どうやって禁煙をするか

◆ 今日の前フリ ◆◇

昨日アナウンスしたGW特別企画、あっという間に100人の方が購入されたようで、みなさんの呼吸法に関する関心が消えていなくて嬉しく思います。私もやり直して、その威力を再確認しているわけですが、ホントにこれだけで人生はどうにかなると痛感しています。

過去、基本編セミナーを受講した方は(全部で1500人以上います)、これを機に呼吸法で人生をやり直すことを考えてみては如何ですか。


そして昨日も引き続き4名の方に支援することを決めました。今回のコロナ禍は世界中に甚大な影響を及ぼしているわけですが、支援を希望する人の中には、海外で事業をやっている日本人の方もいます。たしか日本では日本に合法的に滞在している外国人にも、給付金が支給されるはずなんだけど、逆のケースではどうなのかな?と思っていたら、東南アジア諸国では、政府からの財政的支援はほとんどないみたいなんですね。

いきなり営業禁止!という命令が出て、それでオシマイ。もらえたのは日本円で2万円ちょっとというまさに端金で、これで良く暴動が起こらないものだと思いました。左巻きの人たちは、日本政府が何もしてくれない!って騒いでいますけど、ちゃんと他国の事情も調べた方が良いですよ。日本は他国と比べても、十分手厚く支援をしてますって。

おまけにこういう人たちは、日本の住民票を抜いているため、日本政府からの給付金は受け取れないんですね。これはあんまりなので、即支援することを決めたんですが、状況によってはこういう人たちに、傾斜をつけて支援する必要があるのかも知れません。

支援枠はあと27人です。

ってか、そろそろ給付金の申込書とか来ないものかね。

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☆ どうやって禁煙をするか

今回は読者さんから頂いたリクエストに回答します。頂いたお題は、


  ● どうやったら禁煙に成功するのか?


です。

私は若い頃から何度か禁煙にチャレンジをしては、また復活するということを続けていまして、覚えているだけで過去に5回くらいはやってみたと思うんですよ。で、最後にやったのが約2年前でして、実はそれが今でも継続中でして、つまり禁を破っていないんですね。

今では全く吸いたいと思わなくなりました。

サラリーマンを辞めてすぐに、所謂フツーのタバコから、パイプに切り替えたんです。なぜかというと、こっちの方が美味しくて安いからです。税額が違うのか、非常にリーズナブルで、おまけに味がしっかりとしていて、満足度が高かったんです。そうしたら昼間は吸わなくなりました。パイプって葉巻を刻んだようなモノですから、かなりキックが強いんですよね。これを吸うにはそれなりの儀式というか、準備が必要で、忙しい日中にそれをやるのが煩わしかったんです。おまけに昼間吸いたくなるのって、食事の直後だけで、1日1食でランチを摂らなくなったら吸いたく無くなったんです。

で、専ら吸うのは晩ご飯の後、お酒を飲んで酩酊状態になってからです。


そもそもここまで行くのは、フツーの人だと難しいのかも知れません。これは私の私見ですが、紙巻きのタバコ(所謂みなさんがイメージするタバコね)って、夾雑物が多くてかなりグレードの低い品質なんですよ。紅茶でいえばティーバッグのお茶みたいなもので、対してパイプって真っ当な農園のダージリンなんです。

なんでもそうですが、ニセモノは満足度が高まらないので、その分、量を摂って誤魔化すようになるんです。だから頻繁に欲しくなるんです。これは吸い比べても分かりますし、横にいるだけで分かります。紙巻きタバコは、燃えている時にクサいですよね。ところがパイプは甘い香りがします。少なくとも紙巻きタバコほどはクサくない。

そんなパイプを吸うと満足度が高いので、何度も頻繁に吸いたくなくなるんです。私の場合にはこれが幸いしました。おまけに紙巻きタバコと違って、吸うまでにあれこれと手間が掛かるので、ゆっくりとこころが落ち着いている時にしか吸いたくなくなるんです。だから昼間は吸わないという習慣が身に付いたんです。

この状態がかれこれと6年くらいは続きましたかね。別に私はパイプを止めるつもりも無かったんですが、とある時にふと、自分の意志力を確かめるために、スパッと止められるかを試してみたくなりまして、そこから禁煙のための戦略を考えました。といっても吸うのは夜、酒を呑んだ時だけですから。だったら酒を呑まなきゃ良いじゃないかということに気付きまして、週に1回の禁酒デーを設けました。


そうしたらやっぱり酒を呑まない日には、パイプを吸いたくなくなるんですね。夜だからとか、気分が落ち着いているからという理由ではなく、単に「お酒プラスパイプ」の組み合わせが、自分にとって中毒性を持っていると気付いたわけです。つまり、


  ▼ 晩ご飯だけ→別に吸いたくならない

  ▼ 晩ご飯プラスお酒→吸いたくなる


だったんですね。ここで考えました。パイプを吸う時間をずらしたらどうなるのか?って。既にご飯だけなら、吸いたくならないって分かっていたわけです。だから私にパイプを吸いたくさせる犯人は、お酒だということは分かっていたんです。だったらそのお酒を後回しにしたらどうなるんだろうか?と考えました。つまり、晩ご飯の時にはお酒を飲まず、食べ終わって一段落してからお酒を飲んだらどうなるのか?ご飯だけなら吸いたくならないわけで、つまりお酒を飲むまでは吸わなくても大丈夫だったんですね。

そうやってお酒を飲むタイミングをズラしたら、ちょっとだけ吸いたくなる欲求が下がったことに気付きました。と同時に、その気分のまま30分ガマンしたら、もう全然吸いたくなくなることにも気付きました。つまり、パイプを吸いたい!と感じてからの30分が勝負だと気付いたわけです。


だったらこのタイミングで、吸いたくても吸えない状況に自分を追い込んでみようと考えまして、セミナーの2次会では禁煙のお店を選ぶようにしました。こうしたら吸いたくても吸えないわけですね。中座して外に出れば吸えますが、セミナーの2次会は受講生からの質問がひっきりなしに来ますから、それは簡単じゃありませんし、そもそもパイプをホテルに置いておけば吸えませんからね。

そうしたら案外ガマンできることに気付いたわけです。吸いたいと感じてから30分を、他のことで紛らわせてしまえば(2次会では私が喋り続ければ良いだけです)、ふと気付いたら吸いたい気分は消えているわけですから。


それを続けているうちに、お酒を飲んで吸いたくなっても30分ガマンしたら吸わなくても大丈夫なようになったんですね。その時間が徐々に20分になり、10分になり、ひと月もしないうちにゼロになりました。結局、身体からニコチンが抜けたんでしょう。


つまり禁煙って初めのひと月がキーなんじゃありませんかね。ここを乗り越えたら、吸いたいという気持ちはなくなりますから。その時に、あなたの周りでスパスパ吸っている人がいなければ、これは定着します。私が過去、禁煙に失敗したのは、常に私の周りにスモーカーがいて、いつでも1本ならもらえる環境にいたからです。今では田舎暮らしで、家の人間は誰も吸いませんから、そういう誘惑がないんですね。

つまりどういう人間が側にいるのかで、たかが禁煙も上手く行ったりダメになったりするんでしょうね。


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