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STM体験記[HotStage 7日目]

2022年6月9日
学生

私は普段、大学でネットワークのアクセス制御や分散処理の研究を行っています。
STMへの参加は今回が初めてになります。

HotState7日目が終了し、HotStageでの作業も残り1日となりました。
7日目は5,6日目に引き続き、正常性確認を主な作業として行いました。

ShowNet で出展社様のブースへ提供される回線(通称ドロップ)は、出展社様に応じてグローバル接続かプライベート接続か、DHCPの有無、セキュリティサービスの有無といった要件が異なります。
そのため、STMはドロップの要件を確認し、確実に要件を満たしているか確認(ドロップチェック)を頻繁に行います。
バッグボーンに各種サービス機能の追加が本格化し、DHCPサービスやセキュリティチェックサービスが順次提供され始めました。
そのため、ドロップチェックも、より本番に近い条件で確認を行うことになります。

7日目はドロップチェックを計4回行いました。
利用するサービスが増えるにつれて、問題が発生する箇所も増えます。
問題を確認するときも、パケットのキャプチャを取り、端末側の問題なのか、ShowNet側の問題なのか切り分けつつ、間違いがないよう確認を行いました。
ドロップチェックに利用しているスクリプトも、回数を追うごとに修正を行い、他のSTMの方と共有することでチェックに要する時間を削減することができました。

1回目のチェックから回数を追うごとに、チェック結果に応じてトラブルシュートされ、ネットワークやサービスの完成度の高まりをひしひしと感じました。
ゼロからネットワークを作り上げるShowNetを通じて、日常的に利用している回線が、多くの労力のもとで安定した提供を実現していることを実感しました。また、問題が解決されるにつれて、HotStage内全体の雰囲気も良くなっているように感じます。

明日でHotStage期間が終了し、いよいよDeployへ段階が進むことになります。引き続き迅速かつ確実な作業を心掛け、ShowNetの成功へ向けて頑張っていきます。