国際空港の3レターの覚え方
航空業界に入ると、嫌でも覚えなくてはならないのが、エアラインの2レターと空港の3レター、それからABCを表すフォネックスコード。これから入社する人は、必ずといって良いほど、覚えなくてはならないので、今のうちに少しずつ覚えておいたほうが、便利です。
自分は国際線しか担当したことがないので、空港も覚えたのは、ほぼ海外のもの。国内の主要空港は、基本的にすぐに覚えられるので安心してください。特に海外の空港で覚え辛いものをいくつかピックアップします。
1.アメリカ・カナダの空港
基本的にここの壁はなんと言ってもカナダ。大体スリーレターは頭文字をとっていることが多いのですが、カナダは全てYから始まって大変ややこしい。ただ自分はバンクーバーとトロントしか覚えなかったので、バンクーバーのYVRは[Yes,very rainy]と覚え、残りのYYZはトロントと覚えました。以外にネックなのがシカゴの[ORD]。これは、正式名称のオヘア空港によるもの。なので、シガゴ・オヘア空港で覚えておくほうが良いです。
2.ヨーロッパの空港
こちらも、ロンドンとかパリとか、主要な空港はパスするとして、イタリア・ローマの[FCO]。これは、正式名称がフィウミチーノ空港によるもの。しかも別名がレオナルド・ダヴィンチ空港ともはや訳が分からない。それからミラノ・マルペンサの[MXP]。これに関しては気合で覚えるしかないです。ちなみに、東京に2空港あるように、ローマにも2つ、ミラノには3つの空港がありますので、ご利用する際はお気をつけて。
それから、乗換えでよく使われるのが、ロシア・モスクワのシェレメーチエヴォ国際空港[SVO]。これもそのまま覚えたほうが良いです。ちなみにヨーロッパの乗り換え空港になるのが、このSVOと、オランダ・アムステルダムのAMS。必ずといって良いほどお目にかかるので、ぜひ覚えておいてください。(特にSVOはバゲージロストと未着で有名です)
3.アジアの空港
まずは大国・中国から。上海の国際拠点空港は現在は、上海浦東(プートン)の[PVG]、北京は元々[PEK]と大変覚えやすかったのに、つい先日第二空港ができたので[PKX]が追加されました。
あとは、ベトナム・ホーチミンの[SGN]。昔の名前が「サイゴン」であったことから。あとはジャカルタの[CGK]。これも確か無理やり覚えました。
とざっくりですが、覚えにくい空港を挙げてみました。入社すると会社の規則とか、システムなど覚えることが山ほどあります。今のうち覚えられるものは、さっさと覚えておくと、後々楽になりますよ。
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