4+ 宇宙と時間と無限と 4

追記。

モデル、宇宙モデルという言葉が出てきましたが、あまり馴染みがないと思うので補足しておきます。

物理学的にこの世界を厳密に考えると、そもそも光の進む速さも有限であり、あなたが見ている「いわゆる現実」は実は少し過去の映像というのが正しいという事が分かってきますよね。すると「現実」ってなんだろう、「今」ってなんだろう、と日常的な物事の認識の根拠がグラついてきます。あなたのいう「今」と私の「今」は違う、とかややこしい話になってきます。

なので、現実とは何なのかをキチンと説明しようとすると、自ずとモデルという考えが必要になってるくのです。つまり日常的な認識とは異なる視点にしないと正しさや厳密さが確保できないという事です。

だから、宇宙モデルという言葉に対して、あなたが「現実は如何」と言い出した時点で、あなたは宇宙をそもそも分かってないと言う事なのです。

分かってない人に説明しようにも、前提となる認識が無い人なのだから、正しく厳密な説明は伝えようがありません。どうしても適当にはぐらかして回答せざるを得ません。これは分かってもらえますよね? 無知をバカにしたり貶すつもりではなくて、暗黙の了解なしには伝わらない概念や思考様式があることを知ってほしいのです。

話を戻します。自分の見ているものが過去ということは現実世界そのものを時間軸を含めた空間全体の仕組みや作りから、認識を再構築しないと宇宙が頭の中に見えてこない、という事になります。

ちょっと分かりにくいですよね? ということは質問者と回答者にそういう凄い溝がある状態で、説明の日本語の言葉尻を捕まえて、「と思う」が適切だとか、存在しないとは言い切れないとか、発見されていないが正しいとかは、話の本題からズレた論点なんですよ。

肝心な論点がズレている。
これが言いたがった。

では(^_^)/~

---
投稿先 回答no68



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?