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新ことわざで遊ぶ辞典「秘湯の老婆はアナふたつ」

秘湯の老婆はアナふたつ
【ひとうのろうばはあなふたつ】

【意味】どんな人にも,大きな秘密の一つや二つあるものだということ。たとえば,宮崎の秘湯として知られる温泉郷、湯穴温泉。この温泉で一、二をあらそう老舗温泉旅館を訪れると,齢百二十才を超えようという金髪碧眼の双子の老女に出会える。いまだに旅館を切り盛りしているこの老婆たちこそ、最後のロシア皇帝ニコライ二世の第四皇女、アナスタシア・ニコラエヴナ・ロマノヴァその人と,その双子の妹だった。アナスタシア皇女については、その悲劇的な最期とともに,どこかで生存しているのではという噂がまことしやかに囁かれ、私こそアナスタシアだという者が何人もいたが、実はここ、日本の宮崎にいたのです!どうです、意外でしょう。しかも双子だったのです。なんとも奇想天外ですね。でも、 秘湯にいたのが雪の女王の妹だった、よりは現実味がある…わけないか。こんな茶化すようなことばっかり書いてると,墓穴二つ掘る羽目になりそうなんで、このへんにしておきましょう。さようなら。

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