芸術家の為のTwitter大辞典(追記更新note)
こんにちは!作曲家のしょうたです。
始めてnote書いてます!先ず僕の事知らない人も多いと思うので、
軽く自己紹介。
内気な僕が作曲家を目指す→作曲家の弟子になる→ドイツ留学目指すが挫折する→作曲しながら他分野の芸術を学ぶ→借金背負ってバイト三昧生活で家族支える→「芸術家の生き方」に疑問を持つ→ビジネス学ぶ→「新しい芸術家の生き方」を広げる活動始動→音楽が世界配信決定!!
↓(改めました)
■9桁稼ぐ芸術家になる。そして芸術に革命を起こす■作曲家&芸術家専門のコンサルタント ■芸術×ビジネスで250万程マネタイズ ■コンサル生が続々マネタイズ成功 ■心に火を灯し稼ぐ為の出し惜しみ0”の情報発信 #芸術家の為のマネティズム
詳しいプロフィールはこちらも読んでみて下さい。
要するに、、失敗しまくって、行き着いた先がTwitterだった訳です。
これまでのTwitterの状況を捨てて新たに決意をして、2018年11月22日から広告用やプライベートの自己満ツイート満載だったアカウントではなく「生きる為の本気」で運用してきました。
そんな僕の目的は、
「認知されたい」
「芸術を広げたい」
「芸術の魅力伝えたい」
「音楽聴いてほしい」
「ファンが欲しい」
「しっかりとビジネスをして稼ぎたい」
○○したいばかりでした。もう野望しかなかったです。
しかし、野望は上手く伝えないと人を遠ざけていきます。
多くの人と同様に、あれやこれやと、Twitterの運用術を学んでは実践して、多くのnoteや多くの人が発信しているノウハウを実践しながら運営してきました。
しかし、同じ様にやっていても、
芸術家は埋もれてしまうんだろうなと思ったのです。
実績としては運用開始から4ヶ月で企画に乗っからずに1000人のフォロワーを突破して、ビジネス運用を行いマネタイズに成功して半年で300万円程マネタイズしました。
現在は法人の代表と作曲業と、コンサルタント(オンラインビジネス)を行なっています。
今回のnoteは上っ面だけの方法論を述べて行くつもりはありません。
芸術家がもっとTwitterを活用して、「強く生きていく」為に僕はこのnoteを書いているのです。
そして、フォロワーは増やすだけじゃ意味がないのです。
なので『芸術家がちゃんと熱狂を生み出して』
社会に依存する事なく創作を行い、活躍して行って欲しいと思っているのです。
なのでこのnoteの内容はたった1のフォローすらも尊いものなのだよと、その1の数字はあなたへの信用に繋がっている事なのだよと伝えながらも、具体的な実践方法を交えた、
「人対人を考えている芸術家の為のTwitterの教科書です」
なので、巷に溢れるフォロワーを増やし方ではありません。
僕自身が一番考えたのは「広義的(ビジネス的な面)を持ちながらもいかに芸術性を失わずに運用すべきか?」という事でした。
なのでTwitterを全て知り尽くしてこのnoteを書いているというよりは
「芸術家のスタンスを持ちながら試行錯誤の中で一番効果があった方法論」みたいなものです。
ですのでよく見るインフルエンサーや界隈にあるノウハウとは異なっているかも知れません。
そして、芸術家系のアカウントでは「純粋」に好きを追求しているものが多いのですが、ここに記載してある内容はその様な運用の方法ではありません。なのでそう言った運用をしたい方にはあまりオススメできないかもしれません。
それではノートとペンを用意して気合いを入れて読んでみて下さい。
(注:2019年11月4日現在では未完です。どんどん追記していくのでその都度チェックしてみて下さい)
第0章:対象者&Twitterの前提
そもそも芸術家とずっと言っているのですが、芸術家ってそもそもどんな人物なのかというと
「芸術系のスキルやノウハウを持っている人
(音楽、美術、文学、デザイン、写真etc.)等の「専門性に特化している」「専門的なノウハウやスキルを持っている」人の事
とこの記事では定義しています。
そして、Twitterを行う上での大前提が
