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さよなら1700系

概要


能勢電1700系は阪急の名車の一つ2000系で1990年に能勢電鉄に譲渡された際に1700系になりました。9編成36両を譲り受けアルナ工機で改造を行いました。改造の内容は車両のワンマン化、方向幕の設置、600Vへの降圧です。この車両の導入で能勢電鉄の冷房化100%を達成しました。運転台は昔ながらのデットマンでした。制動装置は電磁直通ブレーキ、主電動機はSE-572Bです。登場時はオレンジとグリーンの新塗装で写真を見ると近鉄12200系、12400系、ビスタカーこと30000系に似ている感じの塗装でした。オレンジの意味は「躍進と希望を」、グリーンは「沿線の緑」をあらわしたものです。

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能勢電鉄走行シーン集第2弾 - YouTube

1700系の詳細↓
能勢電鉄1700系電車 - Wikipedia

1700系の運転台、左の金色のハンドルみたいなものがマスコン、右の白色の柱みたいなものがブレーキ


ブレーキに上の棒状の取手を付ける


1700系の顔左上の方向幕は改造時に搭載したもの

1700系の最後


1700系は2018年にデビューした能勢電の新鋭7200系によって置き替えられていきました。2022年には12月のダイヤ改正に伴い1754F、1756Fが運用終了のため撮影会が行われました。2023年の4月時点で1705Fが残っていたのですが、もしかしたら廃車になったかもしれません。

最後の編成1705F


日生中央にて


1700系の記念グッズ
絹延橋〜滝山間の出在家町第三踏切
滝山〜絹延橋間にある歩道橋

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