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『ヒカルの碁』元ネタ対局集

はじめに
ヒカルの碁』(原作・ほったゆみ 画・小畑健)では監修として日本棋院所属の梅沢由香里(当時)が務めており、対局シーンの盤面の多くは元になった対局があるとされています。このノートは以前より書き留めていた内容を書き起こしたもので、一部は詰碁の出典も掲載しているものです。
原作漫画に登場する作品のみを探した結果です。アニメ版のみのものは順次更新予定です。また「碁ジャス」に掲載されたものは元ネタではあるものの、対局者等よりもその内容を重視したものであるため、記載しません。
碁が打てるファンによる非公式の内容です。不適切な内容や間違いがあればご指摘いただけますと幸いです。

また、記事の性質上 ネタバレ注意 となっていますので未読の方はご注意ください

凡例

巻数
話数
作中対局者*1 ー 作中対局者
西暦(和暦)年月日
対局者*2 置石*3 ー 対局者 結果*4
補足 
 持時間 作中との変化など

*1 断りがない限り左側の対局者名を黒とする
*2 対局当時の名とし、段位や手合割(先相先など)は記載しない
*3 置碁の場合は黒側対局者名の次に記載する
*4 結果は勝者側に記載する
*5 1964年以降の対局は原則5目半とし、それ以前は原則コミ無しとする
*6 進藤ヒカルや藤原佐為が途中で変わった場合の対局者名は初手を着手した者とし、交代した旨は補足にて記載

第1巻

第1局
菅原顕忠 ー 藤原佐為
1669(寛文9)年11月7日
安井知哲 ー 本因坊道策 4目
補足
伝わっている棋譜は途中の158手まで
作中では藤原佐為の負けとなっている
藤原氏も菅原氏もどちらも公家の歴史がある名字だが、菅原氏に関しては天皇の侍読を務めたことでも有名
藤原氏は南家、北家、式家、京家と非常に多い

第2局
対局者不明 ー 塔矢行洋
1993(平成5)年2月8日
大竹英雄 2目半 ー 武宮正樹
補足 
進藤ヒカルが囲碁教室に行った際、テレビで放送されていた時の対局

第3局
藤原佐為 ー 塔矢アキラ
1851(嘉永4)年11月15日
本因坊秀策 4目 ー 本因坊秀和
補足
藤原佐為と塔矢アキラの初対局

第3局
玄玄碁経「金不換勢」
第19回全国こども囲碁大会にて進藤ヒカルが口出ししてしまった死活
金にも換え難いほど貴重な物という意味の詰碁で、高級な墨のことを指していると言われている

第3局
子ども囲碁大会での選手同士の対局
1821(文政4)年2月2日
四宮米蔵 4子 ー 本因坊丈和 6目
補足
隅の死活が玄玄碁経「金不換勢」に改変されている

第5局
大君 ー 藤原佐為
1851(嘉永4)年11月14日
村瀬弥吉 3子 13目 ー 本因坊秀和
補足
指導碁の説明をしている時の盤面

第6、7局
藤原佐為 ー 塔矢行洋
1900(明治33)年4月17日
岩佐銈 3子 ー 田村保寿 中押し
補足
10手目で進藤ヒカルが打った

第2巻

第8局
玄玄碁経「翫桃勢」
筒井公宏が葉瀬中学文化祭にて出題した詰碁
桃を翫(もてあそ)ぶという意味

第8局
玄玄碁経「隠微勢」
筒井公宏が葉瀬中学の文化祭にて出題した詰碁
微妙ではっきりとしない様を表している

第8局
藤原佐為 ー 加賀鉄男
1926(大正15)年9月27、28日 10月7、8、12、18日
雁金準一 ー 本因坊秀哉 時間切れ勝
補足
持ち時間16時間
讀賣新聞社主催 観戦記に菊池寛、河東碧梧桐などが執筆した
87手目で進藤ヒカルが13-15に打ってしまう

第9局
冬季大会佐和良中三将 ー 冬季大会佐和良中副将(メガネの男子)
1993(平成5)年7月28日
武井美沙 ー 原武真美 中押し
補足
第17回全国高校選手権決勝戦

