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【THE都市伝説】月が人工天体と言われる理由【月の謎】

月の神秘性

 僕たちが毎日見上げている月・・・

 直径約3,500km、重さ7,000京トンもの巨大な球体が、38万km先の上空に浮かんで静止しているように見える。離れていくこともなければ落ちてくることもない、月を見つめていると不思議な感覚に陥ります。

 古代エジプトでは太陽(光)と月(闇)は交互に空に現れることから、生と死の象徴として当時の人々の死生観を形成する重要な存在でした。

 太陽と月の象徴として有名なシンボルがホルスの目。太陽と月はハヤブサ頭部を持つ天空神ホルスの両目であると考えられていました。

 月は満ち欠けによってその形が変化することから『失ったものを回復させる』『完全なるもの、修復されたもの』という意味があります。

 また死と成長を象徴するとともに、女性の月経のリズムとも合致する。そこから大地母神と結びつき、豊穣の象徴にもなりました。

 このように古代から月は太陽と同じく、神秘的な存在として信仰の対象となってきました。

 そんな月は現在でも謎が多く、太陽系の中でも異質な天体だと言われています。衛星としては極端に大きいことや、月の内部構造、物理法則上、誰かが意図的に配置しない限りそこにあるはずがないもの。とさえ言われています。


リサ「都市伝説界隈では常に話題になるよね。古代文明が建造したとか、地球外生命体の母船だとか・・・」

はりねずみ「今回は様々な資料をもとに月の謎を都市伝説的に検証したいと思います。」

異常天体『月』

月の形成起源

 基本的な月の形成についても未だに謎のままです。現在は4つの説まで絞られており、


  1. 親子説 地球形成初期段階で、地球が自転によって2つに分裂したという説

  2. 兄弟説 地球と共に形成されてそのまま惑星と衛星の関係になったという説

  3. 他人説 地球の引力に捕まって衛星になった説

  4. ジャイアントインパクト説 地球形成段階で火星サイズの天体が衝突し、周囲に散らばった物質が再び集積して月になったという説。


月の石の年齢

 月面探査の際に持ち帰った月の石の年代を調べたところ、地球よりも古く50~70億年経過しているものが含まれていると判明したため、親子説や兄弟説の信ぴょう性は低くなりました。

 現在は、古い天体が地球に衝突した際に形成されたとするジャイアントインパクト説が有力視されていますが、あくまで消去法で残った仮説という域から出ていません。

親惑星との異常比率

 月は地球の1/4の大きさですが、ほかの太陽系の衛星と比較しても極端に大きなサイズです。

 例えば木星の衛星のうちもっとも比率が大きいものでさえ1/24しかありません。つまり月は地球に対して大きすぎるのです。通常、地球の引力で捉えられるものではないと言われています。

謎の内部構造

 月は地球とは全く違った地震波を形成します。アポロ12号が月から帰還する際に月面から64キロ離れたところでその上昇装置を切り離し、月面に激突させる実験を行いました。

 すると驚くべきことにマグニチュード5クラスの地震が1時間近く続くという結果が得られました。実験を行ったアメリカ研究者は、この結果を『月は巨大な教会の鐘のようだ』と表現しています。

 一点に加えられた衝撃が月面全体に伝播していることから、表層が均一かつ、内部が空洞ではないか推測されました。そのような構造が自然形成において可能なのか? このことから月は人工物、ひいては宇宙船では?などといった憶測を呼ぶことになります。

 2017年宇宙航空研究開発機構(JAXA)は月観測衛星かぐやによって、月に巨大な空洞(縦穴)があることを実際の観測によって確認しました。その空洞は少なくとも長さ50kmに及ぶ巨大なものと推定されています。

月の地下に50kmの巨大な空洞 月面基地として利用の可能性も

リサ「上空からこれだけの巨大な空洞が見つかるってことは・・・詳細に調査したらもっとありそうだよね。」

①人工天体説

 ここからは月の正体をエンターテイメントとしてお楽しみください。

 人工天体説は1970年旧ソ連の科学雑誌『スプートニク』に発表されたもので、ミハイル・ヴァジンとアレクサンドル・シュシェルバコフという天文学者が提唱しました。

 彼らの仮説では、太陽系近傍に高度な文明を持つ惑星が何らかの原因によって住むことが出来なくなった為に、小惑星の内部をくり抜いて巨大な宇宙船に改造した。居住可能な惑星を探し宇宙空間を彷徨っていたところ、太陽系にある地球と遭遇し、地球の周りを周回する衛星として腰を落ち着けた