人間関係を構築して楽しく運用していきましょう。ツイートもリプも出来れば中学生が分かるくらいの簡潔さとシンプルさを心掛けましょう。
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Twitter発信する際の「3つの教訓」
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1:難しい事を“通訳”する
2:抽象的な事よりも具体的な事を意識する様にする。
3:Twitterはマストと感じず、楽しもう。
第1章:芸術家は価値提供をしよう。
Twitter=呟きと根強い印象がありますが、「私用のツイート」「自己満ツイート」などのただの呟きや思いをツイートしても、人に届く所か話すら聞いて貰えません。
なので「喜んでもらう」「疑問や不安を解決してあげる」事、要は「フォロワーの行き先」をしっかり考えて運用を行いましょう。
「何を、誰に、どの様に伝えるのか?」
を考えて価値提供を心掛けて運用する事を意識しましょう。
具体的なツイートの内容は今後あなたの大切な「資産(コンテンツ)」になっていきますので、しっかり明確にして決めて行く事が大事なんですよね。ここでは僕が独自に行ってきた方法をここに書いておきます。
(ポイント1:)ツイートの方向性を分けよう!
1情報提供・ノウハウ型
2問題提起・教育パート
3信用提示パート
4無益パート
この4つにパートを分けてそれぞれ比重を変更したり、内容を変えたりトライアンドエラーを繰り返して行く事をお勧めします。
1:情報提供・ノウハウ型の解説
このパートの役割は「有益情報を出し惜しみ0で提供」を目的としています。あなたの持っている思想や価値観ではなく、具体的な事に絞りスキルや知識などのノウハウを分かりやすい言葉で発信していくパートです。
2:問題提起・教育パート型の解説
このパートの役割は「あなたのTwitterをやる目的」や「思いや目的」
「考え方や思想」をしっかり発信していくパートです。
芸術家は世界観やストーリーが大切なのでここの問題提起や
「現状この様な現実がある、だからこうして行くべきだ」などの思いを伝える事はとても大切で他パートの中でこのパートが一番大切です。
3:信用提示パート型の解説
このパートの役割は他のパートで発信している内容が「事実である事」を証明する目的になります。
「実績や成果」の開示をして「信用をしてもらう」パートになります。
このパートを発信しないと「本当にこの人やってるの?」「嘘ついてるんじゃ無い?」と信用をして貰うことが出来なくなる可能性があります。
はじめにも書きましたが、大事なのは、「信用を貯める人間関係構築」です。このパートを怠るのは厳禁です。持ってるスキルや技術を出来れば
「写真」「動画」「声」にして発信していきましょう!
4:無益パート型の解説
この呟きパートはこれだけでは何の意味もありませんが、他の3パートがあることによって対比が効くようになります。
(より、パーソナルな部分を出す目的だと思って下さい。)
2の問題提起・教育パートはあなたの思いや目的がメインだったのですが、ここでは「普段の日常」のあなたの姿を知ってもらう為のパートです。
これによって更に対比(別章解説)が効き人間味が出てきます。
もし反応が悪かったり、フォロワーさんが増えない場合はこのどれかが偏ってしまったり、バランスが悪くなっている可能性があるので割合を変えたり、配分を変化させて行く事が大切なのです。
このパート分け全体に心掛けなくては行けない事は
「読み手目線でたった一人の心に響かせる」と言う事です。
価値提供の公式;
【知識やスキル×世界観×物語×人柄×信用】=で届く人数や喜んでくれる人で=ファンになってくれる人です。
そしてこれは信用にも直接響いてきます。
ただ発信しても芸術家や作品の価値は分かって貰えないので「背景」や「思い」と絡ませて様々な要素を組み上げて発信する事が大切なのです。
(ポイント2:)マイナスな事、批判的な事は呟かない様にしよう!
