ケルヒャーHD4/8Pのスイッチ交換

分解にはトルクスドライバーT15とT20を使います。


①取っ手部分のビスを2本をT20で外します。


②正面から見て右側を上にしてタイヤを引き抜きます。タイヤを手で持って引っ張れば抜けます


③タイヤ軸はこのようになっていて、入れる時は向きがありますから注意して下さい。


④T15のトルクスドライバーで本体の分解に移りますが、右のドライバーは元の形で左のように少し削り込まないとビスに届かない所が1ヶ所だけあります。


⑤写真のようにタイヤが付いていた横がドライバーが当たり届きません。


⑥これは上下つながっていますが上のビスを外すだけで問題ありません。


⑦ビスを外してこのように交わすだけで分解出来ます。


⑧この黒い部品は外す必要がなく、1本だけ貫通しているビスがありますのでそれだけを外します。


⑨このニップルは外します。


⑩この黄色いゴムも片側だけ外します。


11 このように取れます。


12 持ちやすい所に手をかけモーターポンプ本体を持ち上げます。


13 少しオイルが漏れていました。漏れ修理は次回にします。


14 取り出した本体のここにスイッチが入っています。この電装ボックスはT20のビスが4本です。


15 蓋を開けると⭕がプレッシャースイッチロッド?で、機内の圧が高くなると飛び出してスイッチをOFFにします。


16 写真にはスイッチがありませんが、ロックがありこの部分を千枚通し等で押しながら引き抜きます。


17 接点復活剤を塗り余分な分は拭き取ります。


18 スイッチを組み込みこんだ状態です。⬇の所にくの字の板バネがあります。


23 写真が前後してしまいましたが、蓋を閉じる時黄色いスイッチはこの位置(ONの状態)で閉じないとスイッチ裏のカムと板バネが干渉して上手く収まらなくなります。


19 モーターポンプのマウントは全部で5個あります。写真の上の⭕が正面側で1個。写真下の⭕が裏側で2個。○がモーター側に付いていますが2個あります。下の20と21の写真がそうです。


24 本体を戻します。


25 コードのグロメットは一部平らになっています。


26 平らな面を下にして組み込みます。


27 組み立てる際のコード取り回し。

後は逆の手順で組み立て、完成後に試運転して問題なければ完成です。

*追記
次回オイル漏れ修理と一緒にリレーを取り付けますが、⭕の所にスペースがあるので上手く収まりそうです。


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