手元のRyzenサーバのVMでK8s環境を構築した

ちょうど家にあるRyzen7のマシンがOSをUbuntu20.04にUpしたりしていろいろ整理できたのと、VMを使った自宅K8sクラスタの構築手順などを見つけたりしたので、自分でも試しに作ってみました。

結論から言うと、"試しに" 作るものじゃないですね。一度作ったらしばらく電源落とさないぐらいの覚悟は必要な気はします。

環境(マシン1台のみ)
CPU:Ryzen7 3700X(8C16T)
メモリ:DDR4 32GB
OS:Ubuntu Server 20.04 LTS
VM:Vagrant + VirtualBox それぞれのnodeに 2core メモリ4GBぐらいずつ割り当て。VMのOSはCentOS7。
ストレージはある程度(100GB以上)容量があれば良いと思うので適当。うちはHDD。

手順
1つ目を参考にしながら、詰まった部分に関しては二個目の記事を参照

特に詰まったのは、K8sが最近のバージョンでDockerから別のコンテナランタイムをデフォルトで使うようになったところと、一度VMを(イメージのコピーのため)落として再度立ち上げたら、kubeadm resetからやり直しだったってとこですかね。これだと必要な時だけVM立ち上げてK8sの力を借りるってことは難しそうですね。コントロールnodeだけRaspiにしてワーカを必要な時だけつなぐ手はあるかもしれないですが。

ちょっとここのとこRaspi4は手に入らないので、本気でK8sいじるならRyzenの省スペースPC買ってVM投入するかもしれないです。

あとそもそも1台ならminikubeとか使えばいいんじゃとか、VMじゃなくて複数台に分けないとK8sの意味がないって意見もあるかとは思うんですが、本番稼働させるわけではないですので。

追記:
Raspiが手に入らないなら何を使えばいいかって話なのですが、個人的には4コアのThinkCentreとかProDeskを複数台手に入れるのが、初期費用に関しては良いんじゃないかなとは思います。電力的には安くないんでしょうけども・・

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