時にはネガティブな気分になってしまうこともあるとは思いますが、出来る限りマイナスな事や人を傷つける事はしないようにしましょう。
せっかくあなたをフォローしてくれる方が居たとしても、
その様な面を見た途端フォローを外してしまう可能性もありますし、
現実世界と同様に節度を保って運用するのが大切なのです。
第2章:芸術家はたった一人の心を突き刺せ!
上述したツイートの戦略を練るのはとても大切なのですが、次に大切になるのが「誰に向けていくのか?」だと思います。確かにマーケティングにおいては「ペルソナ」「ターゲット」など様々な言葉が有りますが、
「他者にいい事を言わないと・・」と言う意識を一旦捨てて下さい。
最初はマーケティングという意識を捨てて、
「過去の自分自身」に向けて発信してみてください。
自分自身が響かない事が誰かに響くわけが無いからです。
最初の段階では“自分の理想とするイメージを具体的”に発信し続けていくと、自然にそれに対して共感するフォロワーさんが増えて行ったり、
アクションしてくれる人が増えていきます。
反応をくれた方々に対してさらに関係性を築いて行きましょう。
関係性がある程度固まって、リプやイイね、リツイートなどの反応が増えて来た段階で、フォロワーさんに向けて発信する様に変換していきましょう。
「芸術家がツイートで意識すべき6つのポイント」
・有りのままの自分の発信する
・圧倒的な専門性とスキルを写真や動画で見て感じてもらう
・価値観、視点(切り口)の軸をしっかり持つ(一貫性)
・嘘を絶対に付かない
・批判や否定はしない!
・分かりやすい言葉でフォロワーが求める内容をツイートする!
上記を意識しながらパート毎の発信をする事によって、確実にファンが増えていきます。仮に一気にドーンと伸びることはなくても「個別でDM相談」が来たり、深い話をしたり、など「濃い共感者」が現れて来ます。
第3章:芸術家は世界観と物語を前面に押し出そう!
芸術家にとって一番大切と言っても過言ではない、
「世界観」をしっかり構築する為には「アイコン」「プロフィール」「ヘッダー」「アカウントタイプ」をしっかり作る必要があります。
これは言わば外出して行く為に着る服の様なもので、
人がいつもみていると言う意識&どうしたら興味を持ってもらえるのか?の「他人から見た自分」を良くを考える必要があるのです。
1:アイコンについて
アイコンは顔出しでも、顔出ししなくてもどちらでも良いと思いますが、出さない場合は「イラスト」でも良いので「顔or人物像」が分かる物を見せていく事は大事です。
2:プロフィールについて
プロフィールでは芸術家は皆それぞれの専門的な世界にいなければ分からない経験や胸に抱いている思いがあると思います。なので、その世界観やあなただけの物語をプロフィールを構築して行きましょう。
Twitterのプロフィール欄は160字まで記載する事が出来ます。
このプロフィール欄をしっかり活用しましょう。
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「プロフィール作成の5つのパーツ」
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1:「実績」
2:「今までの経歴」
3:「発信内容」
4:「フォローするメリット」
5:「何故発信しようと思ったのかの経緯」
↑これにあなたの「歴史」にガシャンガシャンと当てはめて
構築して行きましょう。
そして、
『プロフィールの型』も考える必要があります。
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「2つの王道プロフィールタイプ」
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1:ストーリーテリング型(物語形式)
2:実績重視型
僕自身がこれまで実践した方法はストーリーテリング(物語形式)です。
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プロフィール構築の為の
「セブンストーリーフォーミュラ」
1:似ているスタート地点(現実とマッチ&共感)
=必要なマインドセット“絶対にエゴを捨て「晒す」”
2:チャレンジそして、失敗の連続
