ショウスケ

1987年生まれ。 株式会社エイチームの経営企画。 エントロピーの低い状態が好み。 …

ショウスケ

1987年生まれ。 株式会社エイチームの経営企画。 エントロピーの低い状態が好み。 散らからない・非効率にならないための業務構造やコミュニケーション構造を日々探求している。 ビジネス・プライベート関わらず、思考したことのメモを残します。 植物好き。草むしりも好き。

最近の記事

Notionに会議のタイムキーパーをやってもらう

会議の時間管理は、効果的なチームワークを実現する上で重要な要素です。 会社にNotionを導入している企業であれば、会議のアジェンダや議事録をNotionで管理する方法はすでに取り入れられていると思います。 しかし、意外と会議時間の管理がおろそかになっていることも多く、議論が白熱するあまり、時間をオーバーしてしまうことがあります。 また、タイムキーパーやファシリテーターを決めていても、なかなか時間コントロールができないこともあります。。 上記の課題を解決するために、N

    • 仕組み化は創造性を破壊するか?

      はじめに「仕組み化」と聞いて、皆さんはどんなイメージを持ちますか? 多くの人々にとって、仕組み化は効率と秩序を象徴する概念かもしれません。 一方で、この概念は時に、創造性や個性とは対立したものと見なされがちです。 しかし、実際のところはどうなのでしょう? 音楽、芸術、科学。さらには、経済や資本主義の中… 考えてみれば、創造性が最も際立つのは、そもそも仕組み化された構造の中でです。 では、仕組み化された環境がどのようにして私たちの創造的な思考を引き出し、拡張するのでしょ

      • Notion導入、その前に

        業務を改善するためのツールとしてNotionの導入を検討している方は多いでしょう。 しかし、本当にNotionを導入するだけで業務が改善されるのでしょうか? 僕自身も最近、Notionを業務ツールとして所属する組織(株式会社エイチームコマーステック)に導入しました。 たまたま僕の会社の場合は上手くいきましたが、 周りを見ていると、Notionを導入してもなかなか運用が定着していない部署や、そもそも導入に失敗する例もチラホラあります。 では、何がNotion導入の成否を

        • 業務が"積み上がる"とはどういうことか?

          先日、社内で "業務の積み上げ" というテーマが話題になりました。 その話の趣旨は、「振り返りを行い業務を適切に積み上げましょう。」というもので、積み上げるべきもの、積み上げるべきでないものの例として、下記のようなものが挙がっていました。 積み上げるべきもの 社内でやるべき付加価値の高い業務 それを遂行した社員の能力と評価や給料 業務の本格導入を判断するためのテスト コミュニケーションコストを下げる仕組み 正確な情報を低コストでやり取りする仕組み 手順が決まっ

        Notionに会議のタイムキーパーをやってもらう

          NotionAIで顧客アンケート分析の実験をしてみた

          ビジネスの成功は、顧客の声をいかに理解し反映させるかにかかっています。 特にBtoCの分野では、これはさらに顕著です。 顧客のニーズや感想を知ることは、製品やサービスの質を向上させ、市場での競争力を高める鍵となります。 しかし、顧客の声を収集し、有効に活用することはなかなか難しいのではないでしょうか? 今回は、NotionAIを活用したアンケート分析方法を試してみたので、そのログを紹介しようと思います。 今回試したい内容は下記です。 お客様から収集したアンケート内容

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          Notionを業務でつかう前に知っておきたい、Notion以外の知識

          想像してみてください。 Notionは、あなたの業務を加速させるための高性能スポーツカーのようなものです。 しかし、あなたはまだ免許をとって1週間の初心者です。 どんなに強力なスポーツカーを持っていても、運転技術が未熟であれば、その潜在能力を引き出すことはできません。 さらに、行き先を決めずにアクセルを踏むのは、ただの時間の無駄。 (趣味としては楽しそうですがw) その真の力を発揮するためには、運転技術や交通規則の理解、目的地・ルート計画、車両のメンテナンス方法…など

          Notionを業務でつかう前に知っておきたい、Notion以外の知識

          会社にNotionを導入した理由とそのプロセス

          今から約半年ほど前の2023年5月、会社にNotionを導入しました。 この記事では、下記について記載します。 Notion導入を考えだした背景 Notion導入時に行ったこと Notion導入後の状況変化 ※「Notionとはなにか?」についてはここで詳しくは述べませんので、ある程度Notionの存在を知っている前提での話となります。 詳しく知りたい方は下記↓ ここ数年で急激な勢いでユーザーを伸ばしているNotion。 最近では、様々な会社でも業務管理ツールとして