 その後、地球へと降り立ち定住するようになった。月はいわば宇宙版ノアの箱舟である。という仮説です。

 この宇宙船、月の外郭は二重構造になっており、外側の第一外郭は素石殻。つまり自然の小惑星を利用したために天然の岩石の層。内側の第二外郭は人工的に作られたチタンのような軽量かつ堅固な金属殻で、くり抜かれた内部が金属ボールにように覆われている層。

 月が人工天体で、地球外生命体によって操作できるのであれば、他の衛星には見られない異質性(親惑星との比率や距離、公転が真円)を持っていることに一つの答えが出ることになります。

人類の起源は月?

 この仮説によれば、現在の人類は太陽系外惑星からやってきた宇宙人の祖先である。冒頭に紹介した月の謎は、人類の祖先が意図的に月を制御、改造した結果だという事になります。

ヒトを昼夜の区別のない所で生活させると、生活リズムが一日に一時間ずつずれていき、最終的に一日25時間の体内リズムに変化することが研究で分かっています。

 月も同様に一日に約一時間ずつ遅れて東の空に昇るため、月のリズムとヒトの体内時計が同調していることを意味します。

月でかぐや姫のミイラを発見か

 上記の仮説を裏付けるように、月面でヒト型のミイラが発見されたというニュースがネット上に広まりました。

 元NASAの職員でアポロ計画の重要ミッション等に関わったウィリアム・ラトリッジ氏は、アポロ計画は17号までしか世間に公表されていないが、実際には20号まであったことを暴露しました。

 アポロ15号の月面探査の際に、月の裏側で謎の宇宙船を発見したため、18号以降の探査で極秘に調査を行っていたとのこと。

 その結果、地球外のものと見られる高さ500m、横3370mという巨大な宇宙船が月面に残されており、およそ150万年前のものだと判明した。

 さらにその宇宙船の内部からミイラ化した2体の女性が発見されたそうです。

 ミイラの外見は人間の女性に似ていて、肌の色は青っぽい灰色。身長は165センチ。髪は黒髪で指は6本

 この2体のミイラの正体、月面に宇宙船が放置されていた理由については不明なままです。

はりねずみ「人類の祖先なのでしょうか・・・」

 宇宙版ノアの箱舟の仮説通り、人類はもともと月由来の生命体の子孫なのかもしれません。

関連記事 人類の祖先は宇宙人?宇宙人解剖で判明した人類の正体とは

②月とノアの箱舟伝説

突如として空に現れた月

 世界に残る古代遺跡には月の描写が無い。という謎があります。

 約6400年前に始まった人類最古のシュメール以前、つまり神話より前の遺跡(壁画や石彫)には金星や火星は描かれているものの何故か目立つはずの月の描写がないと。

 これらのことから、月はある時点から突如、空に出現したのではないか?との仮説が立てられるようになります。

 いっぽうで世界には200以上の大洪水に関する伝説や伝承が残っており、この大洪水を境に月の描写が記されていくようになります。

 この大洪水とはノアの箱舟伝説を指しますが、当時、通信手段もない世界中に同じような洪水伝説が残っているということは、この洪水は実際にあった可能性が高く、 月の出現と洪水に関連性があることが伺えます。

 この仮説に一つの答えを出した日本人がいました。

木内鶴彦氏が臨死体験で見た月の真実

 彗星捜索家の木内鶴彦氏は、これまで3回の臨死体験を経験しており、その過程で過去や未来のビジョンを見てきたことでも有名です。

 彼は月が出現したのは今から1万5千年ほど前であり、それより前は月は存在していなかったと言います。木内氏が見た月の正体とはもともと太陽系外からやってきた彗星でした。

 その彗星が地球の引力に捕らえられた結果、地球を周回する衛星になった。木内氏はその時に見た光景を星座(北斗七星や北極星)の位置から時代を割り出し、月の誕生が約1万5千年前であると計算ではじき出しました。