3:突然の出会い、発見
4:成功の連続(人生が変わる体験、発信を始めようと思ったのかの経緯)
5:完璧なメソッドの構築(科学的要素、歴史、実績、を入れる)
6:他の人も成功(実績確保&
7:上記を踏まえてあなたにそれを伝えて行きます。(次はあなたの番です)
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↑これらの要素を「自分の歴史」に踏まえて、
「物語を構築」すると良いです。
更に細かい「詳細プロフィール」も用意して、
「ブログ」「note」に書いてリンクを用意するのもより世界観やあなたの物語を知ってもらえるきっかけになるので準備は怠らないようにしましょう。
僕の場合は「過去→現在」×「暗→明」の時間と感情の変化を現したストーリーテリングの方法でした。
この方法は多くの映画や文学にも用いられていて、シェイクスピアの戯曲やベートーヴェンの交響曲でもこの土台の上に描かれているものが多くあります。
あなたの人生の出来事をまとめて1つのストーリーにまとめて
「分かりやすく簡単に」プロフィールに載せましょう。
ここは出来るだけ分かりやすく、より詳細のプロフィールや作品やアピールする為に他の媒体(YouTubeや自分のHP等)へ誘導するのも大切です。
Twitterでアピール出来れば、リンクから自分の発信を知られる1つになるのでしっかりとプロフィールは試行錯誤して一番良いものを使う様にしましょう。
実例:「作曲家しょうたのプロフィールのストーリーテリング」
内気な僕が作曲家を目指す→作曲家の弟子になる→ドイツ留学目指すが挫折する→作曲しながら他分野の芸術を学ぶ→借金背負ってバイト三昧生活→「芸術家の生き方」に疑問を持つ→ビジネス学ぶ→「次世代型芸術家の生き方」を広げるコンサル活動開始!
名前の横の@〇〇などは現在行なっている事や自分の肩書き、知ってほしい事などを記載する事が良いです。
某有名起業家さんから「プロフィール面白いですね!」と
声かけてもらったのでパッとわかりやすく伝わるかと思います。
是非参考にしてみて下さい。
芸術家は対比(コントラスト)を使いこなせ!
ここで言う対比(コントラスト)はTwitter上でユーザーさんと話す時の気軽さと本当に伝えたい濃厚な思いの2点の事を指しています。
上記でも書きましたが、Twitterは「人間関係構築」です。なので、伝えたい事は現実世界と同様に人と仲良くなってから伝えるのが当たり前ですよね。
出会って1分の人に急に深い話をしても「何言ってんだ?」となるのがオチですよね。なので先ずは「気軽に仲良く」を意識しましょう。
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『コントラスト効果の3ステップ』
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ステップ1:気軽で仲良く(認知&何だこの人!?)↓
↓
ステップ2:世界観やツイートに触れてもらう
(こんな人なのかと更に共感&熱量を伝える)
↓
ステップ3:熱量増加:また絡もう&相談してみよう!
ここで伝えているフォローまでの流れ
ツイート(リツイート)orリプでフォロワーさんと絡む→アイコンと名前、肩書き(@〇〇)で興味を持ってもらってプロフィールへ誘導→プロフィール文(URLで別媒体リンク誘導)とツイートで世界観を伝える→フォローorフォローしない
この様な流れでユーザーは「この人をフォローすべきか?」を判断します。なので世界観(プロフィールや個人媒体(ブログやYouTube等)とツイートや写真、動画)をしっかりコンテンツとして生産しながらも、
タイムラインでの「リプ絡み」で「プロフィール(URLで別媒体へリンク誘導)&ツイート」で世界観を見せるのです。
もしくはリツイートやイイねの拡散などで興味を持ってもらう為に、
「アイコン&名前&肩書き」をしっかり構築しながらも「普段のツイートとリプ」を怠らない様にしましょう。
タイムラインでのリプ絡みはフォロワーさんと仲良くなってしっかりと人間関係を構築しましょう。そして更にクローズドな深い話などは「DM」で話すのが良いと思っています。
『対比(コントラスト)をする事のメリット』
