F1で NFTチケットを導入!モナコGPから。
こんにちは、showです。
NFT web3 AIなど、最先端の今をレポートしていめす。
今回は『F1で NFTチケットを導入!モナコGPから。』
というテーマでお送りします。
F1でも NFTチケット
F1のチケット発行会社であるプラチナム・グループは、今週末のモナコグランプリから、NFTレースチケットを導入します。
チケットはポリゴン上で作られます。
NFTはレースへのチケットとしての役割だけでなく、レース後もホスピタリティ特典や将来のレース割引など、保有者にユーティリティを提供し続け、当日のレース観戦だけではない、ユーティリティを提供します。
デジタルチケットを発行、その仕組みの中に、NFTを活用することによって、シームレスに、そして、一人一人の来場者に対して、パーソナルなサービスを提供します。
また、NFTの知識がなくてもチケットを購入出来る仕組みを導入することにより、今までの電子チケットでは、出来なかったサービスを提供しつつ、誰もが使いやすい、チケットとなることを目指しています。
また、モナコGPでは、特定のNFTホルダーがイベントの最も高級なパーティーのチケットが提供される可能性があると、発表されています。
様々な暗号資産企業がスポンサー契約を結ぶF1界
F1の広告といえば、時代を移す鏡とも言えるでしょう。
古くは、タバコの広告が多く掲載されていました。
私の世代ですと、マルボロ、キャメルと言った広告が、マシンを飾っていたことを思い出します。
禁煙の機運が世界中に高まりを見せる中、2006年を持って、タバコの広告が一切禁止されてしまいました。
それ以降、携帯電話メーカーなどの、ハイテク産業の広告が増えていき、現在では、暗号資産企業のスポンサーが増えています。
現在のF1最強チーム、レッドブルは、2022年に、暗号資産取引所、Bybitと、複数年に渡る契約を結んでいます。
Bybitとの契約金は、年間5000万ドル(約58億)と言われており、F1チャンピオン、マックス・フェルスタッペンと、セルジオ・ペレスのマシンや、ドライバースーツに、飾られています。
また暗号資産取引所や決済サービスを手がけるCrypto.comがF1のスポンサーになっており、コースサイドの広告や、賞の授与を行なっています。
コロナウイルスの影響で収入が減り、新たな収入源として、暗号資産、NFT トークン発行と言ったデジタルマーケティングを進める、F1界との思惑の一致した形となっています。
チケットを NFT化する意味
F1のチケットに限らず、様々なチケットを NFTにして販売しようと試みる事例は、登場しています。
今回のF1の NFTチケットは、レース終了後のホスピタリティー特典や、将来のチケット割引など、 NFTチケット保有者に対するユーティリティーの提供が発表されています。
今回の NFTチケットは、公式のウェブサイトでの購入が可能で見た目上は、ただの電子チケットと変わりはありません。
ただ、 NFT化することにより、電子チケットが改ざんすることができない、唯一無二の、チケットとなります。
個人的に面白いなと思う事は、観戦したチケットの半券をコレクションするような需要が生まれるのでは?
という仮説です。
F1の歴史を辿れば、伝説として語られるレースが多数存在しています。
今までなら、そのレースを観戦した事は、チケットの半券を持っていたとしても、証明することができません。
チケットを NFTにすることで、そのレースを観戦した事は、ブロックチェーンに刻まれた事実として、永遠に残ります。
伝説のレースの半券が、高値で取引されると言った可能性も、あるでしょう。
そうでなくても、人生で初めて観戦した日の記憶は、一生心の中に残り続けます。
その思い出が、ウォレットに残し続けることができる
私も色々な場所で、スポーツ観戦をしてきましたが、特別な思い出があるチケットは、いまだに保管しているものもあります。
現物は劣化してしまいますが NFTチケットなら、そのままの状態で残り続けます。
思い出を NFTとして刻むことができる事は、個人的に可能性を感じています。
世の中の電子チケット全てが NFT化するのはまだまだ先ですが、早く体験してみたいです。
まとめ
NFTチケットの可能性は、まだまだこんなものではないと感じています。
スポーツだけでなく、エンタメ、旅行、VIPサービスなど、 NFTチケット化する事で、新たな可能性が広がっていきます。
引き続き、リサーチしていきます!
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