第12局
1990(平成2)年7月19日
冬季大会海王中三将 ー 藤原佐為
岡光雄 ー 神田英 中押し
補足
日本棋院大手合

第15局
棋譜並べ
1994(平成6)年6月6日
石田芳夫 中押し ー 本田邦久
補足
塔矢アキラが海王中囲碁部にて一人で棋譜並べをしている時の盤面
アニメ版
1853(嘉永5)年7月10、20、26日
太田雄蔵 ー 本因坊秀策 3目
「秀麗秀策」著・福井正明 より出典

第15局
青木 ー 塔矢アキラ
1990(平成2)年5月9日
安東明雄 ー 藤沢一就 中押し
補足
日本棋院大手合

第15局
太閤碁
奥村 ー 塔矢アキラ
補足
いわゆるマネ碁 豊臣秀吉が打てない碁を打つことになった際、臣下からの提案で打たれたと言われるもの
実際は豊臣秀吉は本因坊算砂から指導を受けていたり、賭け碁をした逸話があるため、真偽のほどは不明

第3巻

第19局
玄玄碁経「五虎陥穽勢」(呉清源修正版)
囲碁部員大募集のポスターで三谷祐輝が解いたもの
5頭の虎が罠に陥るという意味
原本では意図した正解図とはならないため、修正された

第19局
碁会所「囲碁さろん」の客 ー 三谷祐輝
1992(平成4)年5月28日
宋光復 2目 ー Michael Redmond
補足
日本棋院 大手合
作中では三谷祐輝が整地を誤魔化したため、白2目勝ちとなっている

第4巻

第27局
藤原佐為(39手目以降進藤ヒカル) ー 塔矢アキラ
1860(万延元)年10月?日
村瀬弥吉 中押し ー 本因坊秀策
補足
39手目で11-8に打つ

第5巻

第35局
塔矢アキラ ー sai
1998(平成10)年 月日?
金賢貞 ー 小林覚 中押し
補足
新初段シリーズ 白逆コミ5目半

第40局
進藤ヒカル ー 岸本薫
1996(平成8)年6月27日
岡信光 ー 梅木英 中押し

第42、43局
加賀鉄男 ー 進藤ヒカル
1997(平成9)年4月12日
結城聡 6目半 ー 曺薫鉉
補足
棋譜を提出するために打った3面打ちの一つ

第6巻

第44局
進藤ヒカル ー 篠田
1721(享保6)年12月18日
坪田翫碩 中押し ー 本因坊道知 
1780(安永9)年12月12日
酒井石見守忠休 ー 本因坊察元 中押し
補足
別々の対局を混合した盤面となっている
左半分は一つ目
右半分は二つ目の棋譜となっている

第44局
和谷義高らの棋譜検討
1744(延享元)年4月22日
本因坊伯元 ー 林因長 3目

第48、49局
塔矢アキラ ー 座間
1996(平成8)年2月24日
河野臨 ー 森田道博 中押し
補足
新初段シリーズ 白逆コミ5目半

番外編
進藤ヒカル ー 筒井公宏
1582(天正10)年 月日?
鹿塩利玄 ー 本因坊算砂 三劫
補足
後世の創作の可能性がある

第7巻

第53局
森下茂男の研究会での検討場面
1998(平成10)年8月1日
常昊 ー 李昌鎬 1目半

第56局
進藤ヒカル ー 和谷義高
1843(天保14)年7月18日
安田秀策 中押し ー 葛野忠左衛門

第59局
伊角慎一郎 ー 真柴充
1981(昭和56)年9月21日
淡路修三 中押し ー 片岡聡

第8巻

第61局
塔矢アキラが二段に昇段した対局
1808(文化5)年6月15、17日
長坂豬之助 1目 ー 葛野松之助
補足
葛野松之助は後の本因坊丈和

第62局
藤原佐為 ー 門脇龍彦
1850(嘉永3)年6月4日
本因坊秀策 15目 ー 中川順節

第63局
桑原仁 ー 緒方精次
1973(昭和48)年8月28、29日
林海峰 ー 石田芳夫 芇
補足
白コミ出し5目 芇白勝ち

第64、65局
進藤ヒカル ー 椿俊郎
1776(安永5)年6月
鈴木源之丞 ー 若山立長 2目

第67局
伊角慎一郎 ー 神宮寺(碁会所の客)
1785(天明5)年12月18日
安井仙角仙知 17目 ー 井上因達因碩

第67局
碁会所の客 ー 和谷義高
1897(明治30)年11月21日
石井千治 ー 本因坊秀榮 3目

第9巻

第70局
河合 ー 進藤ヒカル
1998(平成10)年5月24日
吉田周一 3子 ー 石田芳夫 13目
補足
和谷義高、伊角慎一郎の盤面は前例が多く特定できなかった

