stepn :30日間、MB6を毎日開封した結果、LV3ジェムが1つしか出なかったことをどう捉えるべきか?
#stepn :30日間、MB6を毎日開封した結果、LV3ジェムが1つしか出なかったことをどう捉えるべきか?
前提:MB6 の開封による、Lv3ジェムが発生する推定確率を、16% と仮定する。
解釈:
ツイていないと嘆く程度はしてもよいが、「ありえない」というほどではない。30日で1回しかLv3ジェムがでないことは、別に不思議ではない。
30回の開封で、0回なら、「何かがおかしい、ありえないことが起きている」と認識してもよいだろう(*だが、試行回数を増やせばそのようなタイミングもいずれ起きる)。
方法:
Lv3ジェムが発生する確率を 16%、Lv3ジェムが発生しない確率を 84% とし、各試行は独立とみなしたベルヌーイ試行とし、二項確率検定を行う。
ここでは、Rを使用した:
> binom.test (1, 30, 0.16)
p = 0.07621
95% 信頼区間:[0.0008435709 0.1721694556]
⇒ 「LV3ジェムの発生が少ない」とはいえない
> binom.test (0, 30, 0.16)
p = 0.01026
95% 信頼区間:[0.0000000 0.1157033]
⇒ 5% 有意水準のもとで棄却(Lv3ジェム発生確率は 0.16 であるという仮説を棄却)⇒ 本当にLv3ジェムの(Stepn運営側しか真の値は知りようがない)確率が 16% だとするならば、かなりありえないことに自分は直面していると現状を把握する ⇒ MB6をベースにした戦略を検討しなおす必要があるかもしれないという現状認識ができる
本当にいいたいこと:
MB6を十分に多くの回数を開封したならば、Lv3ジェムの発生頻度は、およそ 0.16 になっていることを実感できるとおもう(たぶん、1000回とか開けば個人でも実感できるはず。100回くらいでもそれなりに感じられるのでは?)
だが、MB6戦略を採用した最初の30日間の間に、思いのほか Lv3ジェムがでないことに直面するかもしれない。たとえば、1回だけ、のような。
これは十分にツイていないことなのだが、「ありえないかありえるかでいえば、十分に起きうること」であることがわかった。
このような事象が実際に起きることを「事前に想定できるか / できないか、想定しているか / していないかの違いは、戦略構築にとても重要」だと思われる。
たとえば、細かい数値設定を省略するが、2022/10/11 において、MB6 の30日間での収益の期待値は、4日開封にて7.3万、自然解凍にて4.8万であった(Lv2発生頻度を 1.744、Lv3発生頻度を 0.181と仮定する)。
ここで、この発生頻度を先ほどシミュレーション&検定で得られた、(かなり不運な)Lv3ジェムの発生確率 3% (30日間で1回だけ)を当てはめる。
すると、MB6 の30日間での収益の期待値は、4日開封にて3.7万、自然解凍にて3.3万に当然ながら低下する。ほかのMBでも同様のシミュレーションをするとわかるが、「いくつかのMBは、高レベルのジェム発生頻度を低下させると、わずかな頻度の低下によって、自然解凍のほうが収益期待値が高まる」ことがわかる(つまり、収益が高レベルジェムの発生の是非に強く依存する)。
その点において、MB6 は驚異的な収益安定性をもっていることがわかる。(ちなみに MB5もすばらしい収益安定性がある)。
なお、Stepn の MB による収益は、「各ジェムの発生頻度」と「高収益を上げるジェムの発生」という2つの変数に依存している。
ここでは各ジェムの発生は等確率(25%)と仮定した。二つの変数を変動させたシミュレーションをすることで、MBを用いた戦略をより深く考えることできるので試してほしい。
もう一度、まとめ:
MB6 開封を開始し、その最初の30日間で、Lv3ジェムが1回しかでなくても、その程度は十分想定できる範囲であって、ビビる必要も悲観することも、引退を決意する必要もない。
ただ、始めたばかりでそのような不運に見舞われて、MBの開封費用を工面できなくなったり、Lv3ジェムがでないことで、精神衛生が悪化することを考慮するならば、例えば、開封時期を調整することで、タネ銭や精神衛生をコントロールできる。
以上のようなシミュレーションと検定を行うことで、そのコントロールをどの程度にコントールするかをコントロールすることができる(クド、、、)。
60日間、90日間と長く続けることで、3%しかなかった Lv3ジェムの発生確率は、(現時点においてはおそらくほぼほぼ正しい)16%に近づいていくと予想される。のだが、自身はそのような不運には遭遇したくないことは言うまでもない!!(フラグ
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