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ああ 時計の針逆に回す ご機嫌な風 湾岸線 滑り降りる僕たち 重大な情熱に 駆られたまま 不安な思いを 楽しんでいる ああ 手のひらから剥がれてゆくセロファンのような 運命を笑い飛ばす 僕たち 浮かび上がる 視線を投げかけてる バカげたエピソード 繰り返してく ささやかな好奇心 ピストルに詰め込んだ 退屈な出来事 忘れずにいたから ああ 時計の針逆に回す ご機嫌な風 湾岸線 滑り降りる僕たち ああ 手のひらから剥がれてゆくセロファンのような 運命を笑い飛ばす
ゆがんだ気配に ため息を混ぜて 銀色に錆びた 夕陽に溶かした ひとりでに刺さる 無数の棘が あなたの心を 記録してゆく 巻き戻してく 悲しい結末 想像の果てに 横たわる影 閉め切った窓に 反射し続けた ゆがんだ気配に ため息を混ぜて あなたの心を 記録してゆく
ぎこちない微笑みで 息を潜めて迷いながら あなたの右側 距離を確かめ歩いてく 説明できない 気持ちの震えは ふとしたはずみで あなたの心占ってた 零れる涙を そっと掬ってあげたくて 冷たい空気に 指先触れてみる 重ねた記憶を 少しだけなぞってみた いえない淋しさ 埋めてゆく事も出来た 駆け出す時間が 私を置いてゆく 必要無いほどの 強がり繰り返した 重ねた記憶を 少しだけなぞってみた いえない淋しさ 埋めてゆく事も出来た ぎこちない微笑みで 息を潜めて迷いながら
帰れない予感がした 広がってく足音の隙間に 時計の針 曖昧に揺れてる 別々の空白に眠れる 雨の音を 長い間待っていたのに 乾いてゆく la la la...触れない 二人の距離を 少し縮めてく la la la...あてどなく6月の海を 一人で歩いてゆく 誰も来ない狭い部屋で 軽いため息はどこへゆくのかな la la la...触れない 二人の距離を 少し縮めてく la la la...あてどなく6月の海を 一人で歩いてゆく 帰れない予感がした 雨の音は めまいの中