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夜泣きはいつか終わる、とにかく今は全部放り出して寝ろ

育児でキツいこと。ダントツの1位は「夜泣き」である。

父になって丸6年になるが、このランキングは当面覆らない自信がある。それくらい夜泣きは辛かった。

でも過去に戻れるなら、夜泣きに悩まされている自分に伝えたい。

夜泣きはいつか終わる
とにかく今は全部放り出して寝ろ

と。

夜泣きの何が辛いか

夜泣きの辛さは「眠りたい時に眠れない」ということだけに留まらない。

自分では制御不能な騒音(泣き声)がすぐ近くにあるというのがストレスを10倍以上に膨らませる。自分がうるさいと感じるのはもちろん、近所迷惑じゃないだろうかといった不安も募る。

また、夜泣きの対処方法(主にミルクづくり)について、どこまで工夫しても一定以上の手間と時間がかかるのが痛い。哺乳瓶に粉ミルクを入れて、お湯を沸かして、ミルクを溶かして、良い感じの温度に冷まして…と、早く泣き止ませたいところでこれだけの工数がかかるとイライラは絶頂に達する。いまは液体ミルクという便利なものがあるらしい。自分が夜泣き真っ最中だったら、間違いなく買いだめしていたと思う。

また、いつ終わる(再び寝る)のかが予測不能というのもストレスが大きくなる要因だ。ミルクを飲んでコテンと寝てしまうこともあれば、なぜか覚醒してはしゃぎ始めてしまうこともある。パターンが読めない。

かつて24時間365日稼働が求められる某ITサービスの責任者を務め、夜中のアラートで叩き起されることには慣れていたが、夜泣きほどの絶望感をおぼえることは無かった。

子供の都合を最優先にしたらラクに乗り切れたけど…

下の子の時は、大人のスケジュールに子供を合わせるのではなく、子供の都合を最優先にすることで比較的ラク乗り切った。具体的には、自分が時間に縛られる仕事を極限まで減らし、子供と一緒に寝起きするような生活スタイルを取ったのだ。

でもこんな生活スタイルは誰にでもできるものではないことも理解している。上の子の夜泣きがひどい時、当時は父母ともに会社員だったこともあり、子供よりも大人の都合を優先せざるを得なかった。ネントレを頑張ってみた(結局効果は感じられなかった…)り、夜泣きが発生した時は翌朝眠いまま会社に行くということもよくあった。

夜泣きはいつか終わる
とにかく今は全部放り出して寝ろ

というメッセージは、特に会社員時代の自分に送りたい。

なぜなら夜泣き期(1年〜1年半)の仕事の遅れは、それが過ぎ去った後でいくらでも取り戻せるから。

だったらその間は仕事との両立を頑張って心と体に大きく負担をかけるよりは、潔く諦めらほうがよっぽどスッキリする。

わが家では上の子も下の子も生後6か月〜1歳半あたりが夜泣きのピークだった。でも2歳になるころまでには夜泣きはピタッとおさまり、朝までぐっすり寝るようになった。

ちゃんと寝れればこっちのもの。いずれのケースにおいても、夜泣きの嵐が過ぎ去った後、仕事のペースはすぐに元に戻った。またそれと同時に、夜泣きに悩まされていた頃の自分が、いかにパフォーマンスが低い状態で仕事に取り組んでいたかも痛感した。

もしこの事が先に分かっていたのなら、会社員時代も夜泣き期だけは時短勤務など制度上使えるものをフル活用して、仕事のペースを落としていただろうなと思う。

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