ClubhouseのTalk ModeとMusic Modeをスペクトルアナライザーで比較してみた
ありものの機材とDAW(Cubase)のスペクトラムアナライザーを使って、検証してみました。あくまで素人の考察なので悪しからず。
検証条件
配信側でモードを変更しながら音(ホワイトノイズとピンクノイズ)を流してみました。(機材構成は前回の投稿を参照)
受信側はルーム内でスピーカーとして参加して、オーディオインターフェースに音を入力し、DAWで音をモニターしました。
※ここでは検証してませんが、スピーカーとリスナーでも音質が違います。
Clubhouseの規約で音声の録音はできないのでリアルタイムで解析してスクリーンショットを撮りました。
結果
ホワイトノイズ
ピンクノイズ
考察
・ホワイトノイズやピンクノイズの元々の周波数成分を考えると
そもそもどちらのモードもイコライジングされているようです。
人の声の周波数帯が概ね100~1000Hzと言われているので、
それ以外の帯域を自然に抑えたということでしょう。
・Talk ModeのほうがMusic Modeに比べて低音域がより抑えられていた。
より人の声が聞こえやすいように調整されているのだと思われる。
高音域については特に違いは現れず。
・Talk Modeは音圧調整のエフェクト(コンプレッサー?リミッター?ノーマライザー?)が掛かっているように感じる。
データ量を多く使って音質を上げるというよりは、人の声をより聞こえやすくするか、音楽を忠実に再現するかでエフェクトのかけ方を変えてると自分は理解しました。ご参考までに。
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