対比を作る事によってしっかり思いが伝わったあなたの「濃いファン」や「仲間」を作る事が出来る事によって拡散されやすくなります。(リツイート&イイねの増加)
リツイートについて:
リツイートされると、リツイートしてくれた誰かのタイムラインに自分のツイートが乗る事になります。フォロワーが多いインフルエンサーの人にリツイートされる事によってあなたのツイートにレバレッジ効果が生まれて何千、何万人の人が見る可能性があります。
ファボ(イイね)について:
ファボも同様ツイートがファボしてくれた方のタイムラインに乗りながらツイートの上に〜がイイねしましたと表示されるので人目に触れる量が増えます。
たった一人でもそれはかけがえのない大切なフォロワーさんです。結局は人間関係と信用、信頼が全てなので、先ずは気軽に話す所から段々と伝えたい事が伝わる状況をしっかり作る事が大切です。
要するに「土壌を開拓して種を蒔く」訳ですね。この作業を怠ってしまうと、イイねやリツイートなどの拡散もされずらくなってしまいますし、あなたの思いや伝えたい事がSNSの闇の彼方へ消えてしまいます。なのでしっかり人間関係を構築する意味でも手を抜かない事をおすすめします。
『対比の作り方』
対比(コントラスト)を作る場合に必要な事はギャップを考える事が大切です。「リプで絡む→プロフィール&ツイートで興味促進→フォロー」の流れをしっかり実現していく為には「気軽さと本気度の距離」が遠ければ遠いほど効果が強まります。
芸術家は神業スキルを存分に披露すべし!
自分の持っているスキルを「動画」「画像」を用いて、「どんどん証明」していきましょう。ツイートでも良いのですが、「人を巻き込む」事を考えましょう。
Twitterで人を巻き込む為に多くの人の目に触れるきっかけを作れるのが
Twitter独自の文化である「企画」と言うものです。
しかしこの企画でよく見る数増やしのリツイート&フォロー系で行うのは芸術家にとってもったいないんです。
ポイント1:独自の切り口を混ぜた企画を立てよう!
独自の企画とは、あなたの専門分野を絡めた企画の事です。あなたの特技やスキルを前面に押しだしながらも、「多くの人が参加しやすい」「してもらったら何か嬉しい」と思える企画を行なうのが一番良いでしょう。そして企画は信用される事が大切なので利益は目的にしたらダメです。
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企画の2つのパーツ
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1:「あなたの特技や有料級の内容」
2:「人に喜ばれる事」or「求めている事
ポイント:認知をしてもらうきっかけそれが企画と考えよう!
企画はあなたの事を知ってもらえるきっかけに繋がります。そして、「面白そう」「興味が湧く」そして一番大事なのは、
『気軽に楽にフォロワーにメリットがある様に』です。
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企画に必要な4つのマインドセット
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1:最低限の常識&マナーが守れる人だけを相手にする。
2:ギブ精神は捨てて、あくまでも価値提供として対等で行う。(アレコレ注文する人はスルーでOKです)
3:あくまでも“認知”が目的。
4:価値を感じて貰う事だけに全力を捧げる
↑この4つを意識しながら「あなただけの独自の企画」を行なって、
世界観や思いを伝えて行きましょう。
実例:『作曲家しょうたが行った企画』
1:【50人の為の無料音楽制作企画】
この企画は当時フォロワー500人前後だった作曲家しょうたの行った最初の企画でした。普段の発信を見ていてくれたフォロワーさんがリツイートをしてくれた事がきっかけだったので、「価値提供」×「特技」はとても大切な事を痛感しました。
そしてこの企画のコンセプトは「クラシック音楽ってあんまり人が聞かないし、ピアノの音楽は日常から遠いのかな?」という事から「それなら!その人の為に作曲したら聞いてくれるのかな?」と思いこの企画を始めたのです。
2:【800人フォロワー記念企画あなたの事を即興でピアノ演奏します】
