夏を締める
早いものでもう9月。
1週間前にちょっとだけ顔を出した秋が忘れられない。少し涼しくなる夕方から夜にかけての時間が好き。この時間が自分のためだけにあるみたいで、音楽を聴いて歩く。
涼しくなって、ちょっと寂しくなって、寒くなる季節をたまらなく大切にしたくなる。夜に悲しくなっちゃうから街中にイルミネーションがあるのかなって話した。
卒論もレポートも、ESも苦手。
自分の好き勝手書いていい文章ならいくらでも書けるのに、これじゃ私が満足するだけだもんなあ。
先生に毎回文章、こんなに下手でしたっけって言われて泣くのやめたい。先生には悪気がないし、読み直すのが嫌いな私の非もいっぱいある。
ずっと書き方が分からない。
1日中真剣にやっていたのに大して進まない。悔しい。
恋人は不思議な人、数秒前まで人生の選択を全部間違えてるとか言っておきながら生まれ変わっても自分がいいって言う。私は木になりたいって言ったら、僕は木より木みたいな生活してるって言う。なんだそれって思い出して笑ってしまう。
座ってる数秒で蚊にいっぱい刺されたけど、痒いたびに同じ気持ちかと思うとまあいいかと思う。
最近は、自分だけ止まってるみたいな気持ちになる。
インターンで何かやりたいことあるのって聞かれても、いきなり答えられない。人生でやりたいことは健康と好きな人たちと面白く生きることで、たまに旅行に行きたい。植物を迎えいれたい。
やることあれば嬉しい気持ちでいるんですっていったら、最強マインドですねって言われた。本当にそうなんですって言った。やりたくないことならやってない。やることがあって、人の役に立つならいい。また損な役回りをしてしまうかもしれない。何かを見越して生きられない。
話す会話がどんどんズレていく。ズレてはないのかもしれないけど、繰り返すから、ここから抜け出さないとって思う。話すこと怖くなること、諦めることやめたい。自分で処理できるようになっただけかもしれない。
これまでだって変わらないのかもしれないとも思う。ここはまだモヤモヤ。
兄のことが好き、本人とか両親にはツンツンするフリをしちゃう。
一緒にドライブしながら流れた7ずっと聴いちゃう。
来年はPOPYOURS行けたら楽しそう。
家にヤモリが侵入していた。お皿取ろうとしたら素早く動いてびっくりした。
この前は外で会ったのに、そんなに家が好きなのかな。
ここ2日朝起きたら左耳からモールス信号聞こえる。しかもSOSでちょっとホラーだった。お隣いないと思ってたけど、多分きっと最近引っ越してきて、目覚ましの音な気がする。ヒヤヒヤするからやめてくれよな。
全てを取っ払って何になりたいか考えると、小さくなって山に流れる川の急流の岩陰で暮らしたい。これがなんでなんだろうと思っていたのだけど、小さい頃に好きだった絵本のいちごを赤く塗るおばあちゃんの話からかもしれない。小さい頃から好きなものって意外と変わらないんだな。あと、ままがよくコピー機の中で仕事したり、歯を集めたりする我が家に住んでる小人の話してたからだろうな。
遊就館でみる、絶筆や遺書に泣いてしまう。
どこの視点からみても愛しい人がいて、その反対は敵になってしまう。
生きるかという理由、仕方がないから私はいっぱい見つける。
いっぱいお手紙を書いたように私も何かを残しておく。
人によって捉え方が違うことは美しいこと。
暑すぎたこと、雨が降っていたこと、1人でいる時間も多くて、YouTubeもラジオにも飽きて本をいっぱい読んだ夏だった。自分で買った本以外も読んだ。
本を読むとつい錯覚しちゃうけど、スラスラと入ってこない文章は理解が難しい。
本屋さんで本を買うこと、これは続けたいこと。
凄く嬉しいことに自分で予定を立てなくても、人から誘われてカレンダーが埋まった1週間だった。1人だと家にいるか作業をしにしか外に出れない。
良さも悪さも感じられてる。やっぱり誰かといる方が好き。
誰かを想う自分でいることが好き。