見出し画像

限られた時間の中で、大量の音声を文字起こしする方法

ここのところ立て続けにnoteをアップしました。内容は全て衆議院法務委員会の文字起こしです。
法務委員会ですから、後日必ず正式な議事録が出ます。
しかし、拙速とわかっていてもスピードが大事な時がある、それは今だ、と思いました。

今回の改正案は、2017年改正の附則附帯を基点に、2018年のワーキンググループから、検討会、法制審と、5年にわたる調査と議論の上にできています。
そして、法案ですから、国会の会期というリミットがあります。
「なんでもいいから早く出したい」と夏休み最後の日にやっつけ自由研究をやる小学生の気持ちでした。

動機の話はここまで。
ノウハウを残しておきます。

法務委員会は公式サイトからインターネット動画がアップされています。
その動画から音声をぶっこぬきました(事務が)。
ぶっこぬき方法はググると出ます。

音声ファイルを、マイクロソフトのトランスクリプトに入れました(事務が)。
トランスクリプトはサブスクで買いました(私が)。オフィス365です。
トランスクリプトはあまり長い音声を入れると固まることがわかったので、音声ファイルを10分程度に分割して入れることにして実行しました(事務が)。音声ファイル分割の方法もググると出ます。
これで、ワードのファイルとして文字が保存されます。

トランスクリプトは「暴行」を「膀胱」、「性的姿態」を「性的死体」と表記するレベルなので、私がネット動画を見ながら誤字を直しました。
変換ミスを直すのは、一太郎が楽なので、あらかじめワードファイルの内容を一太郎にコピペしておきました。
これで、1倍速で音声を聞きながら、誤字を直せる範囲でなおしました。

正式な議事録にするにはもうちょっと時間をかけて、見た目を読みやすく整える必要があると思いますが、以上を、「限られた時間で大量の文字起こしをする方法」として残しておきます。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?