この企画は僕の音楽性を知って貰いたいと思ったのと、その人の印象を画面上の目の前で音楽に変換すると言う企画でした。ビデオを前にその人のプロフィールやツイートから思いつく音楽を録音しました。
芸術家は“完璧を捨てろ”
クオリティを上げる事はとても大事です。作品だったり、自分のやっている事へのプライドや誇りは必ずしもあると思います。
しかし、『見せ方』『伝え方』
を考えなくては、現代では残念ながら見向きもされないのです。
例えば、
〇〇をするには、いくらTwitterであれど、完璧な物を用意する必要がある。
↑創造的完璧主義は必要なものなので、芸術家としては100点ですが、ビジネスや見せ方を考えるならば、ちと間違ってるんですね。
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『芸術家が持つべき5つのスタンス』
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1:毎日継続出来るレベルでやる。
2:時間が掛からないものをやる。
3:他者の視点を知る
4:クオリティよりも中身
5:圧倒的な想いとスキルを価値提供する。
6:他者を愛する(決して見下さない)
↑を意識して、『完璧を保つ』のではなく、
『フォロワーが喜んでくれるには?行き先は?』
『価値を感じて貰えるにはどうしたらいいのか?』
↑以上の2点にフォーカスして行きましょう。
(↓続く:随時更新&追記して行きます)
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[ 別冊付録]「芸術から学ぶ世界観の作り方」
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一言で「世界観や物語」と言ってもどうやって作ればいいのか分からない。
そもそも、世界観ってなんだ?
と思う方も多くいらっしゃるかも知れません。
でも、僕自身参考にしたのは「Twitter」の中からでもなく、
ネット上のものではなかったのです。
それが一体何だったのかというと、
「これまで出会ってきた芸術作品や芸術家」でした。
例えば、大好きなベートーヴェンやバッハやモーツァルトなどのクラシックの作曲家や様々な映画や絵画や小説などの「芸術」からでした。
その作品や人物達は「数百年数千年も残り続ける力」があると思ったのです。そこまで時流に逆らい続けてきた彼らの作品や人物像には、「何か秘密がある」と思ったのです。
で・・・それで私は一体どうしたらいいの??
となってしまうかも知れないですが、ノウハウなんてものは無く、テクニックってものもありません。
「良い芸術作品」や「芸術家」って「一本筋(一貫性)」があるのです。
例えばベートーヴェンの場合、「歓喜」という自分が追求するべき事に対して、「生涯を通じて」追い続けました。
それらを「実現するべく」彼は、ピアノソナタや交響曲などの様々な作品を作り、哲学や思想などの学問を学び、
自分の人生とは?作品とは何なのか?そもそも芸術とは何なのか?
という問題に真摯に向き合った結果、音楽家としては大成功しました。
しかし、人生では不幸な事ばかりでした。
彼はスパルタ教育で嫌になった音楽で何とか仕事をして、
17歳で一家の主人になり、
呑んだくれた親父と、弟二人を養いました。
程なくして愛する母を亡くしました。
そんな辛い時、「シラー」という詩人・思想家の詩を読み、
心に衝撃を受けたと言います。
そこで「歓喜」という言葉に、その詩に心を奪われたのです。
その頃ベートーヴェンは青年でしたが、
それから30年という長い時間を経て、
作曲家なのに難聴になり、
慢性的に胃腸の持病を抱え、
癲癇を持ち、癇癪を起こし、
恋愛も人間関係も難聴によって上手くいかず孤独を感じ、
甥とも上手く信頼関係が気づけず、
そんな人生のあらゆる「苦難」「苦悩」に対して
ベートーヴェン自身。自分の純粋無垢に嫌になって、
自殺を決意したのです。
ベートーヴェン「ハイリゲンシュタットの遺書より抜粋」
「社交の楽しみにも応じいやすいほどに熱情的で活発な性質を持って生まれた私は、早くも人々から一人遠ざかって孤独の生活をしなくてはならなくなった。
折に触れて、これら全ての障害を突破して振る舞おうとしてみても、私は自分の耳が聴こえない事の悲しさを二倍も感じさせられて、なんと苛酷二押しも出されねばならなかった事か!
