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作詞まとめー女性ボーカル編

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過去に作った歌詞の中で、女性ボーカルが歌っているものをまとめました。
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#作詞

cellophane

ああ 時計の針逆に回す ご機嫌な風 湾岸線 滑り降りる僕たち 重大な情熱に 駆られたまま 不安な思いを 楽しんでいる  ああ 手のひらから剥がれてゆくセロファンのような 運命を笑い飛ばす 僕たち 浮かび上がる 視線を投げかけてる バカげたエピソード 繰り返してく ささやかな好奇心 ピストルに詰め込んだ 退屈な出来事 忘れずにいたから ああ 時計の針逆に回す ご機嫌な風 湾岸線 滑り降りる僕たち ああ 手のひらから剥がれてゆくセロファンのような 運命を笑い飛ばす

夕凪レコード

ゆがんだ気配に ため息を混ぜて 銀色に錆びた 夕陽に溶かした ひとりでに刺さる 無数の棘が  あなたの心を 記録してゆく 巻き戻してく 悲しい結末  想像の果てに 横たわる影 閉め切った窓に 反射し続けた ゆがんだ気配に ため息を混ぜて あなたの心を 記録してゆく

いえない淋しさ

ぎこちない微笑みで 息を潜めて迷いながら あなたの右側 距離を確かめ歩いてく 説明できない 気持ちの震えは ふとしたはずみで あなたの心占ってた 零れる涙を そっと掬ってあげたくて 冷たい空気に 指先触れてみる 重ねた記憶を 少しだけなぞってみた いえない淋しさ 埋めてゆく事も出来た 駆け出す時間が 私を置いてゆく 必要無いほどの 強がり繰り返した 重ねた記憶を 少しだけなぞってみた いえない淋しさ 埋めてゆく事も出来た ぎこちない微笑みで 息を潜めて迷いながら

予感

帰れない予感がした 広がってく足音の隙間に 時計の針 曖昧に揺れてる 別々の空白に眠れる 雨の音を 長い間待っていたのに 乾いてゆく la la la...触れない 二人の距離を 少し縮めてく la la la...あてどなく6月の海を 一人で歩いてゆく 誰も来ない狭い部屋で 軽いため息はどこへゆくのかな la la la...触れない 二人の距離を 少し縮めてく la la la...あてどなく6月の海を 一人で歩いてゆく 帰れない予感がした 雨の音は めまいの中

drastic carbin

最悪なリグレット breakdown 君のcarbin 退屈なルーレット 滑り出す 君のgarden 痛むほど寂しい夜に 何をそこで待っていたの 強く描いた壁の文字を 蹴り上げるように映してく ずっと心配していた結末 変わることもなくただ続いた 真っ白なドアを叩いて 巻き戻してゆく breakdance 君のgarden 狂いだすメロディ すれ違う 君のcarbin 壊れかけた メトロノーム  冷たすぎる陽射し受けて 衝動的に呟く言葉は 螺旋のようにまた歪んだ 間違い

真夏の約束

危険な果実をそっと囓るように 口づけする 真っ白に染まった 頭のなかで激しく映る 太陽がくれた 2人の出会い 焼け付くような ブレーキ効かずに このままずっと走り続ける 絡まるこの気持を あやふやにしてた 悲しすぎる結末を 予感してたの 真夏の約束を 覚えてるでしょう? 広がる潮騒 砂混じりの風 身を委ねる 微かなイメージ きっとあなたを惹きつけてゆく ためらうこの気持を 何処かに隠して 開きかけた扉の向こう 少し見つめた 真夏の約束を 覚えてるでしょう? 繰り返す

wish

眠れない夜には ため息をかき消すように 風をそっとよけて 浅い傷癒やしてみる 鮮やかな色や 繰り返すリズム 少し思い出す たぶん何もかも忘れずにいれる 覚えたてのメロディ 落ち着く場所を探した 広すぎるこの部屋 退屈な時が過ぎる 途切れたイニシャル 衣擦れの音に縫い合わせてみた 滑り降りてくる 約束の言葉 i wish for you make it. 離れずにいた 最後の夜 全てが大切だった i wish for you make it. 離れずにいた 最後の夜