第70局
進藤ヒカル、伊角慎一郎、和谷義高 ー 碁会所の客
1881(明治14)年6月19日
林佐野 3子 ー 村瀬秀甫 中押し

1911(明治44)年7月29日〜8月12日
竹田逸子 3子 ー 本因坊秀哉 中押し

1682(天和2)年7月18日
仙台自性坊 3子 ー 本因坊道策 21目
補足
作中で誰がどの対局かは不明確
但し、奥の方から順番に記載
進藤ヒカルは秀甫の棋譜が採用される率が高いため、おそらくは進藤ヒカル、伊角慎一郎、和谷義高の順か

第71〜73局
栗本の秘書 ー 塔矢アキラ
1768(明和5)年1月6日
酒井石見守忠休 3子 2目 ー 井上春達因碩

糸井(5子) ー 塔矢アキラ
1769(明和6)年12月14日
津軽良策 5子 4目 ー 安井仙哲

第75、76局
洪秀英 ー 進藤ヒカル
1995(平成7)年2月3日
李晶媛 ー 尹暎善 1目半

第77局
食事休憩として打ち掛けの指示が出た場面
1897(明治30)年11月21日
石井千治 ー 本因坊秀榮 3目

第77局
進藤ヒカル ー 飯島良
1989(平成元)年6月29日
三輪芳郎 中押し ー 川本昇

第10巻

第79局
小宮英二 ー 進藤ヒカル
1848(弘化5)年1月2日、26日
太田雄蔵 ー 安田秀策 中押し

第81、83局
伊角慎一郎 ー 進藤ヒカル
1990(平成2)年2月7日
宮崎志摩子 ー 青木喜久代 中押し
補足
黒側から見て概ね同じではあるが、周囲の状況が若干異なる

第83局
伊角慎一郎 ー 和谷義高
1856(安政2)年11月3日
村瀬弥吉 ー 本因坊秀和 中押し

第83局
福井雄太 ー 進藤ヒカル
1793(寛政5)年12月19日
安井仙角仙知 15目 ー 河野元虎
補足
作中では5目半のコミを考慮しての9目半差

第11巻

第89局
進藤ヒカル ー 藤原佐為
1847(弘化4)年9月11日
安田秀策 7目 ー 本因坊秀和
補足
「おまえだったらどう打つかな」は69手目

第90局
進藤ヒカル ー 和谷義高
1980(昭和55)年9月17、18日
趙治勲 中押し ー 大竹英雄

第94、95局
越智康介 ー 進藤ヒカル
1859(安政6)年10月26日
海老沢健造 ー 本因坊秀策 7目
補足
作中では1目半に変更されている

第12巻

第100局
藤原佐為 ー 塔矢行洋
1996(平成6)年6月14日
趙治勲 ー 大竹英雄 中押し
補足
作中では黒15目コミ出しの想定で行われた

第103局
本因坊秀策が揮毫したとされる碁盤には
「安政四丁巳晩夏書 本因坊秀策」とあるが、元となった字は『囲碁十訣』の物でそこには「安政四丁巳晩夏書 為石谷廣ニ兄 本因坊秀策」とあり、石谷廣二という人物の為に書いた書であることがわかる(国立国会図書館デジタルコレクションより)

第13巻

第105局
森下研究会で森下茂男、白川道夫、都築が囲んでいる盤面
2000(平成12)年12月16日
小林覚 ー 趙治勲 8目半

第105局
進藤ヒカル ? ー 藤原佐為 ?
2000(平成12)年12月21日
片岡聡 3目半 ー 趙善津
補足
短いながらも特定できた
手番がわかるようなセリフ等がないため、どちらが黒番かは不明

第109局
緒方精次 ー 塔矢行洋
1990(平成2)年6月26日
劉小光 ー 林海峰 6目半
補足
作中 十段戦第4局

第110局
L・L ー toya koyo
1987(昭和62)年7月25、26日
武宮正樹 ー 小林光一 3目半

第112〜116局
toya koyo ー sai
1997(平成9)年5月1日
林海峰 ー 依田紀基 半目
補足
作中では中押しとなっている

第14巻

第119局
倉田厚 ー 鎌石義郎
1976(昭和51)年12月2日
加藤正夫 中押し ー 石田芳夫
補足
漫画では不鮮明で判別困難であるものの、アニメでは盤面が大きく映されており、その盤面と漫画の盤面を見比べると石の形からおそらくどちらもこの対局であろう