ノアの箱舟伝説との関係

 月は太陽に接近するとともに内部にある氷が太陽熱で融けて宇宙空間に放出されました。このために月の大部分が空洞となり、大きさに比べて比重が小さい天体になったと。

 放出された水蒸気は冷やされ雨となり地上に大量に降り注いだ。これがノアの大洪水の正体だそうです。

③エイリアンインタビューと月

地球を監獄化させた地球外文明

 ロズウェル事件で生還した宇宙人の話によると、地球は2つの宇宙文明圏の争いに巻き込まれており、帝国側の文明に魂の監獄として利用されている。と言います。

【地球監獄説】エイリアンインタビューは真実か創作か?【ロズウェル事件】

 生命の本質である魂を、物質的な肉体に閉じ込めておくことで、地球から永遠に脱出できない仕組みを構築していると。通常、魂は肉体から離れると宇宙空間に戻りますが、地球上には魂を捕縛し再び肉体へと戻す仕組み(輪廻転生システム)が構築されているそうです。

 その魂は記憶を消去され新しい肉体へと戻される。これが延々に繰り返されていると。

月は地球上に閉じ込めた魂の監視塔

 人類に悟られないようにするためにうってつけな天体が月です。

 帝国側は魂の輪廻の制御と監視のための施設として人工衛星を配置、それが月だと考えると、エイリアンインタビューと月に符合する点が多いことに気づきます。

 月によって地球に強い重力を生み出し、肉体のまま宇宙へ行くことを困難にさせたこと。月に魂を捕縛する制御装置を置き、人類を監視する場所でもあったこと。装置を月の内部に置き、その外殻を人工物で覆い、カムフラージュのために表面を岩石や砂で覆う必要があったこと。月の引力を利用して地球に災害を起こすことも可能だったかもしれません。

 また月の裏側には人工的な建造物があると度々噂されており、地球から見えない場所に外部と交信するために潮汐ロックを意図的に発生させている可能性もあります。

月と神話

 帝国側の文明は、肉体に送り込んだ魂が本当の記憶を思い出すことを恐れていました

 やがて人間は自分は何者か問い始めることになりますが、帝国文明は何重にも罠を張り、歴史を捏造し、人間とは神が作ったものであり神の教えに従えばよい。という思考を停止させる洗脳の手段として宗教を利用しました

 人類最古の月の記述は、6400年前に始まったとする文明発祥の地シュメールに残っています。それ以降、日本の竹取物語を筆頭にギリシャ、エジプト、インダスといった文明にも、月は神話や伝承として古くから残っています。

 例えばシュメール神話に残る、地の王エンキは生命と水の神とされていた神であり、人類に文明を与えた重要な存在の一人とされています。

 また、古代中国の神話に登場する伏羲と女媧、古代エジプトのウアジェトも知識と文明をもたらした神とされています。その神の姿に見られる共通点はは、ヘビがモチーフになっていること。

 人工天体説と関連付けるならば、もともと人類の故郷は月だったという教えを帝国文明が改ざんし、人類は神(宇宙)から知恵と技術を与えられた生物だという思想へ変えた。

 ヘビが怖い人が多いのは、支配文明側の真の姿だったからなのかもしれません。

 つまり帝国文明が知恵と技術を人類にもたらした存在に成り代わり、神話となって現代まで宗教として語り継がれてきたと。

そして誰もいなくなった・・・

 そんな支配的な文明も西暦1230年に滅亡したことで、月と地球のシステムを知る存在は事実上いなくなりました。

 月にある制御装置のメンテナンスが停止した結果、転生システムと記憶消去の機能が徐々に弱まっているそうです。

 そのため、人類の中から、もともと抑圧されていた過去の叡智を取り戻す天才が多く現れるようになり、ここ数百年で一気に文明が進んでいる原因でもあると。

 神話、月、巨石遺跡だけが今もその歴史を伝え続けているのです。

 ストーンサークルを筆頭とする巨石遺跡は、月との交信に使用されていた為に現在までに用途が不明なものとなってしまったのです。

 ちなみにエイリアンインタビューには月への言及はありませんが、このように地球を利用するために月を偽装して配置したと考えると、また面白い仮説です。

あくまで都市伝説

 皆さんは今回の3つの仮説のうち、どれが真実味が高いと思いますか?

 これら仮説を踏まえて月を眺めてみると、月が神秘的であると同時に、とても不気味に見えてきますね・・・

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