家庭教師の生徒が共感覚者だった話

課題とテストとバイトに追われてブログ更新が止まっていましたが飽きたわけではありませぬ。

家庭のお父様から頂いたハーゲンダッツグリーンティーを生徒と食べていると、

「算数だけ桁違いに疲れるんだよなー」

と、不満を言われた。彼は小4だが、とても賢く国語の文章題は間違えることないし、話も上手である(塾講師で早慶志望の小4を担当したこともあるのでわかる、普通の小4には日本語通じない)。教えるのが下手だからだろうか、と思ったがそれは誤りだと確信した。
食べ終わって割り算を解かせていると、

「7×7=49って暖かい部屋にいるイメージがしますよねー」

と、あるあるを言うテンションで誰も共感しないことを言われた。
心理学の授業を取っている僕はハッとした。

もしかして共感覚持ちなのでは??

共感覚は文字や数字に色が付いて見えたり、音を聞くと色が見えたりするなど、通常の感覚に加えて別の感覚が無意識に引き起こされる現象のこと。 多くの種類があり、文字や数字に色を感じる「色字」、音を聞くと色を感じる「色聴」などがあります。

試しに、「他に何かイメージがある数字とかある?」と聞いた。

すると「5は海のイメージがする、太は黄色のイメージがする。」と答えられた。
これでやはり確信がついた。彼は共感覚者だった。

そして彼が賢いのにも関わらず、九九が極端に遅いこと、漢字テストで平均以上取れないこと、全て辻褄が合った。彼はほぼ全ての数字、漢字に色を感じてしまうので集中力の欠如や過度な疲労が起こってしまうようだった。

んーこれからどう指導しよう😮

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