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第1037話 最期

今日は日曜日。

今日も晴天。

暑いくらい。

朝起きて、洗濯機をまわして。

ついでに。

みんなの靴を洗う。

スニーカーやら、サンダルやら。

きれいに洗う。

そして。

ひいおばあちゃんの。

お葬式へ。

まだ、なんとなく実感がわかなくて。

フワフワした感じ。

式場は。

親戚の人が来ていた。

最後は火葬場へ。

きれいな顔をして。

眠っているひいおばあちゃん。

奥さんと結婚してから。

毎年、毎年。

色々とお世話になった。

昔、看護婦長だったひいおばあちゃん。

いつも、しっかりしていた。

お家も部屋も、整然としていて。

いつも、優しい顔で話していた。

娘が生まれてからは。

とても可愛がってくれた。

ひい孫の娘は。

小さな時から。

ずっーと。

今日はじめて聞いたこと。

ひいおばあちゃんのスマホの待受は。

娘の写真だったようで。

いつも、背比べしたり。

写真撮ったり。

遊んでもらっていた。

でも。

火葬が終わって。

骨だけになってしまった。

人の最期は。

焼かれて骨になると。

みんな同じ。

すぐに忘れてしまうけど。

毎日は、とても大事だと。

貴重な時間だと。

ひいおばあちゃんは。

また教えてくれた。

もう、二度と会うことはないけど。

感謝しかない。

孫である奥さんと。

ひ孫である娘を。

大事にしてくれて。

ありがとうございました。

私の最期は。

いつだろう。

わからないけど。

限られた時間を。

大事に。

しっかり生きよう。

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