第119局
緒方精次 ー 塔矢行洋
1974(昭和49)年6月26、27日
石田芳夫 中押し ー 武宮正樹

第120局
進藤ヒカル ー 倉田厚
1984(昭和59)年10月22日
鄒海石 ー 小林覚 中押し
補足
一色碁

第15巻

第122局
進藤ヒカル ー 三段
1993(平成5)年7月15日
劉昌赫 中押し ー 呉淞笙

第124局
藤原佐為 ー 緒方精次
1997(平成9)年5月31日
武宮正樹 中押し ー 王銘琬
補足
NEC杯

第124局
芦原弘幸が大盤解説をしている碁
1997(平成9)年12月13日
趙治勲 中押し ー 武宮正樹

第124局
進藤ヒカル ー 藤原佐為
1998(平成10)年2月14日
小林覚 ー 趙治勲 中押し
補足
藤原佐為が消えた時の最後の対局

第127局
河合 ー 周平
1859(安政6)年10月26日
海老沢健造 ー 本因坊秀策 7目
補足
第94、95局の越智康介ー進藤ヒカルの対局と同じ

第129局
1846(弘化3)年9月11、14、15日
安田秀策 2目 ー 井上幻庵因碩
補足
耳赤の一局 ヒカルが日本棋院で見ていた棋譜

第129局
1847(弘化4)年11月12日
安田秀策 ー 鶴岡三良助 中押し
補足
耳赤の一局の隣に掲載されている棋譜

第16巻

第135局
伊角慎一郎 ー 楽平
1993(平成5)年8月12日
馬暁春 1 3/4子 ー 曹大元
補足
中国ルール コミ2 3/4子
中国ルールでは単位が目ではなく子(地と活き石の総数を数えるため)
日本ルール1目は中国ルールでは0.5子、3/4子は1目半に相当するため、コミ2 3/4子は日本ルールにおける5目半に相当する

第139局
進藤ヒカル ー 伊角慎一郎
1996(平成8)年6月15日
依田紀基 半目 ー 林海峰
補足
NEC杯
進藤ヒカル復活の対局

第17巻

第142局
塔矢アキラ ー 松永利之
1967(昭和42)年7月13日
武宮正樹 中押し ー 福原義虎

第142局
上前津宏 ー 塔矢アキラ
1966(昭和41)年8月4日
福原義虎 ー 武宮正樹 中押し

第143局
乃木 ー 緒方精次
1977(昭和52)年10月11日
武宮正樹 ー 林海峰 4目半

第145、146局
進藤ヒカル ー 塔矢アキラ
1995(平成7)年5月2日
本田邦久 ー 中野寛也

第147局
進藤ヒカル、塔矢アキラの左隣の対局
1997(平成9)年12月13日
趙治勲 中押し ー 武宮正樹
補足
第124局の対局と同じ

第147局
進藤ヒカル、塔矢アキラの2つ右隣の対局
1998(平成10)年4月30日
趙治勲 中押し ー 秋山次郎

第18巻

番外編 第5回
倉田厚 ー 不明
1990(平成2)年3月15日
小林光一 中押し ー 中村秀仁

第19巻

第149局
2000(平成12)年11月16日
小林光一 ー 柳時熏 半目
補足
冒頭「碁は無限なり」と書かれたコマの盤面

第150局
一柳 ー 塔矢アキラ
1994(平成6)年8月18日
小林光一 ー 森田道博 中押し

第150局
不明 ー 進藤ヒカル
1984(昭和59)年4月25日
井上初枝 ー 大淵盛人 中押し

第151局
進藤ヒカル ー 不明
1852(嘉永5)年12月27日
本因坊秀和 7目 ー 九世 安井算知(俊哲)

