見出し画像

① 自分に合った戦い方を知る

おそらく、まず皆さんが知りたいのはどういう”手法”でエントリーした結果3週連続で500pipsも取れたのか?ということでは無いかと思います。

実際にはそう大したことはやっておらず、割と基本に忠実な手法だと思います。こちらについては、皆さんからのご要望次第でいつか書くかもしれません。ですが、ここでは自分に合った戦い方を知る方法について書きたいと思います。

トレードの教科書やブログ、noteでは「自分の得意な形でエントリーしろ」ということが良く書かれております。

どういう形でエントリーをするかは言わば戦術であり、それを活かす戦略も必要となってきます。私はまずは、手法(戦術)を決め、そのリスクリターンに応じた資金配分(戦略)を決めていくというやり方で検討をしていきました。

それでは「自分の得意な形」とはどうやって作るのでしょうか?

それには徹底した検証と練習が必須事項です。

世の中のプロと呼ばれる人たちが、本番前にきちんと練習して臨むように、我々もエントリーという本番前に練習することが必要です。

最近は無料もしくは低価格で提供している検証ソフトもあります。

Trade Interceptor
http://fx-messi.com/archives/5829

FX検証(旧chartbook)
https://apps.apple.com/jp/app/fx%E6%A4%9C%E8%A8%BC/id1516365841

こういったソフトで土日や平日の夜の時間などを使って、徹底的に練習してください。(朝夕の通勤時間だけというのは、止めてください。周囲の目も気になりますし、集中できない場合が多いと思います。少なくとも一回につき1時間程度、集中して練習する必要があります)

またこの練習方法ですが、チャートを自動で動かすのではなく、1本1本表示させて、1本動いたら次の足が陽線なのか、陰線なのか予想しながら練習し、基本的に終値だけでエントリーするを徹底してください。

1本1本の動き、値幅、陽線陰線の形、繋がり、これらを丹念に1本1本追いながらやってみてください。丹念にずっと1本1本動かしていくと、私のnoteのローソクの読み方で紹介しているような動きになっていることがあることに気が付きます。全て私の紹介通りの動きというわけではありませんが、実際にここでこういう動きになったら次はこう!というのがだんだん見えてきます。

そこまでできるようになったら、先ほどのアプリでエントリーをしてみましょう。

本番ではないので、どれだけ負けても構いません。ただ、できれば最初はロスカットはせず、とにかく自分の作ったルールどおりでのエントリーと利確を繰り返してください。

ルールについて、どれがいいんだとお悩みであれば、最初は移動平均とMACDなんてどうでしょうか?どのアプリにもだいたい入っていて、いざそれでやってみようと思った時に見えない・使えないオシレーターやインジケーターよりも王道で良いかもしれません。

それでエントリーしたら利益が出ることもあるでしょうし、含み損になることもあるでしょう。

その時に出た含み損の最大値があなたに必要な防御力となります。つまり、1lot当たりに必要な資金量となります。できれば実際にはその金額分の損が出たら退場してしまうので、資金量はその倍必要だと思います。

私は0.01lotに対して2万円と設定しております。これは検証した際の含み損の最大値が1000pipsほどであり、それであれば0.01lotに対しては1万円でギリギリとなりますので、その倍の2万円を基準にしております。

アスターテ会戦において、数に勝る同盟軍がラインハルト率いる帝国軍に事実上の完敗をしてしまったのは、数の優位に胡坐をかき、相手の攻撃力や位置、数といった情報を客観的に正しく把握しなかったからです。

もしあなたが1億円を持っていたとして、それで常に1lotしかエントリーをしなければ、破綻するリスクはほぼ無いでしょうが、資産の増加スピードはゆっくりでしかなく、逆に全力でフルレバでエントリーをすれば、一気に増えるかもしれませんが、その逆で簡単に全てを無くしてしまえるでしょう。

そして実際に無くしている人もいると思いますが、それらの方は一体どれだけの資産をリスクにさらせるのか?取引のルールにおける最大損失額がどの程度なのか、しっかり把握していなかったことが原因なのではないかと思います。

私は飽きっぽいので、FX検証で4時間足と1時間足の両方を表示させ、4時間で環境把握、1時間でエントリーという形をとっており、実際のエントリーに近い形で練習しております。

最初はなかなかうまく行かないことも多いと思いますが、諦めずに利益が出るようになるまでしっかりやり続けるというのは、どの分野においても成功するための秘訣ですよね。是非頑張ってやりきってみてください。

以上




1-5 〇〇というオシレーターとインジケーターは使えない?でもご紹介させていただいた通り、世の中には”勝てる”と思われている手法は紹介されているだけでも800を超え、もっといろいろと見て行けば、いろんな方がいろんな手法を用いて、マーケットにエントリーしております。

ですが、結局のところこの二つに集約されると思います。

・レンジブレイクを想定しひたすらトレンドフォローする手法
・レンジを想定し上限まできたら売ってその戻りを取りに行く手法

どちらが正しいもしくは有効的であるというわけではなく、それぞれマーケットの局面次第で、うまく活用できるかどうかが最も重要となります。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?