13. あるリハーサルの報告

この気体自体使うのが人生初。
結構強い浮力が出るんだな。さすが比重が空気の七分の一。
袋は充分いっぱいになったが、まだ気体は出てるので
ホースは入れたままで袋を下げた。
もちろんその前に息を吐いている。
透明で巨大な袋なのでフニャっとした外の景色が見えて、
まるで何かのアトラクションみたいで面白く感じた。
今回は基本的にはリハーサルなので、袋の中でも通常の呼吸をした。
2呼吸したところで少しフラッとする感覚が来たので中止。

追記。
吸気が完全な酸素ゼロだとしても低酸素化した血液が脳まで届くには多少時間がかかるでしょ。
数呼吸は必要だと感じた。
フワッと行ける感覚は分かったが、
同時に不安と緊張感でドキドキもするから意志の力は必要。
喩えれば、仮にジェットスターが登る途中で中止&降下できるとしてもやっぱり怖い、みたいな。

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