第156局
進藤ヒカル ー 門脇龍彦
1999(平成11)年2月25日
彦坂直人 中押し ー 今村俊也

第20巻

第160局
進藤ヒカル ー 森下茂男
1993(平成5)年4月22日
趙治勲 ー 李昌鎬 中押し

第160局
高永夏 ー 塔矢行洋
1994(平成6)年6月3日
張文東 ー 趙治勲 中押し

第160局
塔矢アキラ ー 緒方精次
1992(平成4)年5月14日
苑田勇一 ー 榊原章二 2目半

第163局
稲垣 ー 社清春
1998(平成10)年6月5日
王立誠 ー 常昊 中押し

第163局
進藤ヒカル ー 柴田
1998(平成10)年7月8日
山下敬吾 中押し ー 中野泰宏

第164局
和谷義高 ー 津坂
1998(平成10)年8月20日
三村智保 中押し ー 恩田烈彦

第164局
越智康介 ー 秋山
1998(平成10)年2月28日
大森泰志 2目半 ー 山城宏

第164局
社清春 ー 進藤ヒカル
2000(平成12)年3月19日
高尾紳路 ー 山下敬吾 中押し

第21巻

第170局
不明 ー 不明
1998(平成10)4月23日
王銘琬 ー 依田紀基 1目半
補足
2002年江鈴杯の最も手前にある盤面

第170局
不明 ー 不明
2002(平成14)2月25日
金承俊 ー 朴永訓 2目半
補足
韓国棋院の取材時にテレビで放送されていた対局

第173局
社清春 ー 塔矢アキラ
2000(平成12)年11月22日
祷陽子 中押し ー 知念かおり

第173、174局
進藤ヒカル ー 塔矢アキラ
1965(昭和40)1月20日
藤原朋斎 ー 島村俊宏 5目
補足
白コミ出し5目

第22巻

第178〜181局
進藤ヒカル ー 王世振
2001(平成13)6月24日
王立誠 ー 劉昌赫 1/4子
補足
中国ルール

第178〜180局
陸力 ー 塔矢アキラ
1999(平成11)年12月9日
柳時熏 ー 彦坂直人 2目半

第178〜180局
趙石 ー 社清春
2000(平成12)年7月23日
小林光一 3目半 ー 山下敬吾

第23巻

第184〜188局
社清春 ー 洪秀英
1980(昭和55)年7月17日
加藤正夫 3目半 ー 橋本宇太郎
補足
作中では洪秀英の3目半勝ちとなっている

第184〜188局
林日煥 ー 塔矢アキラ
2002(平成14)3月19日
朴永訓 ー 山下敬吾 中押し

第184〜188局
進藤ヒカル ー 高永夏
2002(平成14)8月3日
劉昌赫 ー 李世乭 半目

アニメエンディングにおける盤面

「ボクらの冒険」歌・Kids Alive 第1話~第12話
1995(平成7)年2月3日
李晶媛 ー 尹暎善 1目半
ただし、右上の石が一つ欠落している

「ヒトミノチカラ」歌・観月ありさ 第13話~第30話
1851(嘉永4)年11月15日
本因坊秀策 4目 ー 本因坊秀和

「SINCERELY~ever dream~」歌・dream 第31話~第46話
1961(昭和36)年6月16、17日
坂田栄男 半目 ー 高川秀格

「MUSIC IS MY THING」歌・dream 第64話~第74話
1998(平成10)年2月14日
小林覚 ー 趙治勲 中押し

参考文献

「ヒカルの碁」原作・ほったゆみ 作画・小畑健 監修・梅沢由香里
「道策全集ー復刻版」 amazon
「歴代名人打碁大系 本因坊丈和全集」著・荒木直躬
「完本 本因坊秀策全集」編・福井正明 監修・岩本薫
「本因坊秀甫全集」編・荒木富士子
「本因坊秀栄全集」編・林裕
「本因坊秀哉全集」著・秀哉会
「呉清源打碁全集」著・呉清源 旧版
「秀麗秀策」著・福井正明
「玄玄碁経集1・2」解説・呉清源

参考サイト

Wikipedia「ヒカルの碁」 

検索の為に使用したアプリ・サイト

SmartGo Kifu
101棋网

あとがき
この元ネタを調べる事となったのは、「ヒカルの碁」ファンの友人がいくつか元ネタがあることは分かっているものの、盤面がどの元ネタか分からずに残念だという話を聞いて、やってみようという気持ちになりました。
当時の私はほぼアニメでしか見たことがなかった為、漫画を購入して、棋譜の収集も始め、何人もの友人の助けを借りつつも確か3年ほどで23巻までの盤面の特定を済ませたメモを残し、燃え尽きて放置し続けていました。しかし、せっかく調べたのだからとこうしてnoteに投稿することにし、完成することができました。
今後はアニメ版との差異も含めてこのnoteを更新したいと思いますのでよろしくお願いします。