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さようなら2020、こんにちは2021

正月三が日が終わります。今はまだ新年で、なんとなく心も新たに切り替えていこう!という気分が持続してますが、段々と日常に戻って、また日々アワアワしながら、季節は過ぎていくんでしょうね。

昨年は本当に辛い一年でした。37年生きてきて、たぶん一番。

それまでは、辛いことには蓋をして、さっさと捨てて、他のことで頭と心を忙しくして、なかったことにして生きていこうっていうスタイルで生きてきましたので。その捨ててきたすべてに正面から向き合うように生きた一年、本当に苦しかった…

『ありのままの自分』っていう言葉が広く流布されるようになってから(アナと雪の女王のあたり?)、今その言葉を口にするのはどこか陳腐に感じてしまいます。勘違いして我が儘放題になる人もいたりするから、私自身外に向けて発信するにはうまく使いこなせない。でも結局それが一番大切なんだなと、この辛い時期にひしひしと実感しました。

生まれたときから、ただ自分の存在を認めてほしい。良いときも悪いときも。そうしてくれる誰かがいてほしい。だけどそれが叶わないから、認めてもらえるように努力する。足掻く。頑張る。それでも家庭にも社会にも沢山の否定や押し付けが溢れていて、それが最早当たり前のようになって、辛いながらも心を麻痺させることで適応していく。

もうそんな生き方は無理。そんな世の中は限界。

不登校や精神疾患が増えるのは、心を麻痺させながらもギリギリのところで失っていない『活きた心』の叫びが集合して、世の中は変わるべきだと訴えかけている証かもしれないね。ただ、自分らしくいられる場所がほしいと…

私は約一年かけていろんな心の膿を出して、整理して、様々な人との関わりを通して、ようやく自分が見えてきました。ここがゼロ地点?どうなのかな、今年はもう一歩。更にエネルギーを取り戻して生きていけたら良いなと思います。

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