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お金だけじゃ足りない

帰郷のため久々に新幹線に乗った。
東京駅から乗った。

ホームに新幹線が到着すると
まずは清掃員さんが清掃を始める。
そして清掃が終わると
ホームに並んでる乗客に一礼して去る。

その時、
一礼されたら、清掃員さんに感謝して
こちらからも一礼する人もいるだろうし、
特に気に留めず、何もせずに新幹線に乗り込む人もいるだろう。

清掃員さんたちは
何をモチベーションにしているのだろう、と
ふと思った。
・掃除してキレイになったら嬉しい
・人(乗客)の役に立てて嬉しい
・給料のため割り切ってやる
人それぞれどの要素が高い低いかは違うだろうが、
3つ目の「給料」という要素が占める割合が
高い人が多いのではなかろうか。
それは清掃員さんに限らず
様々な仕事にも言えるだろう。
私のようなデスクワークのサラリーマンの方々も
もちろん含まれる。

ということで(どういうことで?)
「給料」を1番のモチベーションにしてる
社会人が多いという前提で、
仕事での充実度(楽しさ?)をあげる方法を
清掃員さんを例に一つ考えてみる。


清掃員さんが清掃後に乗客に向かって一礼する時に
乗客側からも一礼するなり、
簡単に感謝の言葉を伝えるなりする癖をつける。

つまり、客(乗客)は新幹線に乗るために、
「新幹線チケットを買う」+「感謝する」
という、お金+αを負担する。
(自然に感謝できる人は負担にならないだろうが
そういう人は無視する)

その+α(感謝すること)によって
清掃員さんの仕事に対するモチベーションが上がり、
楽しく仕事できる率が上がるだろう。

清掃員を例に出したが、
「お金を払えば、特に感謝する必要は無い」
と思われがちな仕事に関しても
この感謝が税金みたいに
負担して当たり前の社会になれば
社会全体の精神的幸福度は上がるのではないだろうか。

納税によって国民は、社会保障などのサービスを受けられる。
納感謝によって国民は、明るい平和な社会に住むことができる。
ただ、納感謝は国に納めるわけではなく
仕事をしてる個人個人に納める。

まあただ、納感謝の対価は
この物質社会では体感しづらいものではあるが。


…なんてことを新幹線に乗りながら考えた
2022年1月8日でした。

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