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STMが奔走!!HotStage残り1日!

こんにちは、NOCメンバーの齋藤です。Interop Tokyo 2024 ShowNetのHotStageも残すところあと1日となりました。6月8日からはオペレーション会場を移動し、サービス提供に向けたデプロイ期間に移行します。本日もデプロイに向けて奔走するSTMの様子をお伝えします。

6/6の主な作業内容

  • Life SW切り替え

    • ShowNetのバックボーンが完成に近づき、我々が運用、生活に使っているLife NWをテンポラリネットワークから本番ネットワークへ切り替えを行います。これに伴い、Lifeを構成しているスイッチの設定変更を実施しました。Lifeは数百人が利用しているため、例年は利用者の少ない深夜に切り替えることが多いですが、今年は日中に切り替えを行いました。いかに効率的にミスなく切り替えるかがポイントとなります。

  • フェイルオーバーテスト

    • 昨日の記事でご紹介したフェイルオーバーテストを実施しました。安定したサービスを提供するため、設計通りに意図した動きをするか?をテストします。大規模なネットワークの構築のため、必ず不具合は見つかります。期待通りに動作しなかった場合はその場でNOCメンバーがトラブルシューティングを行いますが、今年はSTMもこのトラブルシューティングに参加します。NOCより早くトラブルの原因を特定し、解決できたメンバーはいたのでしょうか?

  • ドロップチェック

    • 過去の記事で何度か登場したドロップチェックがいよいよ始まりました。1回目のドロップチェックはまずは慣れるところから。スピードと正確性が求められます。また、トラブルがあった場合には、NOCと連携して即座に解決する必要があります。その解決には事象の共有をシンプルで正確に報告する必要があり、技術面以外のスキルも必要となります。

NOCメンバーが主導しフェイルオーバーテストを実行中
ドロップチェック中
フェールオーバーテストの様子

STMの声

  • フェイルオーバーテスト

    • トラブル時の障害ポイントの見当が全く外れて、自分の力不足を痛感しました。構成の理解を深める必要があると感じました。

    • コア側の構成やパケットの流れ方についてより深く理解できました。FW障害時の切り替わりも理解を深めたいです。

    • フェイルオーバーテストでのNOCメンバーの知識と経験の豊富さに圧倒されました。ドロップチェックは事前準備の重要性を再認識しました。

  • ドロップチェック(出展社への接続正常性確認)

    • HotStage初のドロップチェックを実施し、ShowNetらしい時間を過ごせました。報告は簡潔に分かりやすくを意識したいです。

    • 確認ポイントを見直し、次回はより素早く正確に実施したいです。

    • 他のチームの報告も含め、状況が変化する中での対応力が求められました。

構成の確認をするSTM
ドロップチェックの結果を共有するSTM
ドロップチェックの様子

HotStageも終盤に差し掛かりShowNetの完成度を上げていくフェーズになってきました。STMもNOCと協力しShowNet完成に向けて日々励んでいます。本日行ったフェイルオーバーテストは生のネットワークで実際に起きている事象で教科書通りに進むものではありません。また、ShowNet自体1週間後には跡形もなく無くなってしまいます。世界を見渡してもこの環境は唯一無二だとお思います。STMには幕張でも時間を大切にこの後も取り組んでもらいたいと思います。

*ShowNet用語が一部含まれます。過去の記事もぜひ、ご覧ください。