「千の顔を持つ男」ミル・マスカラスの思い出

一番最初に大ファンになったプロレスラーはミル・マスカラスでした。フィニッシュホールドはもちろんフライングボディアタック！　実況の日本テレビの倉持アナウンサーが「人間が空を飛ぶ夢を叶えてくれる男」と紹介するのがお約束でした。倉持アナの実況は結構雑だったりしましたが、このフレーズは他のアナウンサーが喋っても魅力ある感じにはならないなと当時思っていました。

弟はドス・カラス。兄に勝るとも劣らない逆三角形の肉体には憧れました。昭和53、54、55、56、57、58年と兄弟で来日して編隊飛行を見せてくれました。

兄弟揃って何をしているのかいうと日本テレビ「24時間テレビ愛は地球を救う」のオンエア日でリング状から募金を呼びかけている様子です。