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2 ローソクの読み方(ポン円、ゴールド専用)ver_1.0

本記事は不定期に内容を更新します。更新ごとに内容が追加や精査され、より読みやすく、内容も増えていきます。
1度購入頂いた方は購入時の価格でずっと読むことができますので、是非ご検討頂ければと思います。

さて、ローソクの読み方として、私は酒田五法を中心的な考えとしております。

そこで大切にしているのは

① ローソクのリズム
  ∟ 特に三兵や三空などに代表される3本のリズム
  ∟ 抱き・はらみといった2本のリズム
  ∟ 連続して現れるときの回数と大きさ
  ∟ イゼルローン攻略とアムリッツァ会戦

② 更新と否定の関係
  陽線/陰線の実体は何を否定し何を継続しているのか
  ∟ 陽線が、どの価格を上回って、どういう値幅で終わったのか
  ∟ 陰線が、どの価格を下回って、どういう値幅で終わったのか
  ∟ 陽線が、どの価格を超えず、どういう値幅でに終わっているのか
  ∟ 陰線が、どの価格を下回らず、どういう値幅で終わっているのか

私がこのnoteを書くにあたり、銀河英雄伝説をモチーフにしたのは、トレードとは、それぞれの陣取り合戦のようなものであり、その結果が、ローソク足に表現されているということ表現したいのです。(注目したいのが、アムリッツア会戦で、この会戦は三国志的に言えば空城の計と表現できます。)

さて、他のところでも書いておりますが、マーケットにおいては陽線・陰線それとたまにある十字線。この三つしかありません。

例として適切かどうかはともかく、、銀河英雄伝説という小説でも
 ・ 帝国軍
 ・ 同盟軍
 ・ フェザーン自治区
の3つの勢力が描かれております。

ただし、それぞれの勢力の中で
 ・ 帝国軍(ゴールデンバウム王朝 vs ローエングラム王朝)
 ・ 同盟軍(同盟政府 vs 救国軍事会議)
というふうに勢力が分かれているように、それぞれの陽線・陰線の中にも
 ・ より勢力を伸ばす方向にbetし、更に買い(売り)進める方向を積極
   的に同じ方向にエントリーしていく勢力
 ・ このあたりが天井(底)と認識し、手持ちのポジションを利確もしく
   は新規の反対売買したい勢力
と、分けることができると思います。

劇中でもラインハルトはゴールデンバウム王朝側の旧貴族たちと対決しながらも同盟軍からの挟み撃ちに合う危険性があったわけでそれを避けるために、相手側にクーデターを起こさせてこの挟み撃ちをさせなかったのです。

こうした見方でローソクを見ていると、特に大事になってくるのがローソクの長さです。

人間の本能的なもので、動きには法則性を探してしまいますし、その法則は継続すると認識しがちです。

私のこれまでの場合、「あ、陽線が出た。これがもっと継続するだろうからロング」という無意識もしくは意識的なエントリーをすることが過去ありました。

特に大陽線(陰線)については一般的な説明では買い(売り)優勢の線とありますが、本当にそうなのでしょうか?

一般的な教科書論としては
①陽線で上ヒゲがない:高値と終値に差がなく、上昇の力が強い
②陽線で下ヒゲがない:安値と始値に差がなく、上昇の力が強い
③陰線で上ヒゲがない:高値と始値に差がなく、下降の力が強い
④陰線で下ヒゲがない:安値と終値に差がなく、下降の力が強い
ですが、

私の認識は
①陽線で上ヒゲがない:高値と終値に差がなく、上昇の力が強かった
②陽線で下ヒゲがない:安値と始値に差がなく、上昇の力が強かった
③陰線で上ヒゲがない:高値と始値に差がなく、下降の力が強かった
④陰線で下ヒゲがない:安値と終値に差がなく、下降の力が強かった

特に大陽線(陰線)は、大事な足として認識してます。

つまり売り方(買い方)が新規エントリーをあえて大きく引いて自分の陣地に誘い込み伏兵で迎撃、もしくは移動平均や水平線といった節目まで相手を誘い込みもともと節目で迎撃しようとしていた勢力にぶつけ、勢いを落としたところで、一気に反撃、相手方が混乱し、撤退(損切)しようとしたところに自分のエントリーを乗せて自分の利を伸ばし、混乱が落ちついたところで利確するための計略と認識してます。

ただし、相手を自分の陣地に大きく誘い込むことにはそれなりのリスクがあります。それまで自分たちの味方であったはずの、同じ買い方・売り方が相手に飲まれ、素早くロスカットする()勢力により、自分が当初予定していた反転ポイントよりも更に先に侵攻され、取り返しのつかないようなトレンドが出てしまうこともあります。

そういった形で戦線の勢力図こそがローソクの見方であるとすれば、まず戦争についての見識を得ることが重要であり、その教材として古今東西、様々な教材がそろっておりますが、私はその中でも銀河英雄伝説が最も勉強になると思います。

と、上記では抽象的な読み方見方や考え方について書かせて頂きましたが、より実践的な内容についても書いてみたいと思います。
私はローソクは3本パターンと2本パターンの二つの組み合わせとみてます。

3本パターン

私が3本の陽線が連続して出た時にそれぞれの長さ(本体)が、
1本目:5pips
2本目:9pips
3本目:15pips
という長さで出たとします。

これが長期移動平均側に対して動く場合であれば、3本目の終わりで私は第1弾のショートを入れます。そこから先は値動き次第で移動平均まで売りあがることもあります。
運よく下がった時は、その足と流れが、1本目の始値を超えるかどうか見ます。
もし1本目の始値を超える場合であれば、次の下の節目で利確します。

もしこれが、長期移動平均から離れる動きであれば、何らかの節目を探し、節目で指値をして、罠にかかるのを待つのに加えて、次の足が反転し、3本目の始値を超えるほどの反転にならない場合は、これをエリオットでいう第4波としてカウントし、その陰線の終わり辺りで買います。
もしこれが個別株の新高値(安値)付近であるなら、エントリーは控えるかもしれません。

さて逆に3本の陽線が連続して出た時にそれぞれの長さ(本体)が、
1本目:15pips
2本目:9pips
3本目:5pips
という長さで出たとします。

上記とは真逆のパターンですね。これは超おいしいパターンとして認識します。4本目はかなり高い確率で反転します。ただし、4本目で反転しない場合は問題です。本来勢いを徐々に落とされているはずなのに、まだ続く。これは何らかの強いチカラが働いている可能性もあります。
その場合は、ロスカットをして、様子を見ます。私はロスカットは基本的にはしないのですが、この場合だけはルールとしての唯一のロスカットをします。

2本パターン

続いて2本パターンです。

陽線陽線と同じ方向が続く出る場合、陽線陰線と違う方向に出る場合、その場合はそれぞれのローソク足の長さで判断をしております。

強い上昇(下落)トレンドが出た時に、2本連続して陰線(陽線)が出た場合は、絶好の押し目として取らえております。その場合は、2本目の終わりでトレンド方向に向けてエントリーするのですが、これを説明するのは非常に難しいので、しっかり練習する中で体得してもらえればと思います。

おわり


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