見出し画像

海と生きる

shoyaです、1月22日、23日の自然環境リテラシー学の海での実習に参加しました。今回は古里海岸キャンプ場を拠点として、実習を行いました。このキャンプ場は夏休みに行ったカヤックツーリングの拠点の場所より遠くに位置していたので、今回の拠点までが荷物が多く大変でした。前回の反省のため、特に夜の防寒に必要な衣服が多かったです。

1日目

画像1

↑カヤックツーリングの様子

午前中はカヤックツーリングを行いました。夏休みのカヤックツーリングから全く海へ行かなかったのでとても緊張して海へ向かいました。また、冬の海ということもあり、沈すること(カヤックから落ちてしまう)にとても恐れていました。まず、PFD、スプレースカートを装備し、出艇しました。出艇する際に、必ず足は海に入らなければなりません。そのため、そこで冬の海の冷たさにゾッとしました。カヤックに乗ってみると、地面に脚をついてみる海とは違う景色、空気を感じることができました。例えば海面からの冷たい空気や、流れてくる木々や海藻類などが見られました。途中先頭のインストラクターの方が岩場と岩場の間を通りました。しかしながら、私は少し後ろにいたため、波が高くて少しとあることが厳しいなではないかと思っていました。しかし、二番目の友達が続いて通ろうとすると、さらに波が高くなり、沈してしまいました。この様子を見て、通る前の即時の判断が大事であることがわかりました。ある程度漕いでいると少し体力にしんどくなってきました。夏休みからあまり運動をしてなかったことが反省点です。最後の直線で、友達3人と拠点まで競争をしました。(沈したらそこで終了)自分は速さにも体力にも自信がありませんでした。しかしながら、友達(一回沈してる)が沈しました。そのため、競争は無くなり、ゆっくり拠点まで漕ぎました。そして、しんどいながらも拠点に戻ってくることができました。カヤックで沈しやすい時が出艇、上陸です。実は以前の回で沈になりかけたため、上陸は特に波のタイミングを考えて行いました。その結果、インストラクターの支えもあり、沈することなく上陸できました。

画像2

続いて、ロープワークを行いました。まず、もやい結びを学びました。前々回でもやい結びは学びました。しかしながら、全く記憶に残っていませんでした。そのため、もやい結びを完璧にしようという思いで取り組みました。二つ目として一番印象に残っているのが手錠結びです。これは友達と練習をし過ぎるくらいしたので、もやい結びよりも完璧に近いくらいです。また、ランタンをロープで固定するための結び方を学びました。これは、今後のキャンプで役に立つ知識であったのでとても興味深いものでした。このようにロープワークはロープというとてもシンプルなものですが、使い方によっては救助やキャンプといったたくさんのことに応用できることにとても面白さを感じました。そして、ロープについて興味を持ったので、さまざまな結び方について調べてみようと思いました。

ロープワークを終えた後、テントを立てました。できるだけ早く丁寧にするため、友達と2人で協力して一つ立てるようにしました。1人で立てるよりはとても早く設営することができました。

画像3

↑お好み焼き(食感はたこ焼き)

夕食は上にあるとお好み焼きを食べました。周りの友達はお好み焼きをフライパンで焼いて食べていました。フライパンで作る多くの人がお好み焼きを失敗していました。しかしながら、私はホットサンドメーカーを持参したので、完璧に近いお好み焼きを作ることができました。食感はたこ焼きに似ていて、外側はカリカリで、内側はふわふわでうまく作ることができました。

夜、空を見るととても綺麗に星が輝いていました。そして、人類はなぜ海へ出たのかについてのお話を聞きました。人類が海に出た理由として、インストラクターの方々は好奇心であるとお話ししていただきました。自分の意見としては、陸地の同じ場所、同じ食材を食べ続けているため、次は海で新しいものを探すために海に出たのではないかと考えました。そのため、インストラクターの方がおっしゃった好奇心であると自分も考えました。特に印象に残っているのは、木の丸太で作った船で海を渡ることです。長い間漕ぎ続け、寝るのも船の上という過酷なものであると感じました。そして、上陸した時の様子がとても感動的でした。このお話から、昔の先祖は体力面だけでなく、精神的にも強いということがわかりました。そして、好奇心でここまで行動することのすごさがわかりました。また、私もこの好奇心のように、さまざまなことに挑戦し、取り組んで行きたいと思いました。冷えた体を温めるため、温泉へ行きました。コロナウイルス対策により、温泉が三重県に住んでいる人しか行けなかったので、とても幸運でした。徒歩5分くらいにある古里温泉へ行きました。カヤックへの乗り降りの際、海水に少し入ったので、体が冷えていました。そのため、体の芯から温まることができました。そして、カヤックツーリングの疲れかその日はすぐに寝てしまいました。

2日目

画像4

2日目は昼から雨が降る予報だったため、時間を早めて、プログラムを行いました。まず、朝食を食べました。しかしながら、食欲がなかったので餅だけ食べました。野外で焼く餅はとてもおいしかったです。

そして、2日目のカヤックツーリングを行いました。出艇は1日目があったため、ミスすることなくすることができました。1日目の疲れが少し残っているのか、少し体が重く感じました。そして、少し漕ぐと波がある程度あるところに来ました。波があるところは、特に気を張り詰めて、漕ぎました。夏休みの回では、この波によって沈する人がいたため、波にはとても気をつけていました。2日目のカヤックツーリングは1日目と比べて、楽に漕ぐことができ、楽しむことができました。

上陸してから、浜辺で散策しました。浜にある植物を見つけたり、食べれる植物を探し、食べてみたりしました。そして、岩場まで歩いて行きました。海による侵食で岩場が削られ、とても芸術的な形の岩ばかりでした。そして、カメノテを見つけました。カメノテは無人島のテレビ番組でよく紹介されているのて知っていましたが、本物を間近で見ることができ、とても良い経験でした。

今回の自然環境リテラシー学では、久しぶりのカヤックツーリングでした。最初カヤックツーリングは楽しみであった反面、冬の海であるという緊張がありました。しかし、実際してみると本当に楽しく、自然を感じることができました。そして、なぜ、人類は海へ出たのかというシンプルな質問に対して、真剣に考え、自分の意見を出すことが出来ました。また、ロープワークや浜辺の散策で、キャンプや野外活動で必要な知識を学ぶことができました。

この一年、自然環境リテラシー学の実習に参加してみて、自然のものを使い、自然の中で遊ぶことができるというアウトドアの良さに加えて、今まで感じることのできなかった周りの植物、海、川からのパワーなど自然の良さを感じることができました。この1年間支えてくれたインストラクター、リーダーの方々にはとても感謝しています。これを読んでいる人もぜひ、アウトドアに興味を持ってほしいと思っています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?