきにくいイメージのある領域ですよね。 仮想通貨やNFTをやり取りするためには、ウォレットアドレスというIDが必要で、これを入手することで、いろいろなWeb3サービスを利用できるようになります。ですから、Web3に関心があるけどよくわからないという方は、まずウォレットアドレスを取得し

DAOの立ち上げ方法、運用方法をスライドにまとめました。

僕もWeb3ブームに乗っかってみようと思い、DAOの立ち上げに挑戦してみました。一番有名なDAO管理サービスである「Aragon」を使ったDAOの立ち上げ~運用の手順を一通り試したので、その流れを解説します。 スライドの全文はこちらのPDFをご利用ください。 1. MetaMaskのインストールDAOを利用するためには、仮想通貨(ブロックチェーンのトークン)を管理する「ウォレット」が必要です。ここでは、最も有名なウォレットアプリであるMetaMaskを使用します。 2.

ChatGPTのAPIを使って、APIを学びながらオリジナルのChatGPTアプリを開発するまとめ

ChatGPTをはじめ、現代のシステム開発では「API」を上手に使えると、高度な機能を簡単に実装できます。今回は、APIってなんだ?というところから、自分のシステム(React+Next.js)にAPIを実装する手順までを一度に学べるまとめをつくってみました。 開発部分については、この記事のところまで環境構築ができている(create-next-appでreactアプリを構築)ことを前提にしています。 そもそもAPIとは?APIとは、簡単に理解すると、システムの機能だけを

サイトを作ったらとりあえずこれをやる。Google Analytics(GA4)導入からカスタムイベント集計、レポート出力まで

Webアクセス解析の定番と言えばGoogle Analytics(GA)ですね。 タグ設置までの導入手順を説明しているサイトは既にたくさんありますが、特定のボタンが押された回数を計測したり、GAでレポートを出力したりするところまでまとめて説明しているものがあまりなかったので、「どんなサイトでもこれは必ずやるよね」という基本動作の手順書をつくりました。 なお、GAは単体で導入するのではなく「Google Tag Manager(GTM)」と併用するのが一般的、と言う方も多い

プログラミングに挑戦したい人が最初に学ぶこと - VSCodeインストールからReactアプリを立ち上げてWeb公開するまでの手順書

システム開発をやってみたいな、と思ったとき「これだけ読めば一通り全部できる!」という情報が意外となくて、「VSCodeを入れる」「GitHubに接続する」「Reactアプリを立ち上げる」などの情報を別々に調べて実行しなければいけません。 初心者向けにある程度まとまった情報サイトや入門書もあるのですが、たいてい自分のPCの中だけで作って動かす想定になっています。でも、「システム開発をやってみたい!」というのは「自分の作ったシステムを世の中に発信したい!」ということじゃないです