slow time

動かない時計の針を眺め ため息をつく 心で思う素直な気持ち 言葉にできない 四度目の恋と 七度目の朝に重なる フォーカスを合わせる数秒前 いつまでも見つめてたい そう思った 滲み始めた記憶を辿って 不機嫌な空の下で微笑む 消えかけた泡みたいに 切ない想い交差してく 寂しいメロディ口ずさむ 君をまた見つめた 繋いだその手から 滑り落ちるから ずっと確かめて 大切にしていたいよ フロアに流れる最後の曲が 少しだけ無口にする 気がしたから 空っぽの心 つないでゆくよ 透明な

theory

散りばめられた言葉の粒 灼熱のような愛をもって キリが無いくらいに 特別な感情で 激しすぎる雨はやがて 心の中見透かしてく 終わらない夢だって もう一度確かめる フェイドアウトしてく 行き場のない視線 苛立つほどに 覚えのない言葉 綺麗ごとばかりで 意味がない話 短いため息で 全て吐き捨てる フェイドアウトしてく 行き場のない視線 苛立つほどに 覚えのない言葉 綺麗ごとばかりで 意味がない話 短いため息で 全て吐き捨てる

slip away

i lost in dream 探してた ほどけない螺旋の調べ 爪痕を残してゆく all in your heart 目覚めない 何もかも 分からなくて 壊れてく夢を見た 愛のかたち みつからない たどり着く場所を探して ほどけてゆく真実は 誰のため 託されているの この手から 滑り出す まばたきをできない程 苦しくて息をつぐむ 海のような悲しみは 傷ついた心支えて 風ばかりが優しくて 透明な光焼き付けた 愛のかたち みつからない たどり着く場所を探して ほどけ

KARAHARI

降りしきる雨によく似た 柔らかな粒子の匂い 無口なまま二人を包む 仄暗く広がる眩暈 水面に散らした 孤独が胸を焦がす あなたに何も言えないままに 過ぎてゆく空っぽになる時間 水面に散らした 孤独が胸を焦がす 泣き出す 雲の切れ間抱いて 気怠い 午後を埋めてゆくの ため息かき消されたままで あなたを遠くから見送った 積み上げた言葉の意味を 確かめて全て投げ出す

capsule pool

空回りしてく コルネットのように 最悪な気分で 両極に振れる 僕の目の中は いつか見たステレオタイプ let it go or carry forward 秒速で溶ける 早すぎる終わり デタラメな答え  書き殴るポーカーフェイス my eyes overuse on chair あべこべに写る 長い休み 飽きずに繰り返す スパイゲーム これが最上の退屈しのぎ 倒れそうなほど 激しく揺れて かき鳴らす 短い手 君はもう既に 茶化され始める うだるような 暑さを突

cerulean blue

ガラスの扉の前で 私の心は揺れ続け 乾いた唇から 零れ落ちたmemories 風に飛ばされてきた 小さな風船 始めから解ってた答えには 近づけずにいたから tell me why 強くなれた気がしてた 枯れた花 ちぎるように幕を閉じた 溢れてゆく 涙の行方探した 物憂い雨に濡れた 記憶の鍵また探してた 忘れかけてた何かを 不自然に思い出した cerulean blue あなたの冷たい手が 突然に全て切り裂いてゆく tell me why 強くなれた気がしてた 枯れた花

32℃の傷跡

君がくれた 優しい痛みが 今も胸の奥 そっと軋ませる 真新しいシーツに 一つだけ傷をつける 三度目の後悔が 滲む夜を埋めてゆく 何もなかったような顔で ありふれた言葉を囁く 意味のない感情が 心を支配してゆく 瞬きもせず失くしたもの 静かに君は数えていた あの日 答えを間違えたのは 少しだけ空が眩し過ぎたから 見えない扉 開けようとする 君のしぐさまだ 瞳離れない 枯れ果てた花 拾い上げて また夜を越えてく 君がくれた 優しい痛みが 今も胸の奥 そっと軋ませる