しかも、人々に向かって、
「もっと大きい声で話して下さい。叫んでみて下さい。私はつんぼですから」と言う事は私にはどうしても出来なかったのだ。」
(省略:)
「とはいえ、時々は人々の集まりへの強い憧れを感じて、出かけて行く誘惑に負ける事があった。けれど、私の脇にいる人がフルートを聴いているのに、
「私には全く何も聴こえず、誰かが羊飼いのうたう歌を聴いているのに、
私には全然聴こえない時、それはなんと言う屈辱だろう!」
度々、こんな目にあった為私はまったく希望を失った。」
「芸術の天才(ベートーヴェン自身の事)を十分に展開するだけの機会をまだ私が持たぬうちに死が来るとすれば、たとえ私の運命が苛酷であるにせよ、死は遠く来過ぎると言わねばならない。今少し遅く来る事を私は望むだろう。
しかし、それでも私は満足する。
死は、私を果てしのない苦悩の状態から解放してくれるではないか?
来たい時にいつでも来るがいい。
私は敢然と死を迎えよう。
(中略:)
おお、神の摂理よ。
歓喜の澄んだ一日を一度だけでも私に見せて下さい。
既に久しく、まことの喜びの深い反響は私の心から遠ざかっています。
ベートーヴェン「ハイリゲンシュタットの遺書」より引用
大分「Twitter運用」や「世界観」から話はそれているんじゃない?
と思っている方も中にはいるとは思いますが、
つまり、
本当の世界観は作ろうと思って作るものではないのです。
よく言われているのは「イメージカラー」を決めて「サブリミナル効果」を狙ったり、理念やビジョンを明確に決めてブランディングするのもいいと思うのですが、僕はそれについては「フェーズ」が低い内にやるより、
1:先ずは行動&継続
2:小さな成果
3:少し大きな成果
↑この「第3フェーズ」で少しづつ固めるべきだと思うんですよね。
これを読んでもらえば、ベートーヴェンが「何に苦しみ」「何故自殺しようとしたのか?」が伝わってくると思うのです。
しかし、彼は「追い求めるものに対して一生懸命」に向き合っただけです。
この絶望の状況から22年後「歓喜」を自分自身から生み出しました。
ハイリゲンシュタットの遺書を書き、ベートーヴェンは死のうと決意しますが、
「歓喜」この言葉と「芸術」だけが彼にとっての救いでした。
芸術が、歓喜が、彼を生かしたのです。
そして、孤独と絶望の中でようやく創り上げた作品が、
「ベートーヴェン交響曲第9番」という作品なのです。
それまでの他の作品は「この作品を作る為の通過点」という、
認識で時間を隔ててやっと「人生かけての大仕事」を終えたのです。
「苦悩を乗り越え、歓喜に至れ!」
という彼の言葉は彼の人生、生き方、在り方、思想、価値観などは、
勿論ですが、全ての作品にも反映し、そして最終的に「第九」に結実したのです。
一言で言うと・・・要するに・・・
「思考と感情と行動と発言を全て一致させる」という事です。
そこに在り方と一貫性が生まれて、
「この人はこんな人」だと言う認識が生まれてくるのです。
つまり、自分との約束を絶対守り、日々研鑽し続ける姿を
「証拠提示」「情報提供」「愛と鍛錬の精神」を続けてやっと・・・
「その人なりの世界観」が出来るのです。
ベートーヴェンの例を挙げるならば、
『歓喜への道のり』
1:「苦悩の象徴」の様な男が「歓喜」をどうしても表現してみたかった。
2:でも苦しくて人生を諦めて自殺しようとした。
3:芸術だけが生きがいで、まだ死ねないと絶対にやり抜こうと決めた。
4:ようやく30年越しに作品が完成した。
↑「ここに人間ドラマと世界観」がありますよね。
つまり、簡単に世界観を語るべからず。
周りに流されず日々の研鑽と自己と他者への愛の精神の結実が「本当のカリスマ」作られた世界観ではなく滲み出てくる「本当の世界観」を生むのです。
(ー完ー)
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