          会社にNotionを導入した理由とそのプロセス

          63度目の誕生日

          本日、2023/11/11は、母の63回目の誕生日。 ただし、生きていたとしたら。 昨年、7/15に肺がんでこの世を去りました。 亡くなる数年前から闘病生活はしていたため、ある程度覚悟はできていました。 が、未だに実感が湧かないというのが本音です。 母子家庭だったため、長年母一人で大変だったかと思います。 女手ひとつで3人兄弟を育て上げてくれました。 ・・ 昔から口数の少ない僕は、ことあるごとに母から「言葉にしないと相手に伝わらないよ」と言われていました。 言

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          【Tableau】目的別のチャート一覧

          Tableauには、本当にたくさんのチャートやグラフィックオプションがあり、データの可視化が可能です。 ですが、それ故に、どのチャートを使用すればよいのかを決定することは簡単ではないと感じます。。 ということで、今回は分析の目的ごとに、どのようなチャートを使用すればよいのかをまとめてみようと思います。 それぞれ、なるべく視覚表現アイデアの参考になるように、美しいチャートが集まる下記ページより参考にさせていただきました。 https://public.tableau.c

          【Tableau】目的別のチャート一覧

          【Tableau】連続・不連続の違いによる視覚表現の違い

          前回の記事で、メジャー・ディメンションと連続・不連続の関係性の整理を行いました。 しかし、連続・不連続を理解するには、概念の整理だけでは不十分です。 今回は、連続・不連続の違いによるTableauでの視覚表現の違いをまとめておきたいと思います。 DATA Saberの課題をこなす中でも、 ・色がグラデーションになってしまう ・うまく並び替えができない ・フィルタが範囲選択できない など意図しない結果となってしまうことが多々ありました。 その都度、動画で説明を聞いたり調

          【Tableau】連続・不連続の違いによる視覚表現の違い

          【Tableau】メジャー・ディメンション、連続・不連続の関係

          こんにちは。 Tableauを使えるようになりたいということで、DATA Saberに挑戦中です。 Tableauがそもそも初心者なので、躓くこともやはり多く。。。その中での学びをログとしてまとめていきます。 Tableauの学び始めには、「メジャー・ディメンション」と「連続・不連続」という概念に直面し、おそらく多くの方がその概念に躓くことと思われます。 もれなく僕もこの概念で軽い混乱が生じてしまったため、この記事で、これらの違いや関係を整理したいと思います。 ディメ

          【Tableau】メジャー・ディメンション、連続・不連続の関係

          Salesforce初心者が、55日でSalesforce認定アドミニストレータ試験に合格した話

          先日、Salesforce資格の一つである、Salesforce認定アドミニストレーター試験に合格しました。 振り返ってみたところ、ほぼ初心者状態から、勉強日数55日間、また当日の回答時間も105分ある中22分で回答を完了し合格することができました。 一つの成功体験でもあると感じたため、どのような対策をしたのか・そもそもどんな目的で試験を受けたのか。など共有できればと思い記事を書きます。 ※とはいえ、あくまで個人的な体験であり、再現性を担保するものではないのでその点ご了承

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          今こそ見える化!現代の働く環境における効果的な取り組み方

          「見える化」という言葉を聞いたことがあるでしょうか? 経営コンサルタントで、数多くの本を執筆している遠藤功さんは、著書『見える化-強い企業をつくる「見える」仕組み』の中で、見える化についてこう言っています。 これらの言葉からだけでも、「見える化」が業務において、とても重要な役割を果たしていることが何となく感じていただけると思います。 今回は、「見える化」が"今"必要な理由について、簡単にまとめてみようと思います。 “今”見える化が必要な理由「見える化」という言葉の起源

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          それは「無駄」なのか「余白」なのか。

          今回は、「無駄」と「余白」について書いてみようと思います。 抽象的な話になりますが、個人の備忘録ということでお許しください。 ・・ 業務プロセスの改善を進めると、ときにメンバーからこのような声を聞くことがあります。 「アイデアを誰かと相談する時間が減ってしまったような気がする…。」 「なんだか、コミュニケーションが冷たいものになってしまったような気がする…。」 業務上の「無駄」と考えられる部分を変革することで業務効率は上がり、ハッピーになるはずなのに、なぜこのよう

          それは「無駄」なのか「余白」なのか。

          課題解決したいなら、まずは屏風からトラを出そう。

          一休さんに、「びょうぶのとら」という話がある。 屏風から出せないトラは縛れない が結論のあの話である。 これほど有名な話であるにも関わらず、現代のビジネスシーンに目を向けると、悲しいかな、屏風から出ていないトラを縛ろうと頑張っているトンチの効かない一休さんを見かけることがある。 いきなりなんの話か?と思われるかもしれないが、課題解決の際に陥りがちな失敗の話だ。 結論問題解決でまず考えるべきは、How ではなく What や Where である。 問題解決プロセスでよ

          課題解決したいなら、まずは屏風からトラを出そう。