やりたいことと身体の関係

◆ 今日の前フリ ◆◇

昨日はクラシックの演奏家を招いての音楽レッスンの2回目。だいぶ打ち解けた感じで、和やかに進みました。クラシック音楽って、これだけでひとつのジャンルのようですが、作曲者によって全く別の世界観の音楽になるんですよね。私はどうも左脳優位型でして、リストとかドビュッシーとか、ラベルみたいなメロディーが不明瞭で、雰囲気、空気、風景が流れるような曲は好きじゃないんだということが分かりました。

しっかりしたメロディーがあって、それがリズムの上でちゃんと仕事をする感じの音楽って、別の表現では「文字情報」みたいな音楽なんですよ。モーツァルトなんて典型ですね。ところが波が漂うような、風や風景が流れることを表現したような音楽もあるんですね。それは抽象画みたいな感じでして、これにはこれで味があるのだということを(まだ理解していないけど)、今回知りました。

なんにせい、自分が知らない領域の専門家に話を聞くというのは、刺激的ですね。常々言っているように、情報は人を介してやって来るわけなので、付き合う人のジャンルを増やすのは自分の枠を広げることに繋がるんですよね。

アマゾンプライムミュージックにも、相当数のクラシックがリストされているので、クルマで移動中にあれこれ聴いてみて、耳の幅を広げようと思います。

画像1

☆ やりたいことと身体の関係

人生がつまらないのはやりたいことが無いからです。ワクワクするとは、やりたいことを、これから自分の意志でやるのだという時に立ち上がる感情です。

ですから、人生に於いてやりたいことを常に持っておくことが、人生を楽しく生きるために必要なんです。

そんなモノが見つからないというのであれば、今日の晩ご飯を、あなたがヒイキにしているお店で食べるぞと決めるだけで結構です。お寿司ですか?フレンチ?天ぷら?ステーキ?懐石?ほら、こういうことを考えて、


  ● 今日はあのお店でご飯を食べたいな


と考えただけで、さっきより楽しくなってきたはずですし、ワクワクして来たでしょ。

そうしたら次には、今度の週末にやる何か楽しいアクティビティーを考えてみましょう。温泉でも、海でも山でも、映画でもショッピングでも何でも良いです。ひとつでもそれが見つかると、週末までの日常がワクワクで満たされます。

この時間軸をドンドンと伸ばしていくのです。来月の連休はどこに行く?年末年始はどうする?これを考えて決めるだけで、その楽しいイベントが訪れるまでの日々を乗り切れるんです。


でもそういう楽しいイベントが思い付かないんですよね。別にやりたいことも無いし。という人は、決定的に体力が落ちているんです。身体から出せるエネルギーって、体力に比例するところがあるので、身体が弱くて、ガリガリで、おまけに部屋に引きこもる生活をしていたら、やりたいことすら見つけるエネルギーが立ち上がらなくなるんです。

そんな人がこのメールマガジンを読んでいるとは思えないのですが、読者さんの知り合いや身内で、そんな人がいたら、やるべきことはただひとつ、


  ● 強制的に身体を動かさせる


のです。

文句を言われるし、抵抗されると思いますけど、強制的に毎朝ラジオ体操をやらせ、朝食後にウォーキングに連れて行き、そのままジムで筋トレをお腹が空くまでやらせるんです。身体を動かして、汗を掻かせて、そしてお腹が減った状態で、美味しいモノをたらふく食べさせたら、それだけでその人はスッキリして快活になるんですよ。


元々私は快活な人間だと思っていたのですが、1年半くらい前にウォーキングを始めたら家人が驚いたように、


  ● ウォーキングをした日はスゴく快活な感じだよね


って言い出したんですね。私的にはそれほど変わったと思っていなかった(元々快活な人間だし)のですが、それがさらに快活になったと言われたときには驚きました。私にだってそれくらいの変化が出るのですから、みなさんでも同じだと思いますよ。


人生、目標やゴールややりたいことが明確になったら、そのためのHOWはどこかにあるんです。あなたの目標が世界征服というのなら難しいですが、個人や家族が豊かに、幸せに、満ち足りた生活をする程度の願望ならば、どんな状態からでも手段は見つけられるんです。ところが、やりたいことが無い、分からない、何もヤル気にならないという話になると、これは難しいんですね。


その人の人生ですから、他者が介入しづらいわけです。外部の人間がそこに介入するための唯一ともいえる方法は、身体を動かして体力を消耗させることなんです。プラプラしている人には、是非試してみて下さい。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?