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全米レコード協会、WILLOW に、NFT記念盾の贈呈

こんにちはshowです。

NFT web3 AIなど最先端の今をレポートしてています。

今回は『全米レコード協会、WILLOW に、NFT記念盾の贈呈』

というテーマでお送りします。

史上初、 NFTの盾を贈呈

全米レコード協会(RIAA)は、トリプル・プラチナに認定された「Whip My Hair」
「Wait A Minute!」と「Meet Me At Our Spot」という2曲のダブル・プラチナ認定シングル。

そしてプラチナ認定シングル
「t r a n s p a r e n t s o u l ft. Travis Parker」など、近年のWILLOWの目覚ましい功績を称え、彼女に史上初のNFT記念盾を贈呈することを発表しました。

この記念盾には、WILLOWがRoc Nation。
そしてNFT 対応フォトフレームの製造会社であるInfinite Objectsと共同発注したスペシャル・アートワークが描かれています。

WILLOWはこの発表に際し、次のようなコメントを寄せている。

「“音楽”という神聖なプロセスに携わる機会を得られたことに、この上なく感謝しています。
RIAAとInfinite Objectsに大きな愛を捧げます!
これらの作品のマイルストーンを、このような革新的な方法で祝うことができることをとても光栄に思っています」

※ discover music.より一部引用

更新可能な盾


今回の盾 NFTは、イーサリアム・ブロックチェーン上によりmintされており、この世界にひとつだけの記念盾となっています。

NFTには、今回WILLOWが受賞した全ての賞が、ブロックチェーンに刻まれており、今後RIAAゴールド&プラチナ認定プログラムによって新たな功績が公式認定される場合は、それがブロックチェーン上でも更新することができます。

また、認証されたInfinite Objectsフォトフレームのディスプレイ上にも、NFTの更新に伴って自動的にアートワークの変更が反映される仕様となっています。

もらってしまえば、形を変えることがない現物の盾と違い、 NFT化したデジタル上の盾であるため、実績が増えれば増えるほど、履歴が更新されて、盾が進化していくという、仕様が非常に面白く感じました。

またこの事例は、 NFTの活用方法の一つとして、可能性を感じます。

NFTはあなたの履歴

この事例は、色々な事例に応用が可能であると感じました。

例1 デジタル履歴書

自分の職業履歴や、実績をブロックチェーンに刻み、 NFT化することでデジタル履歴書とする。

例2  デジタル保険証

あなたの、健康履歴、通院歴、飲んでいる薬などをブロックチェーンに刻み NFT化、健康管理や、誤診防止、に役立てる。

例3  学歴証明書

あなたが通ってきた学校、卒業証明書、成績の履歴を NFT化する。

もちろん個人情報保護の観点からすぐに実現できる内容ではありません。

ただ、デジタル上に、改ざんすることができない履歴を刻み、証明書として活用する事は、よりクリーンで信用出来るデータとして活用できる可能性があります。

現状の、公的な証明書などの管理方法も非常に曖昧ですし、不正に他人の情報を取得したり、学歴詐称などの改ざん行為も後を立ちません。

これらの履歴を NFT化する事、そして、本人しか閲覧することができない仕組みを構築することによって、今より、安全性の高い個人情報の保護も可能になるのでは、と考えます。

全米レコード協会で賞を受賞した履歴は、 NFTに刻まれる。

そして、毎年のように、履歴が更新されて、自らの、活動が更新されていく。

私自身が、 NFTの使い方として非常に面白く感じたので、紹介しました。

まとめ

NFTを履歴書にする。

日本でも、卒業証明書を NFTにする大学も存在していますが、今回の事例は、その発展系のように感じました。

日々更新する履歴を NFTに刻む。

早く世の中に実装